1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 12:17:39.12 ID:
BpMjQwtJ0 上条 当麻 / 5:54:44
目覚まし時計が鳴った。
上条当麻は時計を叩きながら起き上り、しばらくぼーっと部屋の壁をみつめる。
上条(あー、何か全然寝足りねーな。やっぱ夏場は暑くて駄目だ、エアコン買おうかな……)
……うちのエンゲル係数がもう少し下がってくれればな……)
横目で、大喰らいの居候の寝床を覗き込む。しかし。
上条「…あれ? インデックス? どこだ?」
居るはずの女の子が居なかった。
昨晩は確かにそこで寝ていたのを確認したのだが、今は布団以外に寝そべっているものは無い。
上条「おかしいな、この時間ならまだアイツは寝てるはずなんだが……って、あらら?」
時間を確認しようと目覚まし時計に手を伸ばす。
時計が示している時間は、6時前だった。目覚まし時計は普段7時にセットしているはずなのだが。
上条「ってかよく見たらまだアラーム鳴ってねーじゃん。
……んー?」
上条は顎に手を当てて、少し考え込んだ。
その時。
―――ォォォォォォォォ―――
音が聞こえた。
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