1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:20:02.50 ID:
auKbwg300 幼馴染
「もう眠いんだから用事あるなら早く言ってよ」
>>3
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:20:27.35 ID:BsEYZVI/0
kasoku
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:20:33.94 ID:F97+pPvP0
あうあうあ
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:21:31.04 ID:/VfLuYp40
おちんぽみるく
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:22:27.59 ID:auKbwg300
男
「あうあうあ」
幼馴染
「…は?もういい切るから」
―――しまった。
俺は何を言ってるんだ。
こんなしょーもない事のために電話したんじゃないだろ?
>>6
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:23:13.57 ID:se7bTB4g0
パンツの色だけパンツの色だけ教えてプリーズ!
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:23:43.11 ID:95NA2VPNO
黙って股開け
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:25:59.32 ID:auKbwg300
男
「パンツの色だけパンツの色だけ教えてプリーズ!」
……。
あ、切られる。
幼馴染
「…ふっ……それいつも聞くけど知ってどうすんの?ばーか」
鼻で笑われた。
電話越しに聞こえてくる声はさほど怒ってないようだ。
どーも本題に移れないのは俺の悪い癖だ……。
あの事、言わなくちゃ駄目だろ!俺!
>>11
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:27:23.05 ID:6NdtYJK80
kskst
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:28:34.33 ID:+yQyk4DIO
迷惑そうだから切れよ
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:28:43.22 ID:xMwtSlK4O
アナルは名詞とちゃうんやで
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:29:40.84 ID:+6IvSMg/O
もう濡れてんだろ
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:31:35.45 ID:auKbwg300
男
「アナルは名―――」
…ツーツー。
切られた。
唐突に切るのはあいつの悪い癖だ。
切られて当然ではあったけども。
…どうしようか、もう一度かけるべきか…。
>>16
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:32:31.80 ID:A6jDyCIq0
ksk
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:32:50.74 ID:g5KU6Thr0
kskst
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:32:53.67 ID:QrEN5m0K0
直接家に行っておちんぽミルクをかける
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:33:33.27 ID:95NA2VPNO
アクティブだな
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:38:02.41 ID:lOBfnrpt0
すばらしいスレを発見してしまったが勢いが止まっている
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:38:58.47 ID:auKbwg300
男
「……よし!仕方ねえ!」
俺は勢いよくベッドから立ち上がった。
こうも電話攻撃が上手くいかないなら仕方ない、直接本人の家に行くまでだ。
俺はほぼ全裸状態からものの1分もせず身支度を整えた。
といってもジャージとニットキャップを被るだけだが。
男
「……2時か。さすがに寝てるだろうな」
窓を開けると2月の冷たい風が頬に触れる。
乗り越えてベランダに出ると、隣の家のベランダに静かに乗り移る。
そう、あいつの家は目と鼻の先……どころかもうほんとにお向かいさんだ。
いや、待てよ。
こんな夜這いみたいな事して本当にいいのか?
たぶん怒られる。口も聞いてもらえないようになるかもしれない。
その後のキャッキャウフフな展開は望めないかもしれないんだぞ?
いいのか?俺!
>>22
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:40:16.57 ID:iASGxz9I0
ksk
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:40:52.27 ID:lOBfnrpt0
kskst
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:40:54.15 ID:QrEN5m0K0
冷静になって考え、電話をかけることにした
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:41:17.65 ID:7PmUItgU0
>>22
いいぞいいぞ
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:41:19.80 ID:6NdtYJK80
>>7
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:44:47.83 ID:g5KU6Thr0
まて、2時に電話するのも嫌われるんじゃ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:45:36.01 ID:QrEN5m0K0
>>25
俺もそれは思った
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:45:56.90 ID:A6jDyCIq0
もう嫌われてるじゃないか
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:46:44.56 ID:auKbwg300
男
「…………………」
考える。考える。考える。
人んちのベランダに寝巻き姿で頭を抱える俺。
これはどこからどう見ても立派な不審者にしか見えないだろう。
今パトロールの警察官にでも見つかったならすぐに職質を受ける事になり、
更にそれが広まって親やあいつにも迷惑がかかり、きっと暖かいカツ丼が………
男
「ちがうだろ!」
思わず自分でつっこんでしまった。
しかし余りの声のでかさに自分でも驚いた。
まずい、これはあいつが起きるかもしれない。
俺は急いで自分の部屋へと戻り、窓を閉めた。
男
「……やっぱり、もう一回電話しよう。ちゃんと話したいし」
今時の若者らしからず、携帯にあまり依存心のないあいつの事だから、
ぐっすり寝てたら恐らく出ないだろう。でも、かけないよりマシか。
俺はリダイヤルを押し、通話ボタンをゆっくりと押した。
あぁ……出たらまずなんて言えばいいだろうか。
>>32
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:46:45.28 ID:7PmUItgU0
>>25
そっから卍解するんだ
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:49:06.13 ID:waLn8gA30
ksk
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:50:51.72 ID:QrEN5m0K0
kskst
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:50:59.41 ID:0BfucSFN0
生きても後2、3年!!死ね!死にさらせ!!
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:51:45.88 ID:K9SNuGMs0
好きだ!SEXさせろ!
34 :レス続きます:2010/02/23(火) 06:56:43.60 ID:auKbwg300
二度、三度、四度……。
コール音が重なるほどに俺の体温は上がっていく。
なんだ、これは緊張か?緊張してるのか?
やばい!なんだか猛烈にやばくなってきた!!
ベッドの上をごろんごろんと転がりまくる俺。もういい変質者だ俺は。
―――ガチャ
幼馴染
「……んー……もし…も…し」
出た!出やがった!出ないと思ってたのにこのヤロウチクチョウ!
男
「生きても後2、3年!!死ね!死にさらせ!!」
うおおおおおおおおおお何言ってんの俺えええええ!!!
―――プツ…ツーツー。
…………終わった。
何もかも終わった。
俺はさっきまでの爆発せんばかりのテンションとは打って変わって、
情けない姿勢でうつ伏せになったまま、泣いた。
緊張するとわけのわからない事を叫んでしまう己の馬鹿さを呪って、泣いた。
きっと朝は来ない。いや、来るな。学校は休もう。もう顔も合わせられない……。
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:57:34.64 ID:QrEN5m0K0
クイックロード中.....................
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 06:58:43.35 ID:9rkxsAIJ0
しえん
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:00:35.64 ID:95NA2VPNO
終了
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:01:36.45 ID:auKbwg300
―――チュンチュン…
男
「……行ってきます…」
母
「何すっとぼけた顔してるのよ!しゃきっと行ってきなさい!」
―――ゴンッ!
男
「いってえ!いてえな!いってきます!」
母さんの拳骨をくらってしまうほど俺はすごい顔をしていたらしい。
そりゃそうだ、もう俺には生きる希望が無い……。
俺は電柱や壁に張り付きながら辺りをキョロキョロと見渡して、
あいつが居ないか確かめながら歩く。
今日はどうやら先に行ったようだ。
ほっと胸をなでおろし―――
幼馴染
「ねぇ、何してんの?」
!!!!!!!
やばい、これはやばい!な、何て言えば良いんだ!
>>42
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:02:59.37 ID:6NdtYJK80
>>19からクイックロード
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:03:54.26 ID:or/Zu4d10
おはようございます、綺麗なお嬢さん
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:04:08.75 ID:95NA2VPNO
はじめまして!
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:04:12.58 ID:QrEN5m0K0
昨日はすみませんでした
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:04:12.64 ID:0BfucSFN0
馬鹿め……っ!
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:04:30.33 ID:C24nEJXAO
クラスの女のこと好きになっちまってよ・・・
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:04:54.96 ID:6NdtYJK80
き、昨日っつーか昨夜は、悪かったな
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:05:48.22 ID:2+sCXsOp0
>>42
良い展開だ
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:07:32.66 ID:9lrRM2S/0
テラ素直ww
48 :レス続きます:2010/02/23(火) 07:09:08.89 ID:auKbwg300
男
「昨日はすみませんでした」
謝ろう。とにかく謝ろう。
少なくとも謝らなければ俺は人間として終わってしまう。
下ろした頭が上げられない。怒ってるあいつの顔は、とても怖い。
幼馴染
「……へ?何が?」
男
「……え?お、覚えてないの?」
幼馴染
「電話の事?パンツがどーのってとこあたりから全然覚えてない!何、何か変な事言ってた?」
助かった……!神様はまだ俺を見放しては居ないようだ。
いつもと同じキラキラとした笑顔で、俺を見つめてくれている。
男
「い、言ってない言ってない!!い、いこーぜ!」
なんだか猛烈に照れくさくなって俺は目線を反らして歩き出した。
幼馴染
「…?変なの。あ、あたしコンビに寄ってから行くね」
49 :コンビニね、脳内訂正頼む:2010/02/23(火) 07:15:30.29 ID:auKbwg300
男
「お、おう!じゃあ先行ってるから」
乾いた風に揺れる綺麗な髪。赤いチェックのマフラー。
今日はいつもより……可愛いな、あいつ。
交差点で別れて、横断歩道を渡る。白だけ渡れば……上手くいく!なんてな。
すると後ろから朝の喧騒を掻き分けて、大きな声が響いた。
幼馴染
「あー!男ー!今日はー!白だよーーー!」
男
「なっ……!ば…かやろ…!」
何故か俺が恥ずかしい。
満面の笑みで手をブンブン振っている。
こういうちょっと馬鹿な所が好きなんだろうな、たぶん。
よし!今日こそ言うぞ!でも何時だ、何時言おうか……
学校?昼?放課後?また電話か?手紙……いや電報か!?
>>53
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:17:52.58 ID:9p4LyX+N0
何この楽しそうなスレ
ksk
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:19:02.09 ID:oC/kBxCv0
kskst
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:21:41.28 ID:MtXbiWK50
踏み台
kskst
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:21:48.90 ID:7PmUItgU0
今だ!!!
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:22:19.60 ID:gFLiqyL2I
今すぐ!
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:23:33.95 ID:0BfucSFN0
少しの隙で安価取られるから困る
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:28:12.30 ID:auKbwg300
男
「今だ!!!」
突然の声に前を歩いているサラリーマンにぎょっとされてしまった。
すいません、お仕事ご苦労様です。
そうだ、今日のあいつは妙に機嫌がいい。
もしかしたら、今言うのが一番効果的なんじゃないだろうか。
男
「……よし…!」
上手く渡りきれた横断歩道にもう一度向き直る。
この信号が変われば、歩き出して、追いかける。
どうなるかわからないけれど、きっと何かは変わるはずだ。
でも……緊張する。信号よ、まだ変わらないでくれ。
こういう話をする時、何か持っていったほうがいいんだろうか。
ポケットを漁っても、携帯と財布(中身は1万)と…なんだこれ、包み紙に包まった食べ終わったガム。
どうしよう、もう信号が変わる。
何か買うなら……何を買うんだ…?それとも着の身着のまま、一気にいこうか?
>>61
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:30:25.26 ID:0M5hdDqg0
kskst
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:32:29.27 ID:or/Zu4d10
彼女はなんて答えるだろう…
不安と期待を抱く僕に向かって、一台のトラックが突っ込んできた
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:32:53.96 ID:oC/kBxCv0
ゴム
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:34:31.29 ID:MtXbiWK50
kskst
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:34:35.70 ID:0BfucSFN0
包み紙に包まったガムを幼馴染の顔面に投げつける
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:36:00.93 ID:6Gn5N5Bo0
進んでるのか戻ってるのか、展開が左右しすぎだな
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:40:19.32 ID:auKbwg300
男
「包み紙に包まったガムを顔面に……」
しまった!緊張のあまりまた危ない妄想にふけってしまっていた。
気がつけば信号は青だ。俺は急いであいつの後を追いかけた。
―――数分後。
いた。
近所のコンビニから丁度出てくる所だ。
あくまでも自然に、ごく普通に……。
幼馴染
「あれ?何やってんの?先に行ったんじゃなかった?」
可愛らしい小さなパックのジュースを飲みながら、大きな瞳をきょろきょろさせている。
落ち着け俺!ここが大事だ、どう切り出すんだ?
ともかくここじゃ話なんて出来ない……。
公園とか…どこがいいだろうか…
>>67
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:40:20.93 ID:H0fz75qt0
全アイテム消費は脱出ゲーの基本だよな
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:42:50.87 ID:eZomslWj0
幼馴染の股からあふれるジュースが飲みたい
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:44:19.33 ID:C24nEJXAO
有無をいわさず全力で殴った
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 07:44:23.66 ID:0BfucSFN0
幼馴染の友達の親戚の家
68 :レス続きます:2010/02/23(火) 07:52:46.03 ID:auKbwg300
そうだ、この近所にこいつの友達の親戚の家があったはずだ。
随分遠くの知り合いに思えるが、その家は親同士が仲が良い。
丁度いい具合に不気味な垂れ柳が生えている家で、雰囲気も良い。
そうだ、垂れ柳といえばどうしても幽霊を想像してしまう……。
あれは確か垂れ柳の揺れる様が女性の長い髪が揺れる所と重ね合わせて……
幼馴染
「ちょっと!どしたの?ぶつぶつ言って……」
男
「えっ!?ジュンジが!?」
幼馴染
「はぁ?毎度だけど、頭大丈夫?」
しまったまたやってしまった……。
どうして緊張するとこう意味の分からないベクトルへ思考が飛んでいくのだろうか。
幼馴染
「んー……ねぇねぇ、ちょっと、あそこ、行かない?」
俺の不審な行動は意に介さない様子で、にっこり微笑む。
男
「あ、あそこ……?それって……おわっ!」
いまいち飲み込めない俺の腕を半ば強引に引っ張って、歩き出す。
細い指の感触と、ふわふわと香る甘い香りに、俺はなすがまま引っ張られていった。
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:03:08.12 ID:auKbwg300
幼馴染
「んー……!はぁ!」
真っ白な太陽の光を浴びながら、白い息を吐く彼女。
連れて来られたこの場所は、幼い頃よく二人で遊んだ、街を見下ろす小さな空き地だった。
幼馴染
「なっつかしーねー?この土管、まだ入れるかな?」
子供のように小さなな土管を覗きこんでいる。
枯葉の積もった土管には、今ではもう、とても入る事なんて出来そうにない。
男
「なっつかしいなぁ……。全然変わってないな、ここ」
幼馴染
「……で!どうした少年!何を悩んでいるんだい?おねーさんが聞いてあげよう!」
俺が腰掛けている隣に、ちょこんと座る。
おねーさん、なんていうには随分小さい気もするけど。
俺は胸に秘めた想いを見透かされているようで、なんだか顔が熱くなった。
男
「なんだよそれ……」
なんて言えばいい……今しかないだろ、俺!
>>76
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:06:28.32 ID:6Gn5N5Bo0
ksk
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:09:03.95 ID:or/Zu4d10
アッアー
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:15:46.38 ID:lOBfnrpt0
全力でkskst
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:15:52.00 ID:auKbwg300
眠い。寝るよ
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:16:52.63 ID:ZOJPiiAcO
kskst
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:17:29.92 ID:gFLiqyL2I
My black enjel woo...
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:18:21.14 ID:or/Zu4d10
すきだあああああああああああああああああああ
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:20:40.84 ID:wKbu2R1T0
え
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:20:54.92 ID:RHPRsbqnO
えっ
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:21:49.72 ID:KWM63Y1WO
えっ
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:22:11.40 ID:6Gn5N5Bo0
えっ
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:23:38.98 ID:or/Zu4d10
えっ
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:24:53.66 ID:FS8Gg/IY0
えっ
83 :眠いけどもうちょい続きます:2010/02/23(火) 08:25:27.10 ID:auKbwg300
幼馴染
「んー、だってなんか今日変だよ。昨日も突然電話してきてもごもごもごもご……」
自分の白い息を見つめながら、隣で笑う彼女。
いつからか、こいつは俺の幼馴染から、気になる女の子に。
そして、いつからか大好きな女の子に変わっていった。
もやもやする気持ちは、もう喉元まで溢れそうになっている。
幼馴染
「ほらほら、言ってみ?なーんでも聞いて……」
言う!言うぞ!
男
「すきだあああああああああああああああああああ!!!」
幼馴染
「……!!」
―――あああぁぁぁ…
青い空に、フェードアウトしていく俺の叫び。心からの、叫び。
気取った事は出来そうにないから、俺は、叫んだ。
男
「…………好き……なんだ、お前の事」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:25:43.40 ID:gFLiqyL2I
えっ
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:29:57.56 ID:pB2ygCHv0
えっ
いいじゃん
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:29:58.75 ID:fvWgEWmzO
えっ
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:31:27.29 ID:rPiN4Afm0
wktk
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:31:40.29 ID:JrC1ErDG0
えっ
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:32:43.97 ID:or/Zu4d10
あ……えっ
よかったよね、いいよね
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:33:16.31 ID:6Gn5N5Bo0
これからが更に気になるところ
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:33:46.74 ID:xwoj6oxr0
GJ! これで満足か?
92 :眠いけどもうちょい続きます:2010/02/23(火) 08:33:49.65 ID:auKbwg300
幼馴染
「………………あ……えと……」
肩で息をする俺を見上げながら、彼女はきょとんとしていた。
そりゃそうだろう、突然の告白、しかも大絶叫ときたら、唖然とするに決まっている。
俺は、想いを吐き出したからか、幾分か心が軽くなっていた。
もう、後はなるようにしかならない。
男
「……いつから…とか…、そういうのはわかんないけど…、好きになってた」
無音。何も聞こえない。
目の前に居る少女と、想いをぶつけ続ける俺しか、その場にはなかった。
男
「いきなり、ごめん。お前がどう想ってるかはわかんないけど……」
そこまで言うと、俺は言葉が続かなかった。
彼女がすっかり、俯いてしまったから。
もう俺の中にたぎっていた炎は、もやもやと白い煙だけを残して、消えた。
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:34:28.25 ID:VJTB8RcE0
この間、わずか5秒弱。
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:39:00.70 ID:auKbwg300
男
「…………」
幼馴染
「…………」
沈黙と、吐息。
彼女が口を開くまでの間は、一秒にも、何十年にも感じられた。
幼馴染
「…………寒いから」
小さな小さな声。
静寂の世界は、その小さな声で打ち破られた。
俺はその時初めて、自分が呼吸をしていない事に気づいて慌てて酸素を吸い込んだ。
男
「……え?」
相変わらず彼女は俯いたまま、こちらを見ようとしない。
幼馴染
「………寒いから、こっち来てよ」
俯いた顔を、さらに自分の膝に押し付けて呟いた。
俺は……どうしたらいいんだ?これは、行けばいいんだろうか……。
>>98
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:39:36.16 ID:pB2ygCHv0
?「ネガティブハートにロックオン!」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:39:38.72 ID:rPiN4Afm0
だが断る
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:40:07.52 ID:oC/kBxCv0
ksk
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:40:29.14 ID:rPiN4Afm0
むしゃぶりつく
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:42:14.47 ID:xwoj6oxr0
>>98
うおおおおおおおおおおお!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:43:00.41 ID:r2JCdlj+0
期待!!
101 :眠いけどもうちょい続きます:2010/02/23(火) 08:49:52.59 ID:auKbwg300
OKって事なのか……?これは。
そう考えると、心の奥で小さくなった彼女に飛びつきたい欲望が湧き上がってきた。
俺はゆっくりと彼女の隣に座る。
さっきよりは、少しだけ距離を離して。
幼馴染
「…………」
痛い。ものすごく心臓が痛い。
この静寂ほど、俺の胸を痛めつけるものは存在しないだろう。
俺は俯いたままの彼女の後ろに、ゆっくりと手を回す。
―――抱け!抱いちまえ!
そっと肩を抱くとか、その程度の願望じゃない。
風が運んで来る甘い香りに、俺はおかしくなりそうだった。
もう、駄目だ!
―――ガバッ!
幼馴染
「……きゃっ…!」
思わず抱きしめた身体は思っていたよりも華奢で、壊れそうに感じた。
何よりもこの腕の中に半ば強引とはいえ、彼女が居るという事に強烈な違和感と興奮を覚えた。
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:50:52.85 ID:v7pewRo5P
これは期待
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:57:31.00 ID:mFxw5uYY0
幼馴染みは爆発した
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:58:37.69 ID:pB2ygCHv0
ここでニュースの時間です。
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 08:59:13.31 ID:NWAxWUQb0
昨夜未明
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:00:09.10 ID:xwoj6oxr0
というのは嘘で
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:00:41.82 ID:gFLiqyL2I
今日未明
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:00:42.73 ID:auKbwg300
興奮で火照った頬に、艶やかで冷たい髪の感触。
鼻腔をくすぐるゆるやかに甘い香り。
俺はその幸福に浸る事に夢中で、一瞬我を忘れてしまった。
幼馴染
「……ちょ…い、痛いよ…!」
腕の中で俺を押しのけようとする彼女。
その動作で、俺はやっと自分が度を越えて居た事に気づかされた。
男
「ごっ……ごめん…!」
ぱっと手を離すと、ゆっくりと俺の顔を見上げる彼女。
その頬は赤くて、髪の隙間からちらりと見える耳も、同じように赤かった。
幼馴染
「……ばか。ばーか!」
いつものそれとは違う。
その声は、どこか潤んでいる。
瞳に溜まった光の粒を見た時、俺は自分の行いを心底後悔した。
―――嫌われたかな…
最悪の事態が、脳裏をよぎる。
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:05:34.54 ID:auKbwg300
ごめんもう眠さ限界
続きは今度かくよたぶん
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:06:15.24 ID:NWAxWUQb0
えっ
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:06:23.10 ID:v7pewRo5P
それまで保守だな
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:07:26.12 ID:auKbwg300
保守ってくれても今日帰ってくるの遅いよー夜中だぜ
悪い
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:07:32.43 ID:or/Zu4d10
えっ
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:08:22.27 ID:6Gn5N5Bo0
帰ってくるまで保守だ
おつかれさん
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:08:44.02 ID:6NdtYJK80
夜中にまた同じスレタイで立てればいいじゃない
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:09:03.42 ID:auKbwg300
いやよもや続くと思わなかったもんで
面白くなってきたら書きたいのは書きたいからよかったらお願いします
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:13:19.92 ID:xwoj6oxr0
ぶっ飛ばすぞてめえ
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:17:46.09 ID:VJTB8RcE0
これはいい寸止め
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 09:47:24.86 ID:RDVmy6mW0
ほ
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 10:37:43.60 ID:tFmZA4jN0
ほ
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 10:45:35.49 ID:y1bnppaf0
ホアー
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 10:47:09.65 ID:y1bnppaf0
下げてどうするw
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 11:23:33.95 ID:Dbz2x2qF0
ほあっしゅー!!
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 11:35:01.90 ID:xwoj6oxr0
ホアーッシャー!
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 11:39:11.03 ID:n2bS3MO80
おもしろい、ほしゅー
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 11:48:54.95 ID:m/vMNcp20
ほ
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 12:31:54.70 ID:v7pewRo5P
俺は寝る
後の保守は任せた
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 12:55:47.15 ID:OoGY8MKn0
あいよ
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 13:55:45.61 ID:VJTB8RcE0
保守はまかせろー バリバリー
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 14:23:49.15 ID:auKbwg300
お、まだあるありがとう
夜まであったらいいなー
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 15:04:56.31 ID:y1bnppaf0
ほ
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 15:49:06.11 ID:HkqaZMS1O
ほし
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 16:21:03.77 ID:NWAxWUQb0
ほ
134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 16:54:05.91 ID:7PmUItgU0
残ってた保守
135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:21:17.14 ID:y1bnppaf0
ほ
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:30:58.85 ID:vfLTUWqF0
ほっしゅ
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 17:54:55.72 ID:QzPqIyGE0
ほすうっっっっゆうう
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 18:29:01.17 ID:a+WesUYr0
なんだ面白いじゃないか
ヒロインに名前つければエロゲになるぞ
絵師こいこい
139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 19:17:19.73 ID:4OCngzI20
ほ
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 19:26:25.30 ID:VJTB8RcE0
さ
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 19:41:41.27 ID:oQXQVI6K0
か
142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 20:08:48.60 ID:X2QRs8NO0
ほしゅ
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 20:29:33.19 ID:ws3ofwFh0
ほしゅ
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 20:43:47.81 ID:VJTB8RcE0
ほ
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 21:05:47.81 ID:fD318C2M0
畜生ッ!!面白いじゃないか
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 21:29:50.33 ID:VJTB8RcE0
ほ
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 21:57:56.06 ID:ho3/ed190
っ
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 22:14:23.45 ID:VJTB8RcE0
け
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 22:17:26.01 ID:tD0pjwFK0
の
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 22:20:27.15 ID:oC/kBxCv0
ひ
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 22:21:46.41 ID:63+BMSW60
ら
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 22:45:21.17 ID:KK29XhTI0
き
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 22:45:44.71 ID:9p4LyX+N0
う
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:00:07.43 ID:oC/kBxCv0
ま
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:11:22.01 ID:sfdkc/Yx0
い
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:14:04.47 ID:WpqwsnzM0
依
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:14:31.92 ID:VJTB8RcE0
存
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:23:43.71 ID:oC/kBxCv0
症
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:30:23.22 ID:v7pewRo5P
は
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:30:54.91 ID:ZkI0XgHu0
S
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:45:36.84 ID:y1bnppaf0
ほ
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:50:16.86 ID:FQgTfAho0
ど
163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/23(火) 23:57:25.82 ID:9KpBP3eT0
つい最近の幼馴染スレはよかったな
途中で落ちてしまったが
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:14:23.43 ID:rDwGxk44O
さ
165 :書きにくいから安直な名前つける:2010/02/24(水) 00:16:00.80 ID:Im4TAunF0
また胸を打つ沈黙。
俺は一体、どうすればいいんだ。
サナミ
「……学校、行かなきゃ」
二人の距離は以前として変わらないまま、
先に口を開いたのはサナミだった。
男
「そ、そ……だな。もう、遅刻だけど」
腕時計はもう9時近くを差している。
どんな高速で走っても遅刻は間違いなさそうだ。
想いは伝えた。後は……どうにかなる。
立ち上がり、パンパンとスカートを払う幼馴染の姿を見ながら、
俺は一つ、大きなため息を吐いた。
無言のまま小さな背中の後ろを歩く俺。
なんて声をかければいいかわからない。
ほんの二歩。その距離は今までの関係が崩れてしまったようで
俺にとって、とてもとても遠いものに感じた。
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:20:00.16 ID:Y69+dS+i0
きたか
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:21:00.67 ID:nSDXpaaq0
wktk
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:22:45.33 ID:Im4TAunF0
それからそのままの距離を保ったまま、学校に着いた。
男
「……完全に遅刻だな」
サナミ
「……うん…」
お互いの教室へと歩き出す。
誰もいない廊下は静かで、少し冷たい。
これは駄目かもしれないな……。
サナミ
「ねえ!」
!!!
びっくりした……。
サナミのよく通る声が廊下に響く。
男
「な、なんだよ」
サナミ
「……おねーさんに話して、すっきりした?」
差し込む日差し。笑顔。
駆け出していく後姿は、いつもの幼馴染だった。
男
「……すっきりしねーよ、ばーか」
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:23:23.55 ID:qoIdFqHYP
おっしゃきたぁああああ
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:28:41.32 ID:LT1F/YGy0
いきなりハジマタww
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:41:39.70 ID:UzEvJN6X0
そしておわた…
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:41:44.92 ID:F3jm5P8Q0
止まった?
173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:42:56.40 ID:Im4TAunF0
―――昼休み
男
「……腹減った……」
告白をした日は腹が異常に減る。
生まれて初めての経験をした俺は、新たな法則に気づいていた。
最悪な事に、今日は弁当もない。学食に行く元気も……ない。
朝別れてから、サナミとは何故か今日は一度も擦れ違ったりしていない。
もしかして、避けられていたりするんだろうか。
重い気持ちと空腹で机につっぷしていると、後ろから騒がしい教室に一際大きな声が響いた。
??
「わっ!!!!!!!!!!」
男
「……なんだよ。トミー」
トミー
「あっれえー?びっくりしてないのか!?」
毎日の様に同じ事をされれば、誰でも慣れるだろう。
にも関わらず、本当に残念そうな顔の彼女はトミー。
「トモミ」だから「トミー」。なんとも単純なネーミングだ。
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:49:25.36 ID:c9yFbE+l0
女なのにトミー
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:52:38.89 ID:Im4TAunF0
トミー
「あっれえー?元気ないの?わかったお腹空いたんだな!ご飯だ!ご飯にしよう!」
大袈裟な身振り手振りでなんとも騒がしい。
トミーとはこの学校に入ってからずっと同じクラスで、腐れ縁とでもいった所か。
小動物のような見た目で黙っていれば可愛いのに、なにせこの騒々しさだ。人気は、無い。
男
「男にはなぁ!……黙って浸りたい時もあるんだぜ……」
決まった。
つもりだったが全く聞いていない。
自分で言うのもなんだがお決まりの漫才に周りは平然と弁当を広げ始めている。
トミー
「ねぇねぇ、学食いこーよーねーねー」
男
「あーもー目が回る……」
俺の頭はトミーの手で容赦なくシェイクされる。
……普段なら何の抵抗も無く一緒に行く所だが、今日は違う。
告白したその日に違う女と昼飯を食ってるなんて所を見られたら……
いや、それは考えすぎかもしれない。腹は減った……コンビニに行くのも面倒だけど……
>>180
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:56:03.83 ID:F3jm5P8Q0
ksk
177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:56:10.31 ID:UzEvJN6X0
サナミをさがす
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:58:23.86 ID:UzEvJN6X0
トミーにパンツのいろをたずねる
179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:58:25.62 ID:rH9tJqgy0
いーーーねぇーーーーー!!
180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:58:28.66 ID:6nQTOnht0
トミーを食う
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 00:59:36.34 ID:rH9tJqgy0
おいwwwww
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:00:08.14 ID:LT1F/YGy0
いきなりかよwww
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:03:38.64 ID:Im4TAunF0
トミー
「いぃーこぉーおぉーよぉー!!いーくーじーなーしー!」
なんだ意気地無しって。
俺は今朝ありったけの意気地を出し切ったんだぞ。
男
「…………」
今度は俺の頬をぐにぐにとこねくり回すトミー。
……腹減った。
―――ガブ
トミー
「……っ!!!!いったぁーーー!!!」
男
「はっ!しまった!つい腹が減って……!」
俺は思わず口元に現れた手を齧ってしまった。
ちょっとしょっぱかった。
トミー
「えー!こわぁー!こわぁー!この……あれだ!あのー…カニなんとか!なんとか博士!」
目を白黒させて大袈裟に後ずさるトミー。
周りからは若干の笑い声。
仕方ない……一緒に行ってやるか。
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:04:45.68 ID:YMPCxB6A0
確かに食べたw
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:06:07.58 ID:c9yFbE+l0
いただきます
186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:06:08.66 ID:bOSX4y2L0
まじでいったwww
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:10:55.27 ID:Im4TAunF0
男
「カニバリズムな。それからハンニバル=レクター博士。……いこか」
トミー
「行こう行こう!これ以上食べられちゃったら困るからなー!」
鞄から財布を取り出して、俺たちは騒がしい教室を出た。
軽やかなスキップで人の間を抜けていくトミー。
しかし、どう見ても手ぶらだ。
男
「おーいトミー!財布。忘れてんぞ」
トミー
「え……?えっ?」
ピタリと立ち止まり心底驚いた顔。
トミー
「……ごちそうさまです?」
……なんで疑問系なんだ。
こいつと学食に行くといつもこうなるから嫌なんだ。
男
「……わかったからはよいけ」
トミー
「おー!!」
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:12:46.18 ID:c9yFbE+l0
羊達の沈黙でしたっけ
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:21:25.94 ID:Im4TAunF0
大勢の生徒でごった返す学食に着いた。
うちの学校の学食は通ってる俺から見てもかなり広くて綺麗だ。
オープンテラスの様な席もあって、如何にも狙った様な造りだが、結構気に入っている。
トミー
「さー何食べようかな!」
男
「食べさしてもらおうかな、だろ」
俺は広い学食を見渡してサナミが居ない事を確認すると、窓際の席に腰掛けた。
サナミは居なくても、きっと彼女の友達か誰かは居るはずだ。
でも気にしすぎても不自然だし、何より今は、本当に腹が減った。
トミー
「メニュー、見る?」
大きな学食のメニューを振りながら、トミーが笑っている。
はたから見ればカップルに見えるんだろうか……。
男
「いや、いいよ。大体覚えてる。……何食べようかな」
この学食、広さや綺麗さだけでなく、そのメニューもすごい。
大体のものならなんでも揃っているほどの品揃えなのだ。値段が少し高いのがネックだが。
頭の中で浮かんでは消えていく色とりどりの食べ物たち。
……今日は何にしようか。
>>193
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:22:48.89 ID:bOSX4y2L0
トミー
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:22:49.94 ID:zePxuuLB0
ksk
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:23:27.81 ID:GBF9Wbx80
サラダ
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:23:32.55 ID:zePxuuLB0
サナミ
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:23:33.07 ID:7u2j4Exi0
本マグロの姿煮
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:23:43.99 ID:rH9tJqgy0
みかん
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:28:49.34 ID:cu3gcDSoO
なん・・・だと・・・?
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:31:09.54 ID:Im4TAunF0
トミー
「あっ!ぼくこれにしよっかな!」
男
「安いのにしてくれよ?」
トミー
「ケチだねーっ!ワタクシはこれー!愛と友情の海鮮丼!」
この学食、メニューのネーミングセンスだけは悪い。
トミーの一人称がころころ変わるのは一年の時から変わっていない。
最初は気になったが、今ではもう慣れた。個人的には、僕っ子がいいと思うんだが。
トミー
「でー?何にしたの?」
男
「…………ミ…」
トミー
「へ?」
男
「………サナミ……」
トミー
「え……えぇ?」
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:36:37.69 ID:rH9tJqgy0
そりゃそうなるゎww
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:41:16.96 ID:Im4TAunF0
トミー
「まっ、またか!?また人を食うのか!?」
―――しまった。
最悪の事態だ。
目の前でメニューの隠れてわぁわぁ騒いでいるトミーなんかどーでもいい。
サナミだ、サナミが学食に現れた。
トミー
「ど、どうした?頭おかしくなったのか?」
完全に気が動転して慌てふためいている俺。
待て、待て。落ち着け。
学食で女友達と飯を食ってるだけだ。
それにまだ……サナミは彼女でもなんでもない。
今は……まだ。
男
「い、いやなんでもない。か、買いにいこーぜ!」
幸いまだサナミはこっちには気づいていないようだ。
よし、このままさっさと食べて気づかれないまま学食を出よう……。
俺はトミーを連れて足早に食券機まで向かった。
200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:45:35.37 ID:zePxuuLB0
wktk
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:51:02.91 ID:Im4TAunF0
結局俺はパッと目に付いたサナミフライ……じゃなくて、ササミフライ定食を頼んだ。
出てくるのを待つ間も、サナミの方をちらちら見ながら、気が気じゃない。
トミー
「どっしたのー?」
カウンターに掴まってぴょんぴょんとはしゃいでいるトミー。
お前が居るからだよ……。
数分後、トミーの海鮮丼が先にカウンターから差し出された。
海老やマグロ、イカにホタテなど豪華極まりない。
トミー
「おぉ!これはうまそうじゃのー…!じゃっ、わらわは先に行っておるぞえ」
よく判らない笑い声をあげながら、嬉しそうにトレーを運ぶトミー。
その足取りはどうにも危なっかしい……。
彼女が定食をぶちまけた回数は恐らく校内で一番だろう。
男
「こぼすなー……こぼすなー……」
やばい。
トミーの足元に謀ったように水が零れている!
このままじゃ絶対に海の幸が空中に綺麗に舞い踊る事になるだろう。
どうする……!
>>208
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:54:24.19 ID:GBF9Wbx80
安全のためトミーをお姫様だっこして席まで運ぶ
203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:54:30.16 ID:qoIdFqHYP
ksk
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:55:39.74 ID:bOSX4y2L0
足元の水を舐めとる
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:57:44.81 ID:c9yFbE+l0
ウサイン・ボルトを越える超絶スピードで華麗に障害物を除去
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:58:29.24 ID:qoIdFqHYP
>>202
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:58:36.09 ID:Y69+dS+i0
トミーの海の幸をキャッチ
208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:58:37.89 ID:6nQTOnht0
ぶちまけたものを落ちる前に空中で踊り食い
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 01:58:39.77 ID:DfX3ZLbu0
「危ない!」 とトミーに抱きつこうとしてそれをサナミに見られる
210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:02:50.24 ID:Im4TAunF0
―――ツルッ
ふわり。
小柄な身体が空中に舞う。
俺は全ての光景がスローモーションで見えている。気がする。
男
「あっ……!」
綺麗に舞い踊る魚介類達。
トミーはコケる事に慣れているから、きっと大丈夫だ。
しかし、あの海老さんやイカさんやマグロさんは飛ぶ事に慣れていない!
しかも!あれは俺が痛い出費をして買ってやったものたちだ。
このまま地べたに這い蹲らせるわけにはいかない。
そして、俺が導き出した結論は……
男
「……食うっ!」
この間ものの1秒にも満たなかっただろう。
俺は右足に渾身の力を籠め、身体を弾丸のように撃ち出した。
211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:08:35.35 ID:Im4TAunF0
どれだ……!どれから救うんだ!
海老は好物だから絶対に食べたい。しかし丼の中ではマグロが一番高級だ。
イカは一番近い位置にあるが、それほど好きでもない……!
俺は叫びと共に口を大きく開き、空中に踊る魚介類を救うために首を高速で動かした。
男
「うおおおおおおおおおおお!!!!!!」
が。
―――ボタボタボタッ
……びちゃ。
結果はおでこにシソの葉が張り付いただけで終わった。
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:09:51.09 ID:XrBQ8fI6P
どうしてこうなった
213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:11:11.58 ID:ZsXAW1ZY0
そしてトミーはびしょ濡れに
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:17:17.60 ID:Im4TAunF0
…………
静寂。
どうしてこう、静寂は俺の胸を痛めつけるのだろう。
お尻にまるい染みを作って半べそをかいているトミー。
その隣にはおでこにシソを貼り付けた絶叫男……。
当然……。
あたり一面爆笑の渦。
近所に座っていた友達には”お前面白いな”と言われた。
どうやらウケ狙いだと思ってもらえたらしい。助かった。いや、助かってない。
男
「だいじょうぶか、トミー」
トミー
「うー……うぅ…。かいせんどんー……」
涙を浮かべて地面に無残に散らばる魚介類を見つめている。
俺はこんな時に何を考えているんだ。
そんなしおらしいトミーが妙に可愛く思えた。
一通りの笑いが収まると、後ろから学食のおばちゃんが出てきて、手際よく掃除をしてくれた。
その様子をトミーと二人で眺めていると、後ろから視線を感じる。
サナミだった。
暖かくも、冷たくも無い、何の感情も感じ取れない目でこっちを見ていた。
俺は、即座に目を反らした。
ねばつく汗が、背中から滲み出るのを感じた。
215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:18:12.23 ID:qoIdFqHYP
うわぁ・・・
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:18:36.96 ID:Y69+dS+i0
これはこれは
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:24:16.59 ID:2dWfttJNO
ぱんつはきかえた
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:25:37.12 ID:WfP11dL80
どうしてこうなった
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:25:46.39 ID:2L2FWPk30
なかなか良いすれにあえたwktk
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:27:34.98 ID:Im4TAunF0
おばちゃん
「あーぁ、もったいないねー。もう一個作ったげるから、泣くんじゃないよ」
顔に皺をいっぱいつくって暖かい笑顔を見せてくれるおばちゃん。
全くどうしてこう、”学食のおばちゃん”という生き物は優しいのか。
トミー
「ほ、ほんと?おばちゃあぁーん……!」
おばちゃんにしがみ付いてべそをかいているトミーを尻目に、
俺はカウンターに置かれていた定食を取って、一足先に席へ戻った。
サナミが座っていた席を覗いてみると、もう彼女は居なくなっていた。
男
「……駄目だな…もう……」
少し冷めた味噌汁をすすりながら、俺は自らの馬鹿さ加減に嫌気が差していた。
パニックになるとわけのわからない事ばっかり。
こんな奴、好きになってもらえるわけがない。
俺はただの幼馴染。そこから抜ける事はきっと、無い。
トミー
「はーっはっはぁー!みよ!この素敵な海鮮丼を!」
少し赤くなった目で大はしゃぎするトミーが帰ってきた。今度はこぼさずに。
今はこのうるささが、心地よかった。
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:32:23.03 ID:GBF9Wbx80
もうトミーでいいや
222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:34:12.45 ID:Im4TAunF0
―――放課後。
流石に冬だけあって、下校時間にもなると外は既に暗くなり始めている。
日が沈んでいくのと同じ様に、俺のテンションも順調に下降している。
「またねー」
「おつかれー」
「ばいばーい」
一人、また一人と教室から立ち去っていく同級生達。
俺は独りで窓の外、夕暮れのグラウンドを眺めていた。
男
「…………はぁ」
口を開けば、ため息しか出ない。
いつもなら、特別な事でもない限りサナミと一緒に帰っていたのだが、
今日はその”特別な事”があった日のようだ。いつまでもサナミは現れない。
もっとも、現れた所で、今の俺になんと言えばいいのかなんてわかるはずもなかった。
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:34:30.30 ID:2dWfttJNO
マイケル富岡(♀)
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:35:34.24 ID:Im4TAunF0
>>221
シミュでいったら一番攻略がイージーなルートだよな
こいつらどうなるのかしら眠い
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:37:45.48 ID:NbSsTxxcO
トミーがめだかボックスのロリで再生される
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:43:14.39 ID:XrBQ8fI6P
切ない本筋とカオスな安価の絶妙なバランスが何とも
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:44:32.05 ID:UqwemWod0
素晴らしい
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:45:22.55 ID:Im4TAunF0
誰も居なくなった教室。
いつになく暗い俺。
男
「……帰ろう」
マフラーを巻いて、帰り支度をする。
携帯は……何の履歴も残ってない。
今朝の告白は、どうやら致命的な溝を二人に作ってしまったのかもしれない。
そういえば、独りで帰るのは随分久しぶりだったかもしれない。
まぁ、それもいいだろう。
俺は勢いよく教室の扉を開けた。
トミー
「きゃっ!!!」
男
「うわっ!!!!!」
大きな音を立てて開いた扉の前には、可愛いコートに身を包んだトミーが立っていた。
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:50:26.83 ID:Im4TAunF0
トミー
「びっくりするなぁ!もう!ふざけろ!」
男
「え…?ふざ…あ……ごめん…え?」
何故だかわからないが俺が謝ってしまった。
ふわふわした暖かそうな帽子を被ったトミーは、とても同い年には見えない。
男
「な、何してんだ?」
トミー
「部活の帰りだっ!そしたら独りで教室で黄昏てる寒い人がいてさぁー!」
男
「……悪かったな」
トミーは確か茶道部だったはずだ。こんな騒がしい奴が茶道とは……よく続くもんだ。
そういえば俺も部活に暫く顔を出してないな。明日はちゃんと行こう。
トミー
「あ、そーいえばさっきサナミちゃんが下駄箱でうろうろしてたよー」
男
「え……サナミが?」
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:51:43.15 ID:qoIdFqHYP
やっぱりサナミ√じゃねぇとな
231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:53:03.52 ID:AAsfglA80
サナミをパクパク!パクパク!
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:53:47.27 ID:Y69+dS+i0
サナミー!
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:54:29.63 ID:XrBQ8fI6P
トミー√に俄然期待する俺ガイル
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:56:26.26 ID:NbSsTxxcO
サナミの友達の親戚のおばちゃん√期待
235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:57:08.01 ID:HRSK7JIS0
>>233
同士よ
236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:57:09.24 ID:zePxuuLB0
サナミ√期待!!!
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:57:59.92 ID:Im4TAunF0
こんな時間まで、何をしていたんだろうか。
誰かを待っているのか?もしかして……。いや、違うだろ。
トミー
「……サナミちゃんと仲いいね、ちみ」
唐突な言葉に少し戸惑ってしまう。
男
「えっ、いや……幼馴染だしさ。特にそんな……」
トミー
「ふーん……。一緒に帰ってあげなよ。まだ居ると思うよ」
下を向いたまま足をぶらつかせているトミー。
彼女もこれから独りで帰るんだろう。
夕暮れの廊下、伸びる二つの影。
俺は、サナミを追うのか、独りで帰るのか、それともこの小さな少女と一緒に居るのか、
正直迷った。
男
「………俺はー……」
>>243
238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:58:52.99 ID:qoIdFqHYP
サナミ
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:59:11.28 ID:ZsXAW1ZY0
ksk
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:59:24.22 ID:2L2FWPk30
ksk
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:59:40.46 ID:JfPf0Sap0
サナミと帰る
242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:59:51.86 ID:NbSsTxxcO
トミーをレイプ
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:59:54.74 ID:AH6Yss4X0
サナミと帰る
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 02:59:55.22 ID:zePxuuLB0
サナミ
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:00:01.86 ID:2L2FWPk30
ハーレムルートだ!
246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:00:04.25 ID:NbSsTxxcO
>>242
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:02:50.72 ID:rb09llsx0
これは良スレ
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:05:10.37 ID:Im4TAunF0
一緒に帰れるかどうかはわからない。でも今追いかけないと、きっと駄目だ。
男
「……俺は……、サナミと帰るよ」
暫くの沈黙の後、そう言うとトミーは俺の方に向き直った。
トミー
「……そーだ!それはいい選択じゃな!さすがワシの弟子じゃわいー」
いつものおかしなトミー。
その声は、少しだけギクシャクしていた気もする。
男
「俺がいつ弟子になったんだよ。じゃあ、気をつけて帰れよ」
トミー
「おまえさんも…なー……」
廊下の影は、一つになった。
俺は少しだけ胸に引っかかるものを残しながら、下駄箱へと急いだ。
頼む、まだ、居てくれ。
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:10:32.01 ID:AAsfglA80
では私めがトミーを頂く
250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:11:02.33 ID:Im4TAunF0
男
「……はあっ…はぁっ…はぁ…」
誰も居ない下駄箱。
響くのは俺の荒い呼吸だけ。
息を整えながら、一つずつ列の間や、柱の影を探して回る。
男
「……居ない……か」
俺は何を期待していたんだろう。
サナミが俺を待っていて、一緒に帰ってくれるとでも?
いや、それだけじゃない。
サナミも俺を好いてくれていて、最高のハッピーエンド。
そんな事さえも奥底では考えていた。
でも、現実は、こんなものだ。
冷めた気持ちは、伸びた影の色をより濃くしたように思えた。
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:11:06.09 ID:NbSsTxxcO
トミーがトリコのトミーロッドで再生される
252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:13:20.51 ID:c9yFbE+l0
>>251
声わかんねぇです
しかも流石に虫吐き出す女はねぇと思う
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:14:25.29 ID:iMqRFXFFP
>>251
やめろw
254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:14:54.78 ID:IgUhrSR1O
しえ
255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:16:50.32 ID:e1iH41SF0
>>251
最悪だーっ話し方も何処と無く似ていて完全にそっちのトミーになった・・・
256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:19:04.28 ID:Im4TAunF0
グラウンドは鮮やかなオレンジ色から、深い濃紺へと変わり始めている。
靴を履き、歩き出す。
冷たい風に包まれる。
俺はどうしてこんなにも、不器用なんだろう。
男
「……はぁ」
とぼとぼと歩く。とは正に今の俺の姿だろう。
今は早く帰って、熱い風呂にでもゆっくりと浸かりたい。
???
「……遅い」
男
「え……?」
少々の怒気を孕んだ声に、慌てて振り返る。
そこには、サナミが立っていた。
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:20:03.91 ID:rb09llsx0
いいね
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:21:40.03 ID:9W+6tH3Q0
すばらしい
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:27:17.00 ID:Im4TAunF0
男
「あ……!え……サナミ……」
完全にパニックだ。まずい。
落ち着かないと、また意味不明な行動を取ってしまいそうだ。
動揺を隠せない俺を見つめたまま、サナミがゆっくりと近づいてきた。
サナミ
「……遅いよ、ばか」
寒さで少し赤くなった頬。
ふんわりとした笑顔に、俺の心臓は暴れるのを止めた。
男
「ご、ごめん……。帰ったんだと思ってた」
サナミ
「帰ったよ!帰ったけど……途中でまた……帰ってきたの」
前髪に触れながら、目が右に左にきょろきょろと動く。
彼女が恥ずかしい時にやる、小さい頃からの癖だ。
男
「それって……」
サナミ
「いーから!ほら、かえろ?寒いしさ」
俺は今朝と同じ様に、半ば強引に腕を引っ張られた。
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:33:16.19 ID:zePxuuLB0
これはいい・・・いいぞ!
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:33:46.64 ID:Pk/0SWQ40
男(CV.中村悠一)
サナミ(CV.井口裕香)
トミー(CV.阿澄佳奈)
俺はこれで脳内再生してる
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:38:14.77 ID:Im4TAunF0
なんだかもぞもぞとする居心地を感じながら、隣同士で歩く帰り道。
サナミは、いつもと変わらない表情で歩いている。
サナミ
「でさ、今日学食で何やってたの?」
来た。絶対に聞かれると思っていた。
覚悟はしていたけど、改めて聞かれると、猛烈に恥ずかしい。
男
「あ……あれはー……ほら、あの…」
どうしよう、完全に答えに困ってしまった。
第一、降ってくる魚介類を必死に食べようとしていたなんて、言えるのか?
ただでさえ、サナミはあの時本当に興味がない目で俺を見ていたのに。
サナミ
「我慢してたけど、学食の外に出た後すっごく笑っちゃったよ」
男
「えっ……笑ったの?」
なんとも不自然なポーズで固まってしまう。
そうか、あれは我慢していたのか。
俺はなんだか、今日一日を猛烈に悪く考えていただけかもしれない。
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:41:50.08 ID:c5eNjq0R0
これはいいものですな
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:46:20.70 ID:eN5e3JEG0
しえん
265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:49:00.61 ID:Im4TAunF0
サナミ
「笑ったよー、あんな馬鹿な事されて堪えるほうが難しいって!ほんっと、ばかだね」
くすくすと笑うサナミ。
その笑顔に、俺の不安やもやもやが洗い流されていく気がする。
男
「わ、笑うなよ!あの時はあの時で必死だったんだからな!」
俺の必死の訴えに、更に笑い声が大きくなるサナミ。
最後の方には、もう声をあげて笑われてしまった。
俺もつられて、笑う。
日暮れの交差点、二人の笑い声が響く。
そんな調子で、俺たちはすっかり何事もなかったように、笑いあった。
そう、本当に何事もなかったように。
サナミ
「はぁー…。ほんとに、あんたってばかだけど面白いね。ばかだけど」
男
「なんで?なんで二回言った?」
サナミ
「大事な事だから二回言いましたー!」
無邪気な笑顔。
何も無かった事にしようって、そう言いたいのか……?サナミ。
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:57:47.98 ID:Im4TAunF0
サナミ
「じゃあ、また明日ね」
男
「おう……また明日」
いつのまにか、俺たちは互いの家の玄関の前に立っていた。
結局、サナミからは何も聞けないままで。
でも、これでよかったのか?これがサナミの答えなんだろうか。
サナミ
「そういえば、さ……」
唐突に切り出すサナミ。
俺は全身の筋肉が強張る。
男
「な、何?」
聞きたい。
サナミの答えが聞きたい。
でも、聞きたくない。
まだ彼女が何を言うかもわからないのに、俺はどんどん想像を先走りさせてゆく。
267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 03:59:53.52 ID:XrBQ8fI6P
これは長く楽しめそうな予感。1000目指して頑張れ
トミーかわいいよトミー
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:02:14.50 ID:PT4bd8YI0
明日の朝まで残しておいてくだしあ
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:03:51.68 ID:zePxuuLB0
まかせろ
270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:09:27.94 ID:Im4TAunF0
サナミ
「……一緒にいたの、トミーだよね」
男
「あぁ……それは…」
そっちだったか。
今朝の答えではなくて、トミーの方だった。
サナミ
「一緒に居たけど……。よく、一緒に学食行ってるみたいだね」
どこか居心地が悪そうにするサナミ。
こういう空気は、苦手だ。
でも、もしかしたら、妬いてるのか?
男
「たまにな。クラスも一緒だし……。な、なんだよ……お前もしかして……」
サナミ
「トミー、あんたの事好きって噂だよ」
男
「え……?」
全身の血流が、心臓と、顔面に集中するのを感じた。
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:20:28.94 ID:9W+6tH3Q0
今日は寝れねぇな…
272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:22:34.01 ID:A4oY70wu0
期待支援
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:22:54.17 ID:0tu1ZO8O0
しえん
wktk
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:25:18.07 ID:NbSsTxxcO
トミー「えっ うえっ よそ見しちゃイヤ~ 男ぉ~ えっ うえっ」
http://imepita.jp/20100224/158590
275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:25:19.85 ID:URZU6j2f0
課題がまだ残ってるってのに目が離せられねえ
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:30:26.17 ID:Im4TAunF0
そんな、はずは、ない。
あいつはただの友達で……。そんな……。
サナミ
「……じゃあ、またね」
俺にとんでもない事を伝えて、サナミはくるりと背を向ける。
俺は声を出す事も出来ずに、その後姿を見つめていた。
男
「あ……ぁ…」
―――ガチャン
閉まる扉。
その音は、二人の間に出来るかもしれない、高い壁を連想させた。
男
「……トミー……が……?」
そういえば、放課後も部活の帰りとは言っていたけど、
茶道部はあんな時間までやってないはずだ。
じゃあ……あの時トミーはなんであそこに……。
俺は戸惑う自分の心を落ち着かせるのに必死だった。
そして、
相手に好意を向けられてから、
自らも流されるように淡い好意を持ってしまう浅はかさに、情けなささえ、感じていた。
277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:32:04.44 ID:Im4TAunF0
ね、眠いんですけれども……
これ想像以上に長くなりそうなんだけど。まだ出してない人もいるのに
278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:32:33.50 ID:Pk/0SWQ40
その文才がうらやましい
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:34:52.61 ID:S2IunWu10
>>277
乙!
めちゃくちゃ面白いぞ!
いまんどころ俺の中では今年一の良スレだ。
自分のペースで無理せずやってくれ!
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:37:08.73 ID:ZsXAW1ZY0
大丈夫、明日までまた保守するぜ
ゆっくり休んでくれ
俺も今年一番のスレだと思うw
281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:48:05.29 ID:45O456Eb0
一回寝る前に保守
夜の7時ごろから昼寝してたら1時に起きた
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:50:00.34 ID:zePxuuLB0
何時頃帰ってくるか気になるな
283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:50:31.16 ID:9W+6tH3Q0
>>281
あれ?これから寝る必要なくね?
284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 04:51:59.65 ID:zePxuuLB0
寝て起きた後に新着100件とかなって心躍るけど全部保守だったりしてね
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:04:46.84 ID:45O456Eb0
>>283
寝る準備してきた
眠くなってきたんだぜww
286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:17:01.26 ID:5jABSOjK0
おい、これからどうなるんだ!?
ってところで追いついてしまった…
もっとじっくり読めばよかった
287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:37:05.17 ID:QcdQEiRuP
・幼なじみ
・元気キャラ
あとは委員長とか無口とかかね
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:42:26.03 ID:ZsXAW1ZY0
いや妹だろう
289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:51:04.47 ID:Im4TAunF0
―――ガラガラ
なんだか家の玄関さえ重い。
ふわりと漂ってくる夕飯の香り。今晩はカレーか。
男
「ただいま」
母
「おかえり。遅かったわね。部活?ご飯は?」
男
「まぁ、そんなとこ。飯はもうちょっと後でいいよ」
足早に自分の部屋へと向かう。
今日は本当に疲れた……。
―――ドサ
ベッドに倒れこむ。
なんだか頭がすっきりしない。
いつもなら、こういう時近所をランニングするのが俺の解消法だ。
汗をかいて、風呂に入って、カレーを食う。考えただけで唾液が口の中に溢れる。
枕元のデジタル時計は、八時丁度を示していた。
このまま何もせず夕飯を食べて寝るか、このもやもやを晴らしにいこうか、どうするか。
男
「……どうしよう」
>>298
290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:52:13.04 ID:9W+6tH3Q0
キター
291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:52:19.24 ID:Im4TAunF0
風呂はいってた。寝る
トミーかわいいよトミー。トミー攻略簡単すぎるよな
292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 05:59:43.24 ID:ll6NAFlzO
加速
293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:01:05.91 ID:xLAv1nto0
ksk
294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:02:08.42 ID:0tu1ZO8O0
ksk
295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:02:50.67 ID:0tu1ZO8O0
ksk
296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:07:21.06 ID:0tu1ZO8O0
ksk
297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:08:06.82 ID:0tu1ZO8O0
ksk
298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:08:18.52 ID:b4DY4WFw0
トミーに会いに行く
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:08:23.06 ID:xhwtGR2J0
アナルオナニーだ!!!!!
いあっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!1
300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 06:45:07.20 ID:9W+6tH3Q0
ほ
301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 07:14:10.48 ID:MQita7930
おい
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 07:58:51.54 ID:zePxuuLB0
ほ
303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 08:06:02.79 ID:jzfv4B4c0
n
___ ♪ _、 _. E)
/ || ̄ ̄|| n( く_,` )ノ
|.....||__|| (ヨ、 ノ
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ♪
| | ( ./ /ゝ
___ ♪ n _、 _
/ || ̄ ̄|| (ヨ),( ,_ノ` )n
|.....||__|| ヽ _.E)
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ / _ |
| | ( ./ / /_/ )_) ♪
n
___ ♪ _、 _. E)
/ || ̄ ̄|| n( く_,` )ノ
|.....||__|| (ヨ ノ
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ | _ \ ♪
| | ( ./ / (_( ヽ_\
304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 08:45:19.81 ID:TUVNQOG80
hoshu
305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 09:00:11.07 ID:LT1F/YGy0
力尽きたんかw
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 09:24:19.99 ID:rDwGxk44O
ほ
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 10:02:35.57 ID:e1+oMSrs0
トミーの本名がトマトなら>>1とは気が合うと思ったんだがな
308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 10:31:46.71 ID:nSDXpaaq0
期待!
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 11:13:08.13 ID:N6JKXRP10
ほ
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 11:24:19.98 ID:F3jm5P8Q0
追いついた
トミーはこどちゃの小花の担当富井さんで再生される
311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:00:19.10 ID:LLxSGUrL0
ト
312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:00:47.98 ID:N6JKXRP10
ミ
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:10:57.11 ID:BIwQBBSCO
カ
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:14:52.36 ID:Ev2TKTRI0
文才あるなぁ
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:42:31.76 ID:kJrJCBGJ0
サ
316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:42:57.53 ID:s8dvRPyt0
ナ
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:54:10.56 ID:O0v4xexPO
カ
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 12:56:40.99 ID:pfAreioa0
h
319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 13:16:41.33 ID:s8dvRPyt0
保守
320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 13:24:06.40 ID:HNp8M4Zx0
ホ
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 13:41:29.78 ID:M2uGAJb20
幼馴染大好きな俺の心がトミールートに行けと轟き叫んでいる
ってトミーも腐れ縁だから似たようなもんか
322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 13:50:38.90 ID:s8t7kFSKO
サナミには恋愛感情があるのかないのか、どっちだと思う?
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 13:51:40.84 ID:s8dvRPyt0
あるでしょ
324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 14:14:05.06 ID:eN5e3JEG0
昼間のほしゅ
325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 14:29:00.53 ID:s8dvRPyt0
保守
326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 14:38:54.78 ID:45O456Eb0
寝過ごしたと思ったけど京休みだった
保守
327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 14:54:05.63 ID:DaZ58tgo0
さ・・・・最高だ
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:27:11.07 ID:UF2GiqJT0
ほ
329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:36:40.88 ID:oerS7Eh0O
安価でSSなんて面白くないと思ってたのに
おもしろすぎる
330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:45:11.53 ID:Im4TAunF0
―――トミー、あんたの事好きって噂だよ
何度も何度もサナミの言葉がリフレインする。
俺は今日、自分の想いを伝えたはずだ。
いつのまにか、大きな存在になっていた幼馴染に。
男
「……俺……最低だなぁ…」
なのに、心の中の深い所で、俺は揺れ動いていた。
これじゃまるで、安い恋愛物の主人公みたいじゃないか。
ゲームみたいに、セーブやロードが出来たらどんなに楽なんだろうか。
うつ伏せ、仰向けとベッドに転げ周りながら、俺はそんな事を考えた。
男
「………………」
考えれば考えるほど、心のもやは濃くなっていく。
男
「……だぁあああああ!!!!!走ろう!!!」
駄目だ!こんな事じゃ、どうかにかなってしまう。
俺は手早くジャージに着替え、お気に入りのキャップを被り、携帯プレーヤーをポケットにつっこんだ。
ふと目に映る窓には、サナミの部屋の明かりと、輪郭のぼやけた男が映っていた。
331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:46:42.99 ID:zePxuuLB0
まってた
332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:48:07.34 ID:O0v4xexPO
ktkr
333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:48:19.71 ID:s8dvRPyt0
えっ?
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:48:23.68 ID:xXU4eIFG0
面白いけどお前らがそこまで絶賛するのには違和感を感じる
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:49:04.14 ID:pfAreioa0
>>329
>>1がダメ安価を上手くかわすからね
いやいい意味で
336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:50:05.16 ID:Im4TAunF0
皆暇だからだろ。俺も割と楽しいからまったり書くよ
不定期になるけど落ちたらごめんね
337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:55:18.39 ID:QZzYrJMs0
もしゅ
338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:56:11.38 ID:Im4TAunF0
玄関でランニングシューズを履いていると、後ろから母の声。
母
「あれ?走りに行くの?」
男
「あぁ、ちょっとだけ行ってくる。飯は自分で食うから寝てていいよ」
母
「そう…。気をつけていってきなさいよ。あ、鍵かけとくよ」
母の後ろ、台所のテーブルには綺麗に盛られたサラダボウルが見えた。
少し残念そうな母の顔を見ると、一緒に食べてあげたかったが、ごめん、母さん。
男
「んじゃ、行ってきます」
母
「……今のあんた、ちょっとお父さんに良く似てるわ。いってらっしゃい」
男
「似てて当然だろ、子供なんだから」
―――ガラガラ
透き通った空気の夜は、昼間にも増して、頬に当たる空気が冷たかった。
339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 15:58:56.21 ID:gNKz5fM30
なんか再開キター
340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:07:34.33 ID:HASxneT50
340
341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:08:34.14 ID:Im4TAunF0
後ろで鍵を閉める音がした。
ポケットに手をつっこんで、家の鍵の所在を確認する。
よし、大丈夫。
男
「父さんかー……」
白い光が散らばる空を見上げながら、独りごちてみる。
父さんは、俺が幼い頃に事故で死んだ。
今の俺と同じ様に、夜のランニング中に。
だから母さんは、未だに俺が走りに行くと言うと、心配そうな顔をする。
おかげで、俺のジャージとシューズには反射板がたくさんついている。
恋愛で悩んでいたら、父親なんかに相談するもんなんだろうか。
靴紐を少しきつめに結び直して、俺は軽いストレッチをしてから走り出した。
男
「何が流れるかな……」
白いイヤホンをもう冷たくなり始めた耳につっこむと、再生ボタンを押す。
ランダム再生だから、何が流れるか俺でもわからない。
時々、分かっているかのように聞きたい曲が連続で流れたりするけど。
男
「これは……」
流れてくる切なげなピアノのイントロ。
サナミに無理やり渡された、切ない、恋の歌だった。
俺は一度家の方を振り返る。あのベランダに、サナミが立っている気がしたから。
342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:11:25.97 ID:HASxneT50
それはsign
343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:26:04.44 ID:Im4TAunF0
暗い街と、星、ピアノ。
全てが妙にマッチしていて、不思議な感覚だった。
もう渡る人など居ないのに、律儀に仕事をする信号機の前で止まる。
背中に少し、汗をかくぐらいの速さで走ったのに、まだ俺のもやは晴れない。
荒くなる呼吸を整えながら、俺はまた、サナミの言葉を思い返す。
男
「……トミー…」
会いたい。
そう思ってしまう自分を、嫌悪した。
あいつは友達じゃなかったのか?好きなのはサナミで、あいつは友達だろ?
会って確かめたい。
考えれば考えるほど、またもやがかかっていく。
確かめてどうなるんだ。何を求めてる。
気がつけば、横断歩道は青緑の光に染まっていた。
男
「……行けって……ことかよ」
一つ、ゆっくりと息を吸い込んで、俺は脚に力を籠める。
冷たい空気が、火照った頬を冷ましてくれた。
おぼろげな記憶の地図を引っ張り出して、俺は目的地をあそこに決めた。
344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:35:22.86 ID:LT1F/YGy0
あそこってどこよ!!!?
345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:37:46.96 ID:XB2cUgQtO
サナミは幼馴染みのままのがよかったな
346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 16:58:41.02 ID:aUCFwMpbO
>>345
それは俺も同意、そして男はたかしがよかった
347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:03:18.44 ID:GBF9Wbx80
>>346
たかし乙
幼馴染に名前ついたのは俺も違和感あったけどもう慣れた
348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:03:35.57 ID:0TiWmkfa0
>>346
たかし乙
349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:07:40.38 ID:N6JKXRP10
>>346
ここにも野生のたかしが……!!
350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:09:23.30 ID:rRm1Fs26O
>>1がまったりって言ってるから大丈夫だと思うけど
万が一明日完結しちゃっても落とさず保守よろ
…明日入試なんだ。
たぶん浪人するけどorz
351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:11:03.89 ID:AH6Yss4X0
どうでもいい
352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:28:48.27 ID:O0v4xexPO
ほ
353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:42:55.03 ID:N6JKXRP10
う
354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:50:45.43 ID:9W+6tH3Q0
せ
355 :名前の件は勘弁 書きにくい:2010/02/24(水) 17:56:54.87 ID:Im4TAunF0
ランニング中に一度だけ、トミーに出会った事がある。
その時の記憶を必死に思い出しながら、俺は走った。
行ったところで、会える保障も、会ってからどうするのかも、何もわからないけれど。
―――数十分後
男
「はぁ……はぁ…」
全身がまんべんなく温まり、ほどよく汗をかいた頃、俺は目的地に到着した。
静かな住宅街。人は居ない。
冷たい空気を肺いっぱいに吸い込みながら、俺はゆっくりと歩く。
男
「この辺り……だったはずだけど」
走っている間は、何も考えなくて済んだ。
実際着いてしまえば、家もわからないし、どうしたらいいか全くわからない。
表札でも一つずつ見ていけばきっとわかるかもしれないが……
そうまでして、俺はトミーに会ってどうする気なんだ?
携帯を取り出す。明るい液晶画面が眼球を刺激する。
もう九時を回っている。
彼女の電話番号も知っているが、俺はここまで来て、いよいよ迷った。
どうすればいい……。どうすれば、正解なんだ。
>>363
356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:57:42.76 ID:pYv+dieG0
kskst
357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:58:12.06 ID:rDwGxk44O
kskst
358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:58:36.38 ID:LLxSGUrL0
kskst
359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:58:54.39 ID:Im4TAunF0
ゆとりくんの受験は俺も割とどうでもいいです
PC変わるかもしれん
360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:59:17.70 ID:DaZ58tgo0
トミーではなくサナミに電話して想いを伝える
361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:59:23.79 ID:XrBQ8fI6P
kskst
362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:59:24.55 ID:ldnjCUWX0
今すぐ出て来い!
来ないと、南かっちゃんのものになるぞ(はぁと
ってメールする
363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:59:40.84 ID:ypDGcg7w0
トミーを呼び出す
364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 17:59:59.29 ID:kTL5GYwP0
>>363
いい流れである
365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:03:09.80 ID:XrBQ8fI6P
鬼畜安価が鳴りを潜めてちょっと寂しい
366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:04:13.81 ID:JEhoTXxJ0
スレタイ斬るかと思った
367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:10:50.48 ID:Im4TAunF0
ぼんやりした光の下、街灯にもたれながら、俺は携帯を眺めている。
電話帳をスクロールして、トミーの名前を見つけた。
久しぶりに見る彼女のフルネームに、何故か妙な緊張感を感じる。
冷たいはずの指先が、少し汗ばむ。
男
「……あー……くそっ…」
俺は今日使い果たした勇気を、もう一度だけ奮い立たせて、通話ボタンを押した。
携帯を耳に押し当てる。
男
「なんだこれ……」
聞いたはないが、妙に頭に残りそうな軽快なメロディーが流れている。
いかにもトミーらしいというかなんというか。
俺はその音楽を聴きながら、何度も出るな出るなと、祈ってしまう。
だって、どうすればいいかまだ何もわかっていなかったから。
368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:37:26.49 ID:Im4TAunF0
十秒ほどが経っただろうか、音楽突然鳴り止んだ。
そして、携帯の向こうから、音楽に負けないほどの軽快な声が聞こえてきた。
トミー
「はいはぁーい!トミーちゃんだよ?どったの?」
男
「あ……おぉ」
今になって、放課後に別れた彼女の顔が鮮明に浮かんでくる。
夕焼けに照らされる寂しげな顔が。
トミー
「もっしもーし?おーいおーい!おうとうせよー!」
どうしよう。全く言葉が浮かんでこない。
俺は一体何を話すために、彼女に電話なんかしたんだろうか。
普通なら、こんな時間に家の近くまで来られたら気味悪く思うだろう。
男
「ごめんごめん……、いや……俺さ……」
>>373
369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:38:17.01 ID:vIKmVG/50
ksk
370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:38:22.69 ID:9W+6tH3Q0
ksk
371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:38:55.80 ID:vJQKKNPi0
ksk
372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:39:42.13 ID:vJQKKNPi0
ksk
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:39:43.53 ID:GBF9Wbx80
トミーって俺のこと好きなんだろ?wwwww
374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:39:44.21 ID:AH6Yss4X0
サナミのことが大好きなんだ
375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:40:22.76 ID:vJQKKNPi0
/^o^\
376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:41:29.53 ID:9W+6tH3Q0
おいw
377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:41:49.93 ID:vIKmVG/50
>>373単刀直入すぎるだろwwww
378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:45:47.53 ID:rb09llsx0
BADENDの予感
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:47:06.18 ID:XzPAH/C20
>>373
俺のトラウマを抉るなwww
380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:47:59.80 ID:/qOLxBjy0
>>379
kwsk
381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:51:07.61 ID:GBF9Wbx80
おうふwwwwwwうっかり踏んじゃってござるwwwwww/(^o^)\
踏むつもりなかったのにwwwwwwにんにんwwwwwww\(^o^)/
382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:51:40.37 ID:Im4TAunF0
彼女の声は、明るい。
その声を聞いているだけで、何故か太陽を連想してしまう。
トミー
「……何か、あった?」
突然、彼女の声のトーンが、低くなる。
このギャップは、卑怯だ。
俺の心臓はもう高鳴りし通しだったのに、更に早くなる。
俺はそんな空気を打ち破るつもりで、無理やりにテンションを上げる事にした。
男
「隊長!なんでもないであります!」
沈黙。
しまった、また俺は失敗したのか。
トミー
「……うむ!苦しゅうない!楽にしたまえー」
よかった。問題ない。
彼女の声は普段と同じ、明るい声に戻った。
いつもと同じ、冗談しか言い合わない関係。
そうだ……この調子で、聞いてしまえばいいんじゃないか?
あくまでも、”冗談”のように。
逃げを用意するみたいなずるい手ではあるけど、常套手段だ。
383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 18:52:02.43 ID:K8y+yj82O
>>381
なんか許したくなるwww
384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:03:15.12 ID:0tu1ZO8O0
よいよい
385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:03:31.31 ID:Im4TAunF0
男
「あ、あのさぁ!」
俺は努めて軽い調子を崩さないように気をつける。
トミー
「んー?なんだー!」
喉がカラカラに乾く。
言葉が喉から出る直前、またサナミの言葉を思い返した。
男
「トミーって俺のこと好きなんだろー!?」
言っちまった。
俺は自分の声が想像以上に震えている事に驚いた。
痛いほどに鼓動が速い。
386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:05:07.43 ID:Im4TAunF0
ちょっと後でPC変わるよ
1000までに終わるかねこれ
387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:06:34.98 ID:ldnjCUWX0
>>386
長くても読み続けるよ!
388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:14:45.20 ID:vJQKKNPi0
>>381
wwwwwwwwwwwww
389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:20:39.48 ID:O0v4xexPO
wktkwktk
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:35:57.88 ID:HASxneT50
なんだかササミがかわいそうなルートに進んだな
頑張れよー
391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:38:00.00 ID:N6JKXRP10
>>390
いつから幼馴染は喰い物になったんだよw
392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:47:57.14 ID:O0v4xexPO
wktk
393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 19:51:32.56 ID:0Y6BmC0SO
保守
394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:00:17.91 ID:vIKmVG/50
ほ
395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:14:59.61 ID:N6JKXRP10
さ
396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:18:03.92 ID:LT1F/YGy0
か
397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:21:10.83 ID:O0v4xexPO
ま
398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:23:37.49 ID:rYVWbHpS0
いつの間にか面白くなってた
399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:37:33.10 ID:URZU6j2f0
wktkが止まらない
400 :pc変わりましたよ:2010/02/24(水) 20:40:33.83 ID:/40XrtXI0
きっとまた苦しい沈黙が続く。
そして、戸惑いの声。
しかし、俺の予想は想定外の形で裏切られた。
トミー
「へ?ぼく、きみの事すきだよ?」
男
「あ……え?」
体中の力が抜けそうになる。
というか、抜けた。
俺はなんだかわからないが、その場に座りこんでしまった。
401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:40:40.57 ID:bNaqZLpvO
初めてSSってのが面白いと思った
402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:43:40.10 ID:/40XrtXI0
SSっていうのかねこれ。書いてる俺がわかってないが
飯作ったりするから不定期勘弁
403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:44:21.85 ID:GBF9Wbx80
トミーかわゆすのぅ(*´Д`)ハァハァ
404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:44:55.04 ID:vJQKKNPi0
ショートストーリーだし、SSでいいんじゃね
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:45:56.65 ID:1rFeHTPM0
シー・シェパードだろ
406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:46:21.69 ID:vIKmVG/50
>>402
おk
407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:51:26.65 ID:/40XrtXI0
男
「あ……えっと、それって……」
違う。たぶん冗談を冗談で返されただけだ。
彼女の言う事に振り回されるのは、もう慣れてるはずなのに。
予想を超えた言葉に、俺のテンションは完全に素に戻ってしまった。
トミー
「こら!うぬぼれるなにとーへー!」
耳をつんざく大声。
鼓膜がびりびりと痛い。
男
「い、いやうぬぼれるとか……」
彼女のテンションには毎度毎度、本当に飽きない。
俺は思わぬ告白と、その明るさに強張った顔がいつのまにか笑顔に変わっていた。
トミー
「まったくー。近頃のにとーへーは冗談と本気の区別もつかんのか!」
なんだ、やっぱり……冗談だよな。
がっかりした安心、とでもいうのだろうか。
やはりトミーはトミーで、俺の大切な女友達なのだ。
408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 20:52:59.85 ID:ldnjCUWX0
トミーかわいすぎ
俺が行ってた高校のトミーは授業中にうんこ漏らしてたよ
2回も
409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:05:01.73 ID:/40XrtXI0
俺の緊張感は汗と共に流れ出た。
大きなため息を吐くと、いつもと変わらぬ調子で会話を続けることにした。
男
「すいません隊長!以後、気をつけます!」
誰も居ないのに、一人で敬礼をする。
我ながら、ノリのいい奴だ。
トミー
「きをつけたまえよ!……ちなみに今のは本気だ」
一瞬わが耳を疑う。
俺の心臓は暴走と沈静を繰り返してもうくたくただ。
男
「……え、ええ!?」
トミー
「うぬぼれるなー!冗談だ!こまったさんとーへーだ」
……。
階級も下がり、俺はもう笑うしかなかった。
そして、自分の笑い声と、トミーの明るい声で、自分に生まれた気持ちを、確信した。
410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:05:10.67 ID:HASxneT50
>>408
うんこ漏らす奴が好きなのか?
411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:06:32.37 ID:qoIdFqHYP
サ、サナミは・・・
うわぁあああああ!
412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:06:55.32 ID:ldnjCUWX0
>>410
そんな訳ねぇだろwww
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:08:54.11 ID:HASxneT50
>>411
変えられるさ
ほら見渡してみろ
世界はこんなにも安価に満ちている
414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:12:41.65 ID:fa35TnfA0
つまり安価でサナミ√に行きトミーは俺が頂くわけか
415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:12:42.22 ID:vYFEpL2r0
どうしてこうなった
416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:15:32.50 ID:XrBQ8fI6P
男にとってトミーは女友達だってことだろ
(´;ω;`)ブワッ
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:20:49.10 ID:hiGgMd0W0
トミーみたいな子が好き
トミールート希望
418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:22:29.12 ID:HASxneT50
>>417
ルートに進めるかどうかは安価で決まるぅ
勝ち取って見せぇい
419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:25:50.93 ID:/40XrtXI0
どうやら、俺は向けられた好意に対して想いを持ったんじゃない。
これは、この気持ちはずっと前から俺が持っていたものだったんだ。
そう考えると、心のもやは一気に晴れた。
男
「あー……ほんとにお前と話してるとすっきりしたよ」
トミー
「ん?ほんとになんかあったのかー?」
男
「……なんでもねーよ」
本当は、言ってしまいたかった。
気付いてしまった、気持ちを。
でも、言えるわけがない。
俺は今日、サナミに告白をしたばかりなのに。
トミー
「そうかそうか!ならよかった!あ、ねえねえ、ちょっと聞いておくれ!」
420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:25:58.01 ID:0tu1ZO8O0
>>1が>>1000までに終わるかわかんないって言ってるんだから
できるだけ減速しようず
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:26:22.96 ID:IgUhrSR1O
ぬおおおおああああああああああああああ
422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:27:05.89 ID:vIKmVG/50
でもまだ登場してない子もいるらしいからな
今後の展開に期待
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:32:41.53 ID:dvphr+TK0
しえ
424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:38:44.69 ID:URZU6j2f0
おいおい、先が長いのにこのwktkっぷり
ここの>>1はかなり出来る
425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:40:15.62 ID:/40XrtXI0
男
「ん?なんだー?」
どうせまた、アニメの話かなにかだろう。
そういえば、勧められて買ったゲームも、まだほとんどやっていない事を思い出した。
トミー
「あのねー、今部屋から外みてるんだけど、なんか変な人がいるのだよ……」
男
「え……?それ、ほんとか?」
辺りを見渡して、不審な人影がないか確かめる。
そもそもトミーの家がこの通りかどうかも確かではないが、近所ではあるはずだ。
トミー
「うむ……さっき気付いたんだけど、ずっと同じ場所に座っておるのだ」
俺は立ちあがって少し歩きまわる。
電柱の陰や花壇の脇なんかに不審な人影がないかを確かめながら。
なんだか、自分の彼女の事のように心配になって、呼吸が荒くなる。
トミー
「わ……なんかさがしてるぅー……こわあー……」
なんだ、何を探してるんだ?まさかストーカー……!
行き過ぎた妄想がどんどん広がっていく。
426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:41:39.32 ID:HASxneT50
落ちはわかるが言っちゃだめだよな
427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:41:55.99 ID:gQ5kF2QZ0
ww
失礼
428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:42:03.57 ID:fa35TnfA0
ワロタwww
429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:45:28.13 ID:/40XrtXI0
ん……待てよ。
もしかして……。
男
「なぁ、もしかしてそいつキャップ被ってジャージ姿じゃないか?」
トミー
「な、なんでわかるんだ!ま……まさかお前は、エスパーかっ?」
………………俺だよ。
どうやら俺は完全に不審者と間違えられていたらしい。
と、言う事はトミーの家はこの並びの、俺が見える位置にあるはずだ。
ベタな話だが、なんともこ恥ずかしい。
男
「……俺だよ、トミー。どの家?」
トミー
「……え?うそ」
ちょっと素に戻ってしまう彼女の声に、思わず噴き出してしまう。
430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:46:28.36 ID:8dtRMbQJ0
おいおい幼馴染成分が足りないぞ
431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:54:10.20 ID:fa35TnfA0
>>430
安価まで耐えろ
432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 21:57:41.33 ID:/40XrtXI0
トミー
「な、え?なんで?まっ……まさか、貴様がストーカーだったのかっ!」
男
「ちがうわ!ランニングでたまたま通ったんだよ。おーい、どこだー」
並んでいる家の方に向かって手を振る。
その中に一つだけ、カーテンの隙間から光の漏れる部屋を見つけた。
居た。こっそりとこっちを眺める怪しい人影。どっちが不審者なんだか。
トミー
「……じゃあ切るね」
男
「えっ?」
―――ツーツー
唐突に無機質な音が鳴る携帯。
もしかして、ほんとに引かれてしまったんだろうか?
通話終了と表示された画面を見つめる俺。
その場でフリーズしてしまう。
すると、何処かから扉の開く音がした。
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:05:04.50 ID:/40XrtXI0
トミー
「おい!ふしんしゃ!」
失礼な声に振り返ると、トミーだった。
暖かそうなコートの下からは、上下お揃いだと思われる可愛い柄の寝巻が見えている。
突然現れた彼女に、俺は心底驚いた。そして何より、嬉しかった。
男
「びっくりしたー。あと、不審者じゃねーっつーの!」
トミー
「こーんなさっむいのにランニング?おぬしえむじゃのー」
大きいコートの袖で口元を隠しながら笑うトミー。ちくしょう、可愛い。
汗も引き、一度は冷えてしまった身体が、暖かくなる気がした。
トミー
「で、ほんとのりゆーは?探偵のぼくの眼はごまかせないぞ?」
どうしよう。言えるはずもないだろう、トミーに会いに来たなんて。
どう答えようか、迷ってしまう。名探偵の眼光は鋭く光っている。
男
「ほんとの理由って……」
>>440
434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:05:47.18 ID:JHyEBhlP0
kskst
435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:05:52.66 ID:K8y+yj82O
加速
436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:08:08.44 ID:/qOLxBjy0
ここでセーブ
437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:08:24.93 ID:8mSIdYnZ0
幼馴染とトミーどっちをとればいいか迷ってるから相談しに来た
438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:10:33.48 ID:m+tmu+cz0
なんとなく、会いたかった
439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:11.67 ID:3fA5h0vN0
ここでセーブ
440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:15.41 ID:kTL5GYwP0
(何も言わず抱きしめる)
441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:16.11 ID:AH6Yss4X0
サナミに告白したんだが返事が返ってこないんだ
442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:18.74 ID:hiGgMd0W0
お前が好きだって言うためだ!
443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:28.97 ID:ldnjCUWX0
トミーに愛に来た
444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:33.03 ID:HASxneT50
おまえのこと好きだっは
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:11:52.48 ID:GBF9Wbx80
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:12:34.06 ID:HASxneT50
>>440 gj
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:13:27.85 ID:squVRNjX0
うおおおおおおおぉぉぉおおおんんん!!
448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:13:39.85 ID:hiGgMd0W0
>>440
Gjすぎる
449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:14:12.55 ID:m+tmu+cz0
>>440
よくやった、褒美にトミー(美味しんぼ)とファックしてもいいぞ
450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:14:34.13 ID:rxwlJ8+q0
これもう確実にトミールートだな
がっかりだよ
451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:15:45.56 ID:vYFEpL2r0
もうだめぽ
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:15:54.97 ID:hmcOLh1P0
>>440
やりやがった
453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:16:19.33 ID:HASxneT50
>>450
トミーが実は男で・・・
って流れになるかもしれないだろ
454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:18:14.02 ID:Yfqe/Cdl0
トミー・ロッド、稀に見るゲス野郎だ・・・!
どの虫よりお前が1番の害虫だ・・・、確実に駆除してやろう・・・!
455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:19:34.94 ID:hmcOLh1P0
>>454
やめれww
456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:29:13.99 ID:kFkJpOsL0
誠氏ね
457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:30:41.62 ID:/qOLxBjy0
>>456やwwwwwwwめwwwwwwwwろwwwwwwww
やめろ
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:30:59.56 ID:TneldT7NO
涼風みたい
459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:36:01.64 ID:URZU6j2f0
>>440
久しぶりに言おう、GJであると
460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:42:27.31 ID:3U2XHhU+Q
おもしろすぎ
461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:42:45.67 ID:m+tmu+cz0
寝たか?
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:56:05.72 ID:/1UJzBwU0
いや構想練ってるんだろ俺にはわかるよ
463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 22:58:38.98 ID:xoHXNmSEO
やっと追いついた
サナミ√おおおおおい
464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 23:25:24.98 ID:URZU6j2f0
落ちちゃう><
465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 23:42:06.69 ID:Uztva/870
☆
466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 23:52:49.59 ID:HASxneT50
鯖落ちてたか?
おそらく>>1は風呂だな
あートミーと風呂入りてぇ
467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/24(水) 23:59:53.21 ID:XjAU6bUo0
>>466
落ちてた
468 :おちてたね:2010/02/25(木) 00:00:34.98 ID:N9FM6GvS0
―――ギュッ…
トミー
「わっ……!」
俺は、言葉の代わりに彼女を抱きしめた。
胸の中で驚きの声を出すトミー。
揺れる髪からは、子供のような香りがした。
トミー
「うぅー……なんだよぉー…」
胸に顔を埋めたまま、小さな抗議の声。
抵抗は、ない。
男
「…………」
言葉よりも先に、身体が動いてしまった。
本当はこんな事、しちゃいけないんだろうけど。
彼女の身体はとても暖かくて、冷えた身体にとても心地よい。
469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:01:49.46 ID:aLhSw/mw0
お?
470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:02:52.83 ID:z2OkUsyw0
これは期待せざるを得ない
471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:03:40.20 ID:ZKhrzjOQ0
幼馴染はどうなるんだよ
472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:07:34.45 ID:hi2KaNgs0
いいよいいよ!
473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:07:56.00 ID:lJ0Ln7780
なぁこいつ数時間前に幼馴染に告白してるんだぜ?
もっと不幸な目にあっていいじゃない!ダメなら男の名前はコウキにしない?
474 :チンカーベル ◆sqmyBG2IvM :2010/02/25(木) 00:10:15.58 ID:JZEGLniP0
新キャラがおるんか
期待する
475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:10:52.95 ID:iduecVtF0
>>473
駄目だ!「男」だからニュートラルなんだよ
476 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:11:26.12 ID:0oQNx63K0
トミーかわいいよトミー
ttp://218.219.144.2/~img/vip/s/vip20ch129875.jpg
ttp://218.219.144.2/~img/vip/s/vip20ch129876.jpg
477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:12:47.82 ID:Jx2czlca0
>>476
ぎゃあああああああああああああああ
478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:13:57.87 ID:Y3K5aaI90
>>476
やめれ!!
479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:14:55.28 ID:aLhSw/mw0
>>476
うわあああああああああああああああ
480 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:16:21.99 ID:N9FM6GvS0
ただ、俺の腕の中で静かに肩を上下させる彼女は、
なんだか普段のイメージからは想像も出来ない程、女の子だった。
トミー
「…………」
男
「…………」
二人とも、言葉はない。
俺は彼女を抱きしめながら、サナミの言葉をまた思い出した。
―――トミー、あんたの事好きって噂だよ
あの言葉は、本当だったのか。
胸の底から湧きあがる喜びと、サナミに対する罪悪感、自己嫌悪。
このままずっと時間が止まればいいとさえ、思っている。
均衡を破ったのは、トミーだった。
トミー
「……わぁー!!」
大きな声と共に、俺の腕からするりと抜けていく。
温もりがあった場所に、冷たい空気が満ちる。
481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:16:43.82 ID:GVOR+iFiO
男にいきなり抱きすくめられて
「うぅ~なんだよぉ~」
とか可愛過ぎるだろjk…
惨事でもこれくらい可愛い子がいてくれたらのぅ…
482 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:18:33.73 ID:aLhSw/mw0
ちきしょう
俺は男になりたい
483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:18:44.72 ID:Jx2czlca0
>>481
意外といるもんだぞ
484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:19:24.79 ID:bDF5C61Y0
幼馴染に振られたと思って簡単に受け入れてくれそうなトミーロッドに逃げただけのクズ野郎じゃねえかwwww
485 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:20:20.98 ID:oLllNjnI0
>>484
安価で導いたの誰だよww
486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:24:44.55 ID:Xp0bRTan0
今夜も徹夜か・・・
487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:25:16.42 ID:GVOR+iFiO
>>483
そうなのか?
俺が大阪民国民だからかな?
なんつーかおっとりおしとやかな女の子がいいんだよな
田舎の方言とかマジ大好物だし
支援
488 :自分語りは割とどうでもいいです:2010/02/25(木) 00:33:22.29 ID:N9FM6GvS0
トミー
「おっ、おわり!もーだめ!これ以上はおかねがひつよーです!」
照れ隠しか、背を向けて大袈裟に自分の身体を抱く。
俺は自分がした事の意味に、段々と現実感が湧いてきた。
男
「わ、悪い……。なんか……さ、寒かったから……」
自分でも恥ずかしいほど、顔が熱い。
それに寒かったなんて、どうしようもない言葉しか出てこない。
なにより、あんなにやかましい彼女が、こんなにも可愛いなんて思ってもみなかった。
トミー
「……今日……」
背を向けたまま、切り出すトミー。
その声は、聞き取れないほど小さい。
489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:37:08.62 ID:z2OkUsyw0
ちくしょうが
490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:37:58.78 ID:Jx2czlca0
wktk
491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:40:20.99 ID:fHP0KB5K0
寝れねぇ…
492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:41:49.64 ID:Jx2czlca0
だれか明日の朝まで、いや、1000いくまで保守頼む
493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:44:45.70 ID:GVOR+iFiO
>>488
自分語りって俺の事か?
無駄にスレ消費してすまない
ROM専に戻るから気を悪くしないでくれ
先を楽しみにしてるから
494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:47:58.78 ID:vxVZ1JIt0
いったいどうなっちゃうんだろう
wktk
495 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:48:12.76 ID:N9FM6GvS0
男
「……今日?」
必死に声を絞り出す。
俺はもう、唾液さえも出ない程喉がカラカラで、
さっき走っていた時よりも速く、心臓は高鳴っていた。
トミー
「……ほーかご、まってた」
オレンジ色に染まったトミーが一瞬でフラッシュバックする。
男
「待ってたって……俺を……?」
今もたぶん、あの時と同じ寂しげな顔をしているんだろう。
少しだけ、肩が震えているようにも見えた。
496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:52:21.60 ID:/SJ+cckP0
告白フラグキタコレ
497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:53:34.68 ID:aLhSw/mw0
wktk
498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:56:04.91 ID:N9FM6GvS0
彼女は自分のコートの袖を、顔の辺りまで動かすと、
暫くしてひらりとこちらに振り返った。
トミー
「うーーーそ!!だまされおってー!」
男
「え、えぇ?」
どこまでが冗談で、どこまでが本気かわからない。
たぶん、彼女はそのどちらもが混じり合って、トミーなんだろう。
トミー
「……ぼくがかわいいからつい抱きしめちゃったんだね?わかるわかる」
腕組みをしてうなずくトミー。
……馬鹿な俺でも、すぐにわかる。
トミー
「……でも駄目だよっ?ほら、ちみには……かわいー幼馴染ちゃんがいるじゃないか!」
これは……強がりだ。
小さな彼女なりの、精いっぱいの。
499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:57:38.03 ID:SHO7XRSa0
チューだ!そこで抉り込むようにチューだ!
500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:59:31.56 ID:Jx2czlca0
もっかい抱きしめろ!!
501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 00:59:55.87 ID:Z2dNTgkiO
サナミ√にもう光は無いのだろうか………
502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:01:13.97 ID:BcRSfdyd0
もっかい安価来たら3p√を狙うと宣言する
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:01:32.05 ID:fYpSW28L0
>>501
ダブルロックオンだ、安心しろ
504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:01:52.22 ID:FNTkqf0QP
ここで安価出したら>>1に一生ついて行く
505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:02:15.38 ID:vxVZ1JIt0
>>501
そこで安価が活躍する
俺は期待してる
506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:02:22.76 ID:iduecVtF0
幼なじみでサナミ、友達でトミーなら、次は転校生でンコか!?
507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:02:48.43 ID:aLhSw/mw0
もはやハーレムEDしか無いな
508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:04:18.07 ID:lJ0Ln7780
安価出たら別√に移行させたい
509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:06:52.70 ID:N9FM6GvS0
トミーの口から出た幼馴染という言葉に、呼吸が苦しくなる。
本当に自分が分からない。誰を好きで、誰が大切なのか。
トミー
「あっ、もうこんな時間だっ!ほら、良い子は寝る時間だぞっ?さーおうちにかえろー!」
男
「あ……、ほんとだ…。ごめん……」
携帯を見れば、もう十時。
随分長い間、話していたみたいだ。
トミー
「……じゃっねー!気をつけて……かえってね」
そう言うと、玄関まで走り、大きく手を振る彼女の姿に、
俺は何も言えず、ただ小さく、手を振り返す事しか出来なかった。
510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:08:13.13 ID:XSDiS+ywO
おい、サナミを大事にしろよな
511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:14:10.94 ID:hi2KaNgs0
ここまで安価が期待されるSSスレも珍しいwww
512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:17:07.36 ID:N9FM6GvS0
―――十一時
玄関の奥に消えていくトミーを見送った後、
どんな道を通って帰ってきたかは覚えていない。
ただ覚えているのは、去り際の、少し赤くなった瞳だけだった。
男
「……はぁー……」
疲れた……。
風呂上がり、満腹、疲労。
この三つが揃えば、当然召喚されるのは、睡魔だ。
もうとうに電気の消えた隣のベランダを眺めて、俺はベッドに飛び込んだ。
冷たくなった枕と、羽毛布団の感触が心地よい。
トミー。
サナミ。
選ばなければならないのか。
でも、どちらを選んでも、正解でも、間違いでもないような気がした。
何度か頭を振るい、布団に潜り込んで眼を閉じると、
俺は引きこまれるように眠りの世界へと沈んでいった。
513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:19:33.67 ID:lJ0Ln7780
さて未登場のあいつがいよいよ登場か
514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:29:32.08 ID:N9FM6GvS0
―――深夜4時
あんなにも疲れていたのに、人間というのは不思議だ。
喉が渇いたくらいで眼が覚めるなんて。
俺はコップに注いだ清涼飲料水を一息に飲み干し、暖かい布団に潜り込んだ。
男
「……なんか……すごい夢みてた気がするな……」
思い出そうとしても、思い出せない。
夢のメカニズムを解明すれば、娯楽なんて必要なくなるのに。
俺はせめていいあと数時間、いい夢を見ようと色々な事を考えながら、眼を閉じた。
また夢の世界に入る直前、俺が考えていた事は……
>>518
515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:30:05.51 ID:lYoHBoR10
サナミとセクロス
516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:31:36.07 ID:SHO7XRSa0
トミーのこと
517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:32:54.72 ID:fYpSW28L0
俺のこと
518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:32:56.26 ID:7dkN9wTi0
朝メシのこと
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:32:56.34 ID:SXqAsXBx0
明日トミーに告白
520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:32:57.55 ID:/svoSjH40
サナミとちゅっちゅ
521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:32:58.33 ID:b4SToi4J0
トミーにもう一度告白
522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:32:59.04 ID:umSALSSc0
性転換したいなぁ
523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:33:35.23 ID:lJ0Ln7780
くそ・・・いきなり伸びやがって
524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:34:22.68 ID:WKXHWcXP0
なんだよ・・・放課後でサナミ√行ったのかと思ったらトミーかよ
525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:35:59.84 ID:BcRSfdyd0
あああちくしょう他スレ見てたらあんかすぎてるじゃねぇかあああ
526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:38:40.36 ID:XNKUKxWf0
楽しみたいんだったら
さげろ
駄レスは控えろ
527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:39:56.40 ID:q4DahMTpO
トミーみたいなのは普通だと3,4番目に攻略してみようかな~ってなるくらいのキャラ
もしくはそれを逆手に取った超絶地雷キャラの可能性もあるよね
家庭環境とかちょっと地雷臭がしないでもない
528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:53:49.38 ID:YHA3idW60
支援
529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:54:00.41 ID:lJ0Ln7780
えっ
530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 01:55:24.53 ID:z2OkUsyw0
きっと朝まで保守されてある・・・大丈夫・・・これは絶対だ・・・
531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:01:35.92 ID:Na0Cwpvv0
寝ちゃったか?
532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:09:30.32 ID:7dkN9wTi0
保守
533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:24:02.21 ID:u9H4Mz1e0
ほ
534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:24:47.28 ID:WKXHWcXP0
このスレはさげたほうがよさげか
535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:33:00.01 ID:aahQo5/C0
保守
536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:35:53.02 ID:XFrFS2oa0
sage
537 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:48:01.86 ID:z2OkUsyw0
えっ
538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:49:25.89 ID:N9FM6GvS0
『ほら、ゆっくり食べなさい』
……なんてこった。
朝食だというのにこんなにも豪華な料理が並んでいるなんて信じられない。
食卓に並んでいたのは、全て俺の大好物で、それも食べても食べても食べきれない程の量だ。
立ちこめる香りに俺は唾液が溢れ出るのを抑えられない。
男
『これ…全部つくったの?』
『いいからいいから、冷めないうちに、さあ』
幸せだ……。
俺はまず唐揚げに手を伸ばす。
―――サクッ
カリっと揚がった衣を噛むと、中からあつあつの肉汁が溢れ出る。
ほどよく効いたスパイスの味がたまらなく食欲をそそる。
539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:51:55.86 ID:oLllNjnI0
4円
540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 02:57:57.23 ID:N9FM6GvS0
次はラーメンだ。
鉢一面の油の乗ったチャーシューに、たっぷりのネギ。
濃い目のスープは飲んでも飲んでもまた飲みたくなる旨さだ。
スープによく絡んだ麺をすすると同時にチャーシューをかじる。
朝から本当に最高だ!
俺は様々な好物を次々と平らげて、最後の好物に取り掛かった。
『あなたの一番の好物よ』
男
『うわあ……なんて旨そうな目覚まし時計だ』
丸いフォルムに誰もが一目でそれだとわかるデザイン。
俺はドライバーを片手にまずは裏面を分解する事から始めた。
なかなか難しいが、こうでなくては目覚まし時計はおいしく頂けない。
『あっれえー?ねぇねぇ、ぼくにもちょーだい?』
男
『なんだ、トミーか……仕方ないなぁ』
『酷い!あたしだってずーっと食べたかったんだからね!』
男
『サナミまで来たのか。今日の食卓はほんとに賑やかだなぁ』
541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:00:38.81 ID:lJ0Ln7780
頑張るな>>1支援
542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:02:15.89 ID:Na0Cwpvv0
頑張れ!
543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:11:05.54 ID:N9FM6GvS0
『ほんとねぇ。あら、これで食べなくちゃだめよ』
男
『あぁ、そうだったそうだった。これでないと』
うっかりしていた。
俺は愛用のリップスティックを忘れていた。
これで食べなければ何で食事をするんだろうか。
二人を前にして緊張したんだろうか、俺はすごく恥ずかしくなった。
にゅるにゅるとした食感が口いっぱいに広がり、
飲み込んだ後腹の中で鳴る目覚まし時計が―――……
―――ジリリリリリ!!!!
男
「……!!」
……枕元の目覚ましを乱暴に叩いて止める。
なんだかよくわからない夢を見ていたような気がするが、いまいち思い出せない。
男
「……?まぁいいか……」
俺はなんだかすごく口の中がねばつくような気がして、さっさと顔を洗う事にした。
きっと昨日喉が渇きすぎたんだろう。
俺は明るい日差しが差し込んでくる窓の向こう、幼馴染の部屋べランダを眺める。
今日もあいつとは、”何事もない”一日になるんだろうか……。
ともかく、今日もなんだか大変な日になる、そんな気がした。
544 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:12:07.07 ID:WKXHWcXP0
書き溜めてたの?
すごいな
545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:13:10.72 ID:lJ0Ln7780
まだ登場していない子は出てくるのかな?
546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:29:36.51 ID:9HICv5R/0
追いついた。
wktk
547 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:54:46.41 ID:u9H4Mz1e0
幼馴染み来い
548 :書き溜めてない即興だからおそいごめん:2010/02/25(木) 03:56:43.71 ID:0y5G+Nqj0
身支度を済ませて台所へ行くと、一枚のメモが置いてあった。
『ごめん!締め切り近くて寝てないから朝は買い食いで頼む』
男
「……そっか、お疲れ様でーす」
メモをめくると、下には折り目をつけられた野口さんが笑っていた。
眠い目をこすりながら、こんな手間のかかる事をしている母の姿を想像して、
なんだか微笑ましく思う。
WEBデザイナーの仕事を続けている母は、締め切りが迫るといつも徹夜続きだ。
父が死んで、母の手一つで育ててくれるのは感謝しているが、身体には気をつけてほしいものだ。
しかし、どうにもこの食卓を見るとすごく残念なような、そんな気がするのは何故だろうか。
男
「……まいっか。いってきまーす……」
寝ている母を起こさないようにこっそりと玄関を出た。
もっとも、今ならどんな物音がしても起きやしないだろうけど。
今日も随分いい天気だ。
時計を見ると八時ちょっと前。
そろそろサナミが玄関から出てくる時間だが……。
俺は昨日の事を思うと、なんだか顔が会わせ辛い。
先に行くか……どうしよう。
>>553
549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 03:59:47.77 ID:Na0Cwpvv0
ksk
550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:00:32.41 ID:lRCLlXHGO
トミーと登校
551 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:01:24.21 ID:XSDiS+ywO
サナミを待つしかない
552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:01:59.49 ID:lJ0Ln7780
kskst
553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:02:29.45 ID:1821PMSD0
サナミを待つ
554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:03:06.21 ID:XSDiS+ywO
っしゃあ!
555 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:09:03.42 ID:WKXHWcXP0
>>553GJ
556 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:09:59.84 ID:Na0Cwpvv0
よーしよし
557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:10:43.66 ID:W5F9CK2R0
みてるぞ>>1
がんばれ
558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:15:15.43 ID:0y5G+Nqj0
……待とう。
今日は、ちゃんとサナミと話をしよう。
順序がまるっきり逆だが、俺は自分の気持ちをちゃんと確かめたい。
誰が大切で、誰と一緒に居たいかのか。
―――五分
サナミの家の玄関はまだ動かない。
まぁ、もう少し待とう。
―――十分
時計はもう八時を指している。
あと三十分で行かなければ遅刻なのだが……。
―――十五分
まずい。もうデッドラインだ。
俺は少々焦りだした。もしかして、もう先に行ってしまったんだろうか?
そうだとすれば、俺は相当まぬけな待ちぼうけをしている事になる。
かといって今まで電話で呼び出してまで一緒に行った事はない。
このままでは遅刻してしまう。どうする。俺一人なら走ればまだ間に合うが……
>>562
559 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:16:15.73 ID:1821PMSD0
ksk
560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:19:32.38 ID:WKXHWcXP0
サナミをまつ
561 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:19:43.40 ID:b4SToi4J0
サナミに電話
562 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:19:46.89 ID:SXqAsXBx0
落ち着くためにサナミ宅玄関前で自慰行為
563 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:20:14.04 ID:WKXHWcXP0
>>562
おいwwwwwwwwwww
564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:20:59.52 ID:g1li094R0
ちょwwwwww
565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:21:15.29 ID:ebwZahVOO
何やってんのwwwww
566 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:21:39.90 ID:u9H4Mz1e0
これはwwww
567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:24:54.74 ID:Na0Cwpvv0
うわああああああwwwwwwwww
568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:28:00.19 ID:0y5G+Nqj0
玄関の前を右往左往する俺は、実際の所、かなり焦っていた。
今朝一発目の授業は、”鬼教官”の異名を持つ教師で、もちろん、こわい。
あの教師に絞られた生徒は一週間飯が食えなくなるという都市伝説さえあるほどだ。
男
「あー……もう……!」
先に行ってしまえばいいだけの話なのだが、
学校に着いてしまえばこっちから行かない限りは、
クラスの違うサナミとは話す機会があまりない。
そうこうしているうちに、どんどん進む時間。
俺の焦りはもう頂点に達していた。
男
「落ち着け……!落ち着け……!」
こんな状態では、サナミが出てきた時にまた何を言ってしまうかわからない。
最近の俺はどうも自分の行動に自信が持てなくなってきていた。
男
「そうだ……!」
俺は心を落ち着けるために、ある事を行う事にした。
569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:28:14.65 ID:lJ0Ln7780
おっなんか初めのノリが戻ったなwwwww
570 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:40:00.58 ID:0y5G+Nqj0
辺りに誰も居ない事をよく確認して、俺は服を脱ぎ始めた。
冷たい空気が素肌に触れて、少しずつ頭が落ち着いてくる。
男
「よし……!」
玄関から出てくるサナミを想像して、俺は自らを高めていく。
―――ググッ…
俺は最初こそ抵抗があったが、始めてみれば思っていたよりも心地よい。
なにより、人の家の前で、こんな事をするなんていう状況と、
後ろめたい気持ちが、俺自身の硬直と動きを加速させていく。
男
「くっ……!はぁ……ぁあ……はあ……!」
サナミにこんな所を見られたらどうするんだ?
―――シュッ、シュッ…!
もうやばい……!限界だっ……!
男
「くっ……!うぁあああああ!」
―――ガチャ
サナミ
「きゃああああ!!!!!!!!」
571 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:41:31.40 ID:b4SToi4J0
さあもりあがってまいりました
572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:49:42.39 ID:WKXHWcXP0
糞わろたwwwwwwwwww
573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:49:59.33 ID:vjA6Zzoy0
今起きて追いついてみたら大変な事になってんじゃないか、数分前のdkdkを返せ!
574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:51:37.52 ID:qmUNdl9rO
どうしてこうなった
575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 04:59:16.94 ID:0y5G+Nqj0
…………空が、青い。
限界を向かえ、仰向けになって倒れている所に、サナミが現れた。
俺の鼓動は爆発しそうなほど速いが、何故か妙に落ち着いている。
サナミ
「……ねえ、人んちの前で何やってんの?」
俺は心地よい疲労感の中で、自らの膨張が少しずつ収まっていくのを感じていた。
こんな姿を見て、サナミはさぞかし驚いている事だろう。
俺は起き上がり、大きく深呼吸をした。
男
「何って……筋トレだよ」
パンパンに張った二の腕の膨張は次第に収まり、
俺は額から落ちる汗を拭った。
落ち着くためには自慰行為に限る。
俺は筋肉トレーニングこそ最大の自慰行為だと思っている。
サナミ
「……時々あんたの事ほんとにばかなんじゃないかって心配になるよ」
玄関から出てきたサナミは、少し大きめの寝巻きに、マスク姿だった。
576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:02:19.69 ID:/Zv3uZCoO
(゚Д゚)
577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:03:22.87 ID:u9H4Mz1e0
なんという切り返し
578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:03:40.12 ID:qmUNdl9rO
よし、俺も今から自慰行為してくる
579 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:06:29.35 ID:aaOt+G1i0
よし俺も筋トレしてくる
580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:12:16.59 ID:0y5G+Nqj0
自慰行為のおかげか、俺の頭はすっきりしていて、硬くならずに話せそうだ。
男
「あれ、風邪?一緒に行こうと思って待ってたんだけど……」
サナミ
「んー……急に熱出ちゃったんだぁ。それより、上着なよ、風邪引くよ。あ、引かないかばかだし」
男
「子供は風邪の子って言うだろ!」
サナミ
「……やっぱりばかだわ…」
ケホケホと小さな咳をしながら額に手を当てるサナミ。
赤く火照った顔が、体温の高さをうかがわせた。
俺は手早く服を着なおす。
男
「……大丈夫か?ちゃんと寝てろよ…。あ、そういえばなんで出てきたんだ?」
玄関にもたれたまま、前髪を触るサナミ。
サナミ
「……ま、待ってたりしたら可哀想かなー、と思ったから。ばーか」
581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:14:24.49 ID:aaOt+G1i0
前髪触るのは何の合図だっけ?
風邪で弱ってるけど家にあがりこんでもいいよ
だっけ?
582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:14:40.53 ID:WKXHWcXP0
欲求不満じゃね?
583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:15:49.80 ID:aaOt+G1i0
ああw
584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:23:35.48 ID:0y5G+Nqj0
照れくさそうに悪態をつく。
俺はサナミの言葉に安い言い方をすれば、ときめいた。
その顔は、小さい頃から見ているサナミと何も変わっていない。
よく動く瞳は冬の空を映して、きらきらと光っているように見えた。
男
「なんか悪いな、寝てるのに」
サナミ
「いいよ、いいけど……時間、大丈夫?」
―――八時二十分
男
「あ……!や……やばい!悪いサナミ、行くわ!」
サナミ
「あ、ごめんね、待たせちゃって……」
男
「いいっていいって!じゃあ、ちゃんと治せよ!」
そんな顔で謝られたら、誰だって許してしまう。
俺は振り返りながら叫ぶと、乳酸の溜まった両足にもう一度鞭を打った。
585 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:24:39.67 ID:aaOt+G1i0
最後の文エロい意味かと思ったぜww
586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:33:56.70 ID:1821PMSD0
サナミは学校休みなのか
もうサナミ√は諦めたほうがいいのか?
587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:35:35.84 ID:fYpSW28L0
だからダブルロックオンだとあれほど
588 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:37:03.41 ID:0y5G+Nqj0
―――学校
……怖かった。
あまりにも恐ろしい説教に俺のテンションは急下降していた。
結局全力疾走も空しく、十分以上の遅刻をした俺は都市伝説級の雷を受け、
完全に意気消沈している。
遠くに聞こえる授業の終わりを告げる音。
男
「……やっとか……」
俺は埃まみれの服を払うと、手に取った分厚い本を棚に押し込んだ。
遅刻の罰として、全く使われる事の無い資料室の掃除を申し付けられたのだ。
今朝の予想は当たっていた。今日も全く大変な一日になりそうだ。
男
「……疲れた……」
資料室の鍵を掛けて、陽射しに満ちる廊下で大きく伸びをする。
身体の奥でポキポキと骨のきしむ音が聞こえた。
男
「……戻るか」
俺は鍵を返すために職員室へ向かった。
589 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:38:22.75 ID:vjA6Zzoy0
くるぞ…
590 :ニコ厨にも割と興味ないです:2010/02/25(木) 05:47:16.29 ID:0y5G+Nqj0
うちの学校は、広い。
どのくらい広いかといえば、とにかく広い。
生徒の数が多い事もあるが、増改築を繰り返した校舎は入り組んでいて、
入ったばかりの頃は随分と迷ったものだ。
職員室までの長い道のりを早足で歩いていると、部室の並んだ廊下に差し掛かった。
男
「あ……部活……」
ずらりと並んだ部室を見て、そういえば暫く部活に顔を出していない事を思い出した。
何を考えているのかは分からないが、うちの学校は部活に関してもすごい。
とにかく誰でも簡単に部活動を始められるようになっていて、
校内には多種多様な部活がひしめきあっている。
定番の野球部やサッカー部はもちろんの事、囲碁や将棋の文科系の部活や、
麻雀部なんてのもある。変り種ではUFO研究部や昼寝部なんてふざけたものも。
男
「……部室、多いだろ」
小さな部屋ではあるが、大量に並ぶ部室。
俺が所属している部室も、そこにはあった。
それは……
>>596
591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:48:04.94 ID:fYpSW28L0
かそく
592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:48:27.33 ID:u9H4Mz1e0
ksk
593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:49:57.38 ID:+9ZRIAHe0
麻雀部
594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:50:04.03 ID:u9H4Mz1e0
セパタクロー部
595 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:50:52.33 ID:WKXHWcXP0
DV部
596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:51:36.75 ID:WKXHWcXP0
サナミと同じ部活
597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 05:53:00.53 ID:fYpSW28L0
さなみの部活は竜騎部
598 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:07:56.10 ID:tmBxCoFj0
>>596
・x・?
599 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:11:28.98 ID:0y5G+Nqj0
サナミに誘われて入った部なのだが、俺はもはや幽霊部員となっている。
この学校の部活は総じて皆緩いか、特殊かのどちらかなのだが、
うちの部はどちらかといえば特殊にジャンル分けされるのではないだろうか。
男
「…あ!やばい、時間!」
時計を見ればもう次の授業が始まる三分前だ。
急げばまだ間に合う。
俺はまた走るはめになった。
―――職員室
男
「鍵かえしにきましたー!」
俺は勢いよく叫ぶと、ボードに鍵をかけ急いで踵を返す。
???
「ちょーっと待った!」
トミーに負けないほどの声量が響く。
振り返ると、ストライプのスーツ姿の男性が立っていた。
男
「……なんですか、ヤリダ先生」
600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:17:05.01 ID:s3J4jpX/0
玄関前オナニーを笑って流してくれる幼馴染が欲しい
601 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:22:31.98 ID:0y5G+Nqj0
一見すればとても教師にみえないような風貌。
男の俺が見ても整った顔立ちなのだが、どうにもノリが軽い。
にやにやと俺を見ている彼は、れっきとした英語教師のヤリダ先生。
本当は”ヤリタ”なのだが、皆がその風貌と調子から”ヤリたいだけだ”と言い出したから、ヤリダと呼ばれている。
厳しいリングがいくつかついた腕が肩にまわされた。
男
「な、なんですかもう!」
ヤリダ
「ん?なんだお前急いでんのか?」
男
「時間見て下さいよ!急いでるに決まってんだろ!」
ヤリダ
「うん、わかってて止めてんだよ」
……。
俺は彼のこういう所が気に入っている反面、嫌いでもある。
ヤリダ
「あ、そだ。お前部活何やってんだ?今度部室遊びに行ってやるよ」
彼の場合、悪戯で聞いてるのと、本当に忘れているのとのどちらも考えられる。
俺は一応改めて伝えておくことにした。というより、言わないと離してもらえなそうだった。
>>608
602 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:23:19.88 ID:0y5G+Nqj0
今更人増えてきた。これはおわらんかもわからんね。
部活いいのこい!寝る
603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:23:48.85 ID:s3J4jpX/0
梅
604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:24:04.50 ID:WKXHWcXP0
ksk
605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:24:45.74 ID:WKXHWcXP0
ksk
606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:24:51.56 ID:u9H4Mz1e0
ksk
607 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:25:48.94 ID:WKXHWcXP0
料理部
608 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:26:29.91 ID:WKXHWcXP0
料理部
609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:26:58.55 ID:5E6qtSG4O
お前料理部だろ
610 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:28:34.45 ID:WKXHWcXP0
よくわかったな
611 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:34:01.29 ID:0y5G+Nqj0
男
「料理部です!りょーりぶ!」
ヤリダ
「りょうりぶぅ~?お前料理なんか出来んのかー?あ、そういやこの前な」
男
「勘弁してくださいよもう!あ…!チャイム……!」
俺の背中をバンバンと叩きながら笑っている。
全くなんでこんな人が教師になれたんだかわからない。
教頭
「……笑っておられますが、ヤリダ先生も授業じゃありませんこと?」
ヤリダ
「あ……!お、おいお前邪魔すんなよ!じゃーな!」
教頭の言葉に慌てて部屋を飛び出していくヤリダ先生。
……本当にわからない。
俺はその情けない後姿を追いかけるように、挨拶をしてまた走り出した。
612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:35:24.37 ID:KOhmZfCC0
>>1みたいな人は尊敬するわ。
即席でこれだけの文章を書けるのはすごい・・・
613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:53:55.30 ID:YhqwQPxB0
表なら
サナミ(CV:水橋かおり)
トミー(CV;井口裕香)
裏なら
サナミ(CV:風音)
トミー(CV;民安ともえ)
614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 06:55:46.69 ID:GpjBei4tO
WKTK
615 :かけるだけかく:2010/02/25(木) 06:59:31.57 ID:0y5G+Nqj0
―――昼休み
そして今日も、弁当が無い。
という事は……
男
「わっ!!!!!」
トミー
「うわあ!!なんだ!びっくりするだろ!!」
先手を打った所、見事に俺の真後ろにはトミーが立っていた。
昨日の事があったせいか、なんだか話辛くて今日はまだ挨拶しかしていない。
男
「たまには逆襲だよ逆襲」
トミー
「ぬぬぬ……!こしゃくな……!」
俺の心情に反して、彼女は全くいつもと変わらない様子だった。
その接し方に、俺は少し安心した。
トミー
「いーよいーよ、昨日のことぉー言っちゃおっかなー?ふしんしゃくん!」
男
「えっ……!」
616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 07:12:59.41 ID:0y5G+Nqj0
女
「ね、昨日のことってなに?」
女
「なんかあったの?」
全く、女の子はこういう時だけ異常なほど聞き耳を立てているものだ。
俺は昨日のことまで冗談の様に話せるトミーに半ば関心さえした。
それに、なんだか二人だけの秘密を作ったようで、嬉しい。
トミー
「あのねぇー、実はぁー……」
男
「ない!何もない!ほらトミー食堂行くんじゃないのか!?」
トミー
「えー?ぼくきょうおべんとーだよー?」
にやつきながら可愛いハート柄のお弁当箱を揺らす。
これはまずい……こうなったら奥の手だ。
俺は鞄の中から今朝大急ぎで買った大好物である菓子パンを取り出した。
トミー
「お……おぉ!ば、ばいしゅーか!?ふてえやろーだ!」
明らかな反応を見せるトミー。
毎度毎度俺の菓子パンをねだるせいで、こいつの好みはわかっている。
あんぐりと開いた口は、今にもよだれが落ちそうだ。
617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 07:19:01.14 ID:0y5G+Nqj0
男
「……いらないなら食うけど」
トミー
「……な、なに!し、仕方が無い!おぬしもわるよのぅ…」
俺の手から唯一の食料をひったくると、子供のようにはしゃいでいる。
昨晩のしおらしい姿を思い返して、そのギャップに思わず微笑んだ。
さて、これで食料は無くなったわけで、俺は食堂に行かざるを得なくなった。
男
「じゃあ俺食堂行くわ。大事に食えよ?」
鞄から財布を取り出し振り返ると、
弁当を前にして、口いっぱいにパンを頬張る少女。
リスか、こいつは。
トミー
「もふふぁへへふふぉー」
……もう食べてるよ?だろうか。
愛くるしい小動物を一撫でしてから、俺は教室を出た。
618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 07:25:24.80 ID:pm4lwxQD0
私怨
619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 07:50:28.91 ID:0y5G+Nqj0
騒がしい廊下は教室よりも随分と冷たい空気に満ちている。
この寒い中食堂まで行く元気が果たして俺にあるだろうか。
途方にくれている俺の後ろで、久しぶりに聞く声がした。
???
「誰かと思えば、幽霊部員さんじゃないですか」
少しだけ低い、落ち着いた声。
長い黒髪とすらりとした体系の女の子。
男
「……あ、アマネ部長……」
アマネ
「貴方が居ないと、毒見役が居ないから困ります」
彼女はアマネ部長。我が料理部の部長で、少しばかり変わり者。
実は……俺は彼女が少し苦手だ。
本名はアカネというのだが、甘いものに目が無く、
いつもスイーツばかり作っているせいでいつのまにか、アマネに改名された。
アマネ
「時に貴方、もしかして空腹じゃありませんか?」
……嫌な予感がする。
620 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 07:52:13.47 ID:YFjJcOQvO
新キャラ出すぎだろぶちごろがすぞ
621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 07:55:54.56 ID:Z1F1Gv4oO
ほ
622 :これで終わりだとは思う:2010/02/25(木) 08:07:21.49 ID:0y5G+Nqj0
俺が幽霊部員になっている理由。
それは先ほどのアマネ部長の発言に問題がある。
アマネ
「新しいスイーツを考えたんです。久しぶりに味見をお願い出来ますか?」
そう言いながら少しずつ俺に近づいてくる。
……やっぱりそれか。
俺は男の割りに、甘い物が大好きだ。
サナミに誘われて料理部に入ったのも、ほぼ、それが目的だった。
男
「いやぁー……これからちょっと食堂に行こうかと……」
アマネ
「あら!じゃあやっぱり空腹だったんですね。では部室で待っていますので」
長い髪をなびかせて向き直ると、俺に釘を刺して足早に歩き去ってしまった。
俺はどうにも丁重なんだか強引なんだかわからないあのテンションが苦手だ。
男
「……困ったな……」
俺はさんざん迷った後……
>>628
623 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:08:02.66 ID:0y5G+Nqj0
長い……思いつきで始めたのに誰得だよこれ
ちょと寝る
624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:08:12.11 ID:5E6qtSG4O
kskst
625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:08:46.76 ID:WKXHWcXP0
ksk
626 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:10:21.17 ID:Ral/kEV80
アマネさんかわいい
安価なら
部室でアマネさんを食べちゃう
627 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:10:29.36 ID:WKXHWcXP0
ksk
628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:10:33.76 ID:eMeOURIw0
無視することにした
629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:11:19.44 ID:WKXHWcXP0
>>628
GJ
630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:16:53.82 ID:QIOUVfZ80
これ以上>>1のヒロイン増やしたら大変なことになりそうだな
ササミとトミーだけでこれだもんな
631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:26:56.54 ID:6ZG6hwh60
いささか残念な気もするが長さ的にしょうがないか
で、ゲーム化はいつですか?
632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:31:22.95 ID:m9ub/LVB0
うおぉぉぉぉ追いついてしまった……
これは期待
633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:37:05.41 ID:U2bPEBdQ0
, - 、 _,,_
r'⌒Y⌒;:;:;:;:;:;:;⌒Y;:;:;:;ヽ,,,___
_ ,, -- ー ‐─ -- ,,,, ____;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:`i
.,r⌒ヾ,´ ,r' ~~ヽ ゙゙゙ `-、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ̄ヽ
,!r'⌒ヽl <,r '⌒ヽ> \;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
ィ__,,,,...,,,,_ __ ,,,,,..........,,,,,___ ゙i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:く
,r' | `ヽ⌒r' _,,,_ `ヽ l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
l l ,'´  ̄ `ヽ l⌒| /" ゙゙'ヽ ト、 };:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}
l _,ハ @ ゙!_|_ l i @ } ト、 `・、_,ィ';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;<
|' `゙゙' ゝ.'" .l ',____,,,,, - ' .| `ゝ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:)
メ、,,___,r': : : :. ヽ,,, __ ノ ゝ;:;:;:;:;:;__,,,...,,__;:;:;:;:;:<
!' (: : : :. _,,,)  ̄''''''' ̄ ~l;:;:/ ヽ;:;:; )
__ノ ` - ´ __ レ' ゙!ノ
\ __,,, -- ‐‐ ''''::::::::`' 、 / /⌒` l < ホントは男の事が好きで好きでたまらないんだ!
`ー---┐-‐‐ フ'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ | / l
V_/';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙l | 〉 l
';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l / l
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. __ l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;ノ 人_ ___,,,ノ
( ゙゙ '' ‐‐ - ,,, _」__::;:::;:___ ;;;; ー '''" /  ̄|
`i  ̄ |
i、 |
゙-、__ ,,,, ..... ー┬ '''' ""
634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 08:51:01.61 ID:3Zr1U+fa0
くそっ、追いついちまった…
635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 09:07:21.73 ID:cNqdxCfP0
636 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 09:16:25.13 ID:GpjBei4tO
ほ
637 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 09:37:30.55 ID:uzZzEZdyO
SU
638 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 09:47:43.35 ID:QIOUVfZ80
DA
639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 09:59:03.71 ID:VhmMcQ/A0
ほ
640 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 10:21:14.57 ID:VhmMcQ/A0
保守
641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 10:31:25.81 ID:1pu8cDz40
追いついた
642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 10:43:36.40 ID:PFUB0XFBO
まーた保守スレか
ageてやる
643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 10:44:20.01 ID:Z1Xh6/bi0
ほ
644 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 11:10:17.41 ID:z2OkUsyw0
>>1のためにぃーほっしゅするぞー
645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 11:36:10.19 ID:eMeOURIw0
ト
646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 11:41:05.27 ID:/svoSjH40
ゲ
647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 11:47:35.08 ID:VujD7wtL0
昼食にスイーツとかざっけんな
648 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 12:12:07.13 ID:pgVKSKMt0
☆
649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 12:16:04.99 ID:lFIXtM6h0
今日も安価とってトミールートに誘導するお仕事が始まるお
650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 12:44:33.15 ID:pgVKSKMt0
☆
651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 13:03:36.33 ID:XNKUKxWf0
保守間隔狭すぎるわゴミ
652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 13:21:58.17 ID:uzZzEZdyO
く
653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 13:44:54.58 ID:wwq02IYf0
>>633
富井やめれwwwwww
654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 13:52:35.65 ID:zGc8FHXnO
とらドラにトミーみたいな子いたな
655 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 14:04:41.38 ID:VCSrp4/a0
フリーの
656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 14:24:03.29 ID:d1ifGGXw0
カメラマンさ
657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 14:38:57.24 ID:fKithC610
トミーと言われてもロボトミー手術しかでてきません
658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 15:01:04.20 ID:iHhSRfwi0
ほ
659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 15:06:26.83 ID:1pu8cDz40
も
660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 15:11:43.66 ID:B6+0quFN0
以
661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 15:16:13.65 ID:1pu8cDz40
上
662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 15:19:28.81 ID:1pu8cDz40
ほ
663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 15:25:15.20 ID:bDp3N1Hq0
保守一覧表
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 40分以内
04:00-09:00 80分以内
09:00-17:00 40分以内
17:00-19:00 20分以内
19:00-00:00 15分以内
664 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 15:44:10.97 ID:Jbco69000
まだあったw
保
665 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:00:49.05 ID:JoSXlCuz0
>>664
IDすげえな
666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:02:14.05 ID:WKXHWcXP0
>>664
さっさと腹筋スレいけ
667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:25:34.70 ID:0oka4V/90
トミーか
668 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:33:59.00 ID:0y5G+Nqj0
男
「……アマネ部長、ごめん」
俺は誘いを無視することにした。
彼女が去っていった方向に頭を下げると、食堂に向かって歩き出した。
後が怖いし、非常に申し訳ないが、背に腹は変えられない。
彼女の作り出すスイーツは……いや、やめとこう。
―――食堂
相変わらず昼の食堂は大賑わいだ。
俺はお気に入りの窓際の席に向かうと、上着を放り投げる。
よし、これで席は確保だ。
広いとはいえ、ちゃんと席取りをしないと立ち食いなんて事も日常茶飯事なのだ。
その足で食券機へ向かうと、俺は数多いメニューの前で悩んだ。
男
「……今日は何を食おうかな」
>>672
669 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:34:54.22 ID:Ral/kEV80
キター!!!!!!!!!
安価なら
トミーの弁当
670 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:35:38.05 ID:IDBEHZqL0
ksk
671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:36:23.33 ID:fZP60kVH0
トミー
672 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:36:42.76 ID:zGc8FHXnO
トミーの弁当
673 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:36:54.97 ID:fZP60kVH0
アマネ部長のスイーツ
674 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:37:32.18 ID:fZP60kVH0
教室まで戻るのかよwktk
675 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:40:06.84 ID:/svoSjH40
虫が入ってそうだな
676 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:43:36.75 ID:YaWMZ+Rw0
追いついた
677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:48:19.47 ID:0y5G+Nqj0
様々な食べ物が浮かんでは消えていく俺の脳裏に、
一筋の光が走る。
男
「そうだ……いつも食われてばっかりなら……」
俺の眼には、昨日豪快にすっ転んでいたトミーが鮮明に映る。
込み上がる思い出し笑いをかみ殺しながら、後ろに並んでいた男に列を譲った。
俺の閃きとは、トミーの弁当を食べてやる事だ。
彼女には何度俺の好物を誘拐されたかわからない。
そのお返しに弁当の一個くらい横取りしても、お釣りがくるくらいだ。
しかし……
男
「……教室……」
そう、その強奪計画を実行するにはまた教室まで帰らなければならない。
立ち込める美味そうな食べ物の香りで、俺の空腹感はもはや限界値だ。
いや、だがここで諦めては男がすたる。
今日の俺は朝のトレーニングのおかげか、やる気に満ちている。気がする。
そうとなれば、早く行かなければあの小動物に弁当を全て食べられてしまう。
俺は足早に自分の上着のある席へと走った。
678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:56:09.26 ID:n5/ny6HY0
ほ
679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 16:58:55.30 ID:lFIXtM6h0
お弁当取られて半泣きでポカポカしてくるトミークル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━?????
680 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:01:49.04 ID:fZP60kVH0
毎日お弁当ルートクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !?
681 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:02:14.74 ID:aUPgE8Z2O
昨日の話公表されるフラグ
682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:07:43.45 ID:lFIXtM6h0
>>681
それはそれでクラス公認カップルフラグなんで男×トミー派の俺歓喜
683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:09:20.11 ID:fZP60kVH0
幼馴染のサラミはどうした
そっちのフラグ折るなよ
684 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:09:39.31 ID:nqrfWX5G0
>>697
富井部長かわいすぎナイタ
685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:13:16.36 ID:TOtwWbPT0
これあれだろ
トミーの本名はトマトで
もうすぐ引っ越すって話しだろ?
686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:13:40.59 ID:FV7xV+u20
全然幼馴染出てこないからフラグの立てようもない
687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:14:37.05 ID:0y5G+Nqj0
もう自分の席に向かうだけでも足腰が悲鳴をあげている。
ここ最近ずっと走っている気がするんだが……。
人ごみを掻き分け、やっとの思いで席にたどり着くと、そこには……
ヤリダ
「ん?よぉジャリタレ。なんだこれお前のか?」
男
「……ヤリダ先生」
そこには俺の上着をスーツの上に無理やり着込んでいる男が居た。
男
「……何やってんですか。それからジャリタレはやめてくださいよ」
ヤリダ
「あー…これいいなぁ。俺も買おうかな」
俺の上着のタグだの手触りだのを確認しながら呟いている。
スーツさえ着てなければ、どうみてもただの学生にしかみえない。
ヤリダ
「いいじゃん、”ジャニタレ”みたいでよ。ひゅーこのイケメン!」
男
「……すいません遊んであげられないんです。俺、急いでるんで」
そうだ、俺はこの少し大きい子供に構っている暇などないのだ。
一刻も早く教室にいかねばならないというのに。
688 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:22:06.88 ID:0y5G+Nqj0
ヤリダ
「あ、お前そういえばさっき探されてたぞ。あの……ちょっとこえーあー…アカ?」
まさか……。
俺は背中に冷たいものが走るのを感じた。
今日は大変どころかもしかしてすごくついていない日かもしれない。
男
「あ……アマネ部長ですか……」
ヤリダ
「そうだそれだ!えれー怒ってたぞー。なんだ、痴情のもつれか?ん?やるねェーこのー!」
そう言ってまたいつものように背中を叩いてくる。子供か。
男
「痛い!痛いですって!違いますよもう!俺行きますから!」
ヤリダ
「つまんねーなー。女の相談なら俺にしろよー」
この人はもう……。そんな事だからヤリダなんて呼ばれるのだ。
椅子にもたれてへらへらと笑うヤリダ先生に背を向けて、
俺は教室に向けて最後の力を振り絞って走った。
どうにかアマネ部長に捕まることなくたどり着ける事を祈りながら。
689 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:29:57.89 ID:52ON3BHYO
>>683お前今日はサシミが休みだからって名前間違えんなよ
690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:30:25.76 ID:lFIXtM6h0
>>697には期待してる
691 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:30:31.18 ID:d1ifGGXw0
>>689
そういうお前も間違えてるぞ
サイクロンマグナムな
692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:30:42.91 ID:SizxETsyP
涼ちんに俺の妄想の一つや二つや十個ぐらい分けてあげたい
693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:32:58.04 ID:0y5G+Nqj0
刻一刻と迫る時間。
俺は無駄に(無駄ではないが)広い校舎を恨みながら走っている。
そして、何度目かの曲がり角を曲がった後、
なんとも難しい選択に迫られた。
男
「……右か左か…」
右に行けば回り道にはなるが部室の前を通らずに済む。
アマネ部長に捕まらずに済むかもしれない。
左に行けば部室の前を通るがかなりのショートカットになる。
俺の弁当生存率が飛躍的にアップする。
俺はさながら最後の決断を迫られた爆弾処理班のような形相で、迷った。
男
「……どっちだ…!」
>>696
694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:33:22.39 ID:ZD2eJ0vI0
ksk
695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:33:59.60 ID:0oka4V/90
引き返す
696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:34:01.73 ID:/svoSjH40
とりあえず部室に入る
697 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:34:04.49 ID:eMeOURIw0
左
698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:34:46.78 ID:0oka4V/90
>>696
なにやってんのこいつ
699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:36:27.65 ID:kNYWM2u00
入るのかよwwwww
700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:37:41.46 ID:0y5G+Nqj0
―――グゥゥゥゥ…
真剣な空気をぶち壊すように腹が鳴る。
駄目だ、同時に眩暈までしてきた。
これはもしかしたら教室までもたないんじゃないか?
空腹と酸欠による思考能力の欠如。
そんな俺の脳が導き出した結論は………
男
「……部室……部室に何かあるかもしれない……」
俺はふらつく体に鞭を打って、右のルートを選んだ。
701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:38:06.63 ID:TOtwWbPT0
なんとも意外な
702 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:38:44.52 ID:KOhmZfCC0
右は部室を通らないのでは・・・
703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:38:52.44 ID:lFIXtM6h0
アマネ√入っちゃう??
704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:39:10.65 ID:pI9c17SG0
糞安価さえも上手く使える>>1は神
705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:39:11.90 ID:DdUSCPNC0
____ r っ ________ _ __
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| r┐| |___ __|. | | | 二 二 | | |く_/l | | , ‐'´ ∨|__ ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
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706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:43:23.60 ID:Ral/kEV80
朝名前欄にこれが最後かもって言ってたのは朝の更新のことだったのかw
安価がラストかと思ってたw
707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:44:02.58 ID:lvdDjJFQ0
ヤリダ あとで なかす
708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:44:22.00 ID:QIOUVfZ80
むしろ>>1がすごすぎて無茶ぶりしたくなっちゃう
今はなっちゃうだけだけだけどな
709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:45:01.35 ID:0y5G+Nqj0
しまった、間違えた。
こっちは部室の前を通らないルートだった。
俺は思考能力の限界を思いながら、思い足を引きずって左に引き返す。
男
「腹……減った……」
そういえばさっきから強烈に唐揚げとラーメンが食いたい。
余計に腹が減るんだから、そんな事を考えさせないでくれ、俺の脳。
やっとの思いで部室の並んだ廊下にたどり着く。
料理部の部室まであと数メートル。
俺はもう学校で遭難する寸前だった。
―――ガチャ
男
「着いた……!」
もたれかかるようにして部室の扉を開く。
バニラやチョコレート、果物のような甘い香りが満ちていた。
―――グゥゥゥゥゥゥゥ……
早く!早く食べ物を探さないと!
710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:45:56.69 ID:QIOUVfZ80
引き返したw
711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:46:05.37 ID:aUPgE8Z2O
トルネコかよww
712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:47:37.51 ID:nqrfWX5G0
富井部長ルート楽しみすぎ
713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:48:24.22 ID:QIOUVfZ80
っていうか今の状況ですでにサバミソとトミーで天下が二分されてるのに
アマネさんとか第三勢力がきたらもう
714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:50:06.09 ID:lFIXtM6h0
>>713
これが世に言う天下三分の計です
715 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:50:20.46 ID:eMeOURIw0
いい加減セサミの名前覚えてあげて…
716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:54:23.60 ID:0y5G+Nqj0
俺は一直線に冷蔵庫に向かうと、一気に扉を開く。
ひんやりした冷気がぼうっとした頭をすっきりさせてくれた。
男
「……あった!!」
淡い色の光の中に、俺は宝物を発見した。
男
「ケーキ……!」
俺は可愛らしい皿に盛られたアイテムを手に入れた。
部員の誰かが作って置いておいたのだろう。
何も言わずに食べるのは気が引けるが、こっちは命がかかっている。許してくれ。
花柄のクロスがひかれたテーブルにケーキを置くと、俺はフォークを装備した。
少し赤いクリームは苺味だろうか。盛りだくさんの果物達は俺の空腹を十分満たしてくれそうだ。
男
「いただきます……!」
―――パクッ
―――パクパクパクッ……
俺はもはや味わう余裕すらなかった。
一口二口三口と一気にケーキをかきこんでいく。
美味い……!かどうかは正直わからない。
しかし、あまりにも夢中になりすぎて、
俺はとんでもない事に気がついていなかった……。
717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:56:20.07 ID:1pu8cDz40
セサミストリートのか!?
718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:56:46.70 ID:fZP60kVH0
>>716
それ部長が食わそうとしてた試作品や!
719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:56:52.61 ID:Ral/kEV80
アマネっちのだ!
720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:57:05.41 ID:nqrfWX5G0
アマガミ部長のにきまってんだろおたんこなす!
721 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 17:59:08.55 ID:tmBxCoFj0
ヤガミ部長のか!!!
722 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:01:22.37 ID:52ON3BHYO
ヤガミ部隊長だ
723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:02:21.35 ID:0y5G+Nqj0
最後の一口を放り込むと、俺の体力ゲージはほぼ満タンまで回復した。
身体をどこかぽかぽかとしてきた。
やっぱり甘い物は体力回復に抜群の効果を……
男
「甘い物……あま……あまかったか?これ……」
そう、どうにもこのケーキ、あれだけ食べた後だと言うのに口に甘さが残っていない。
それどころか、口の中にはどうも何か生臭いような臭いが残っている。
男
「……まさか……!」
俺は背中から滲み出る冷や汗を抑えられない。
綺麗になった皿を裏返すと、そこにはなんと……
アマネ
「……私のスイーツ、食べましたね」
達筆に書かれたアマネ部長の名前。
それを見つけるのと、彼女が現れたのは同時だった。
俺は生臭い生唾を飲み込んだ。
724 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:02:26.00 ID:hjMb98yzO
こりゃ次スレいくな
725 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:03:17.02 ID:Ral/kEV80
生臭い、イチゴのように赤いもの
まさか・・・
726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:04:24.27 ID:tmBxCoFj0
>>725
「私のスイーツ…食べましたね…///」
727 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:09:52.21 ID:uoCz7pyh0
>>726まさかの鬱
728 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:10:00.94 ID:0y5G+Nqj0
部室の扉の前には、眉間にありえないほど皺を寄せたアマネ部長が立っていた。
こんな顔を見るのは、俺が部活中に買ってきたほうが美味いと発言した時以来だ。
男
「ア、アマネ部長……いや、これには訳が……」
漫画のような言い訳と後ずさりをしながら、俺は冷や汗を拭う。
その間にも無言でじりじりと近づいてくる部長。
俺は今度は、ホラー映画の主人公になった気分だ。
このまま距離を詰められれば、恐らく俺の命は無い。
というよりも、彼女の創るスイーツを食べたという事実が、俺の心拍数を上昇させていた。
そう、彼女の創る食べ物は全て……独創性が強すぎるのだ。
アマネ
「…………」
無言のまま近づいてくるアマネ部長。
俺はテーブルの間を回るようにして逃げると、部室の扉の前までたどり着いた。
―――助かる!
そう思い扉から飛び出そうとしたのだが、
俺はギャグ漫画よろしく、誰かが捨てていたバナナの皮を踏んで、吹っ飛んだ。
729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:12:30.83 ID:Ral/kEV80
そんなバナナ!
730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:12:47.77 ID:1pu8cDz40
こなバナナ!
731 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:14:11.57 ID:fKithC610
バナナのパパはパパバナナ!
732 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:15:48.79 ID:wdJWebP20
アマネ部長+バナナ=?
733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:15:49.89 ID:d1ifGGXw0
サマルトリアまだ出ないのかな…
734 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:18:05.73 ID:1pu8cDz40
>>732
自慰
735 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:20:34.02 ID:0RBQpnsn0
ニア[SKIP]
736 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:22:27.01 ID:0y5G+Nqj0
男
「……いてて……」
俺は頭を打ったようで、少しばかり意識が飛んでいたようだった。
俺は仰向けになって廊下に伸びていた。
それになんだか身体が重いし、動かない。
恐る恐る眼を開くと、目の前には……
男
「う、うわあ!!」
仰向けになった俺の身体の上には、アマネ部長が乗っかっていた。
アマネ
「……大丈夫ですか?」
男
「あっ……あの……」
俺は意味不明な光景と、その重みで硬直してしまう。
彼女の表情は逆光になってよくわからない。
すると俺のおでこに、少し冷たい手が触れた。
アマネ
「やっぱり、少し体温が上がっていますね。よかったぁ……成功です」
髪を掻き揚げた部長の顔は、今まで見た事がないほどの妖艶な表情に見えた。
737 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:25:46.02 ID:d1ifGGXw0
ここにきて第三勢力来ちゃうのか……
738 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:26:32.35 ID:VdjayGhq0
これは……
739 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:26:44.88 ID:cYWe65uu0
うーわーカス。
安価止めた方がいいんじゃないか?
740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:28:33.40 ID:52ON3BHYO
今更出てこられても既成事実を作るしか…
741 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:28:55.65 ID:0oka4V/90
媚薬仕込んだな
742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:30:30.30 ID:5POy3aGj0
期待
743 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:30:58.09 ID:21fXEWJU0
ん?
744 :次スレはやだけど終わりそうに無い:2010/02/25(木) 18:31:42.30 ID:0y5G+Nqj0
男
「え……あ、え?」
全くもって意味がわからない。
意味はわからないが、俺はなんだか身体が熱い上に、その表情に心臓が跳ねる。
このままではアマネ部長が乗っている丁度下あたりに……血流が集まってしまう。
アマネ
「味は?味はどうでしたか?ねえ、味は?」
俺に顔を近づけて問い詰める彼女からは、クリームのような甘い香りがした。
昼休みの部室前には、いつも全く人気が無い。
いかがわしいゲームのような展開に、俺の妄想と何かが膨らんでしまいそうになる。
男
「ちょ、アマネ部長!降りてくださいって!」
このままではまずい。
俺はアマネ部長の身体を退けようと両腕で押さえようとしたその時、
廊下の端っこに、小さな人影が一つ、現れた。
745 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:34:54.97 ID:Iy5g5rtZ0
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
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て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
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._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
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 ̄ ̄"..i| .|i
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キタ━━━━━━━━━ i| (゚∀゚) .|i ━━━━━━━━━━!!!
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i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
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746 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:35:36.01 ID:nqrfWX5G0
>>745
わらわせるなw
ザザミktkr!
747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:37:18.19 ID:YhqwQPxB0
トミーフラグ崩壊
748 :>>744 最後日本語おかしいごめん:2010/02/25(木) 18:37:44.05 ID:0y5G+Nqj0
男
「トミー……」
その人影は、コンビニの袋を抱えたトミーだった。
トミー
「あっれえー……。ごめん、ぼく邪魔だったね…。じゃあ、ごゆっくり!」
俯いて、小さな足音を立てて走り去っていく。
俺は少し乱暴に部長を身体から下ろすと、立ち上がって、後を追う。
曲がり角の先には、もうトミーの姿は見えなかった。
何もやましい事をしていたわけじゃないのに、胸が苦しい。
アマネ
「あれ?私……ごめんなさい、少し暴走してしまいました」
立ち尽くす俺の後ろで、部長の声がする。
彼女はスイーツの事となると、人格が豹変してしまう事がよくある。
今日は、本当についていない……。
749 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:38:00.66 ID:QIOUVfZ80
ぎゃああああああああああ!
アマネさんがぁぁぁ
悪い第三勢力になっちまいそうだ
750 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:39:00.19 ID:Ral/kEV80
でも俺アマネさんになら抱かれてもいい
トミーは抱きしめたい
鶏肉は食べたい
751 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:39:49.62 ID:/Py+kDwH0
まて、ふざけるな
サナミルートに戻せ
752 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:39:58.67 ID:tmBxCoFj0
100回邪魔されたなら101回安価取撮ればいい。
シンプルにいこうぜ。
753 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:41:19.24 ID:Iy5g5rtZ0
この主人公、主に飯の時間についてない事ばかりだな
754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:41:29.59 ID:A8itFC240
おまいらがササミセサミいうから名前ガチで忘れたじゃね―か
755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:41:57.91 ID:b1plw1Ik0
サシミ、だろ?
756 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:44:04.33 ID:QIOUVfZ80
ササミかトミーかアマネか母かはたまたあのなんだっけ?あの人か
安価と>>1で決まるから先が読めないのがいいな
757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:45:09.68 ID:kNYWM2u00
おいこれは最終的にnice boatエンドじゃないか・・・・?
758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:45:45.82 ID:52ON3BHYO
ハートを磨くっきゃない!!
759 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:45:51.17 ID:0RBQpnsn0
もう母ちゃんでいいや
760 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:46:55.59 ID:0y5G+Nqj0
トミーには教室に戻れば会えるし、誤解は誤解だ。すぐに解ける。
俺は自分に言い聞かしながら、廊下に座り込んでいる部長の元に戻った。
アマネ
「私……、何かしてました?」
男
「……襲われかけましたよ」
アマネ
「そ、そんな……!」
本当に驚いた顔をしている。
駄目だ、この人はいつもこうなのだ。
俺は彼女の創りだす創作スイーツと、この暴走のおかげで幽霊部員になったのだ。
男
「今回は何を入れたんです」
俺は彼女が立ち上がるのを手伝いながら、
最も聞きたくはないけれど、聞いておかなくてはならない事を聞いた。
アマネ
「あれですか。あれはスタミナ増強スイーツで、マムシの血を大量に使いました」
……この身体の火照りは、そういう事か。
部長の企みは成功したという事にはなるだろう。
俺の体力もばっちり回復しているから。
761 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:48:18.18 ID:QIOUVfZ80
主人公は筋トレがしたくなってくるな
762 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:52:45.69 ID:0RBQpnsn0
つかオナニー見られた辞典でフラグバッキバキじゃないのかww
763 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:54:24.57 ID:BlvsYLiG0
え
764 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:55:44.06 ID:1pu8cDz40
男にとってオナニーは筋トレ
765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:56:34.43 ID:A8itFC240
サシミは純粋だからそういうのはしらないんjane
766 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:57:18.04 ID:eMeOURIw0
サラミが見たのは筋トレです
767 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:57:59.00 ID:0y5G+Nqj0
空腹を満たすという俺の当たり前の欲求は、
どうにかこうにか満たす事は出来た。色んな被害を出しながらではあるが。
男
「じゃあ部長、俺帰りますよ」
アマネ
「あら、じゃあ私はもう少し部室に居ますね。片付けもありますし」
普通にしていれば、淑やかな女の子なのだが……。
俺はさっきの妖艶な表情を思い出して、少し気恥ずかしくなった。
アマネ
「次の活動には必ず来てくださいね。また味見をしてもらいたいですから」
―――毒見でしょう
その一言をぐっと堪えて、俺は重い足取りで教室へ向かった。
768 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 18:58:15.24 ID:QIOUVfZ80
サザエは筋トレをみたんだぞ
769 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:00:09.40 ID:A8itFC240
>>768
お魚咥えてないよ
770 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:11:20.40 ID:t/MrmJzSO
>>300
771 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:12:09.73 ID:aUPgE8Z2O
お前ら…幼馴染の名前はアレだろ?
確か、サナ……サナ………サナギ!
772 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:18:35.56 ID:QIOUVfZ80
>>771
は?
サマンサだろ
773 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:18:36.52 ID:0y5G+Nqj0
教室へ着く頃には、もう授業が始まる直前で、皆席についていた。
心なしか、皆俺の事を見ているような気もしたが、気にせず席につく。
きっと、トミーが冗談めいてある事ない事を吹聴したんだろう。
男
「ん?なんだこれ」
机の上には見覚えのあるコンビニの袋が。
これはさっき、トミーが抱えていたものだ。
中身は俺の好物の菓子パンが数個と、苺牛乳。
もしかして、あいつはこれを届けようと……。
俯いた彼女を思い返して、胸が苦しくなる。
俺は心の中で礼を言ってから、袋を退けた。
その下からは一枚の紙きれが。
『ふしんしゃはきらいだ!』
可愛らしい丸文字と、怒っている……ようには見えないイラスト。
トミーらしさがひしひしと伝わってくる。
なんだか気まずくて、俺は振り返る事が出来なかった。
774 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:19:49.42 ID:QIOUVfZ80
トミィィィィィ!
本名なんだっけ? トマト?
775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:20:08.52 ID:eevuVEqX0
JC1年だよっ
コンタクト追加してねっ
SkypeID kazumi961115
776 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:27:12.01 ID:QKw9aWsf0
NGID
ID:eevuVEqX0
777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:28:43.29 ID:5POy3aGj0
>>774
富樫だろ
778 :糞レスとゆとり多すぎ萎える :2010/02/25(木) 19:33:36.40 ID:0y5G+Nqj0
―――放課後
結局その後、トミーに後差し入れの礼を言うと軽く流されただけで、
それ以上の会話は出来なかった。避けられているのかもしれない。
そりゃそうだ、あんな所を見られたのだ、無理もない。
誤解は解けぬまま、俺はさっさと帰り支度を済ませた。
教室にトミーの姿はない。部活にでも行ったのだろうか。
男
「……あいつ、大丈夫かな……」
夕暮れのグラウンドを見て、サナミの事を考える。
あいつが風邪を引くなんて、随分珍しい事だ。
今流行りのきついインフルエンザじゃなければいいんだが。
男
「……かえるか」
数人の友人に挨拶をしてから、俺は教室を出た。
伸びる影と、オレンジ色の廊下は、何故か心が揺れる。
このまままっすぐ家に帰ってもいいのだが……。
サナミのお見舞いに行ってやりたい。
トミーの誤解を解くのは、今すぐじゃなくてもいい気もする。
俺は落ちていく太陽を眺めながら、そんな事を考えた。
>>783
779 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:35:23.23 ID:b1plw1Ik0
ksk
780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:35:36.03 ID:Iow2Ma1g0
ksk
781 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:35:39.80 ID:7H+IhbRf0
ksk
782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:35:53.83 ID:hnPygyJP0
ksk
783 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:35:57.21 ID:BCwbNJDI0
家に帰ってアナルオナニー
784 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:36:00.35 ID:1pu8cDz40
と
785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:36:43.45 ID:WKXHWcXP0
これはひどいwwww
786 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:36:53.89 ID:eevuVEqX0
Skype ID aokisisan
17歳です。一緒にエッチとか、あっち系の話もしたいです。
787 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:37:06.25 ID:1pu8cDz40
お前らあなる好きだな
788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:40:11.87 ID:fyP3NZav0
>>778
一々文句うるせえよ
スレは自分の物みたいに思うな気持ちわるい
789 :1000までに終わらん:2010/02/25(木) 19:47:26.29 ID:0y5G+Nqj0
しかし、コート無しには外も歩けない気温だというのに、
俺の身体はぽかぽかと暖かい。熱いくらいだ。
アマネ部長のマムシケーキのせいに違いなかった。
全身の血流が激しくて、どうもむらむらする。
そうだ、今日は家に帰ってゆっくり久しぶりの自慰にでもふけろう。
友人から聞いた尻のある部分を使った自慰がとても”やばい”らしい。
少し気は引けるが、そういうアブノーマルな事も大人への階段ではないのか。
そんな事を考えていると、後ろから大きな声が。
ヤリダ
「おーいジャリタレ。かえんのか?」
呼び止てきた声の主は、トミーでもアマネ部長でもなく、ヤリダ先生だ。
男
「帰りますよ、放課後ですから」
珍しく大量の資料や袋を抱えた彼は、少しだけ教師に見えなくも無い。
ヤリダ
「んだよ手伝えよー。帰宅部がー」
男
「だから料理部ですって。じゃ、失礼します」
自慰、尻と考えていた矢先にヤリダ先生の顔を見ると……。
なんだか高まっていた性欲は一気に萎えてしまった。魅力的な自慰はまた今度にしよう……。
さて、本当にこのまま帰ろうか?
>>795
790 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:48:16.87 ID:A8itFC240
>>788
だって>>1のスレだもの
791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:48:22.99 ID:XvCQ5jKH0
ksk
792 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:49:04.99 ID:A8itFC240
ヤリダ先生とくそみそタイム
793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:50:13.08 ID:Iy5g5rtZ0
トミー探す
794 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:50:35.57 ID:V7YMvohM0
サナミのお見舞いに行く
795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:50:36.62 ID:/svoSjH40
サナミのお見舞いをする
796 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:50:37.97 ID:Ral/kEV80
トミーを盗撮
797 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:51:32.92 ID:1pu8cDz40
寝てもいいかな?
798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:51:38.39 ID:6ZG6hwh60
>>795
GJ!!
799 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:52:23.83 ID:9HICv5R/0
>>795
やるじゃん・・・信じてたぜ
800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 19:59:21.89 ID:QIOUVfZ80
>>1が一番すごい
801 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:00:05.82 ID:VdjayGhq0
いい流れ
802 :1500くらいはほしい:2010/02/25(木) 20:00:28.40 ID:0y5G+Nqj0
いや……。
やっぱり、サナミのお見舞いに行こう。
俺が風邪で寝込んでいる時、サナミはよくお見舞いに来てくれた。
といっても、母さんと話し込んでいるばかりで、俺は放置がほとんどだったが。
見舞いといえば、何か持って行ったほうがいいだろう。
男
「あ、ヤリダ先生!」
ヤリダ
「ん?なんだよ、手伝う気になったか?」
こぼれそうなプリントと格闘している先生に、俺は聞いてみる事にした。
男
「あの、女の子のお見舞いに行く時って何持ってたらいいですかね」
―――バサバサバサッ!
ヤリダ
「あぁー!!お前急に話し掛けんなよーあーもう……ほら手伝え!」
結局ふらついたプリントの山はもろくも崩れ去った。
急にではなかったはずだが、俺のせいも少しだけはある気がして、拾うのを手伝う。
803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:09:09.09 ID:0y5G+Nqj0
ヤリダ
「で、見舞いってのは誰のだよ」
意外にも、プリントをだるそうにかき集めながら、
ヤリダ先生は相談に乗ってくれるようだった。
男
「えーと、幼馴染です。お隣に住んでる」
ヤリダ
「ふーん……で、お前はどう思ってんだよ」
男
「えっ……どうって……」
プリントを集める手が止まる。
黙々と拾いながら、いつもよりも小さな声の調子で、彼は続ける。
ヤリダ
「そいつの事だよ。大事なんだろ」
この人は、時々こういう的を得た事を言う。
俺は彼に人を見抜く力のような物があることを、本能的にわかっていた。
804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:13:51.71 ID:7wRFLJVd0
久々にパー速の出番ってわけか
805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:14:57.41 ID:QIOUVfZ80
パー速か・・・
マンデー高橋以来だな
806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:15:43.38 ID:R7xxTCBY0
パー速は今SS禁止されてるぞ。ルールが変わった
移動するとしたらこっちね
製作速報vip
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/
807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:16:49.55 ID:0y5G+Nqj0
好きとか、嫌いとか、そういう事じゃなくて。
俺はサナミの事は大切に思っている事だけは確かだ。
男
「……大事…です」
ヤリダ
「青春だねー…。じゃ、何もいらねーよ」
男
「何も?」
ヤリダ
「お前が大事に思ってんなら、それだけでいいってことだよ。案外想いなんてのは、伝わるもんだぜ」
冗談でも、諭すようでもなく言う。
オレンジ色に染まった横顔は、何処か寂しげにも見えた。
集め終えたプリントの束を拾い上げて、彼はまた教師に戻った。
ヤリダ
「んじゃまた明日な~。気をつけて帰れよー」
へらへらと笑いながら、歩き去っていく後姿。
俺はその背中に軽く一礼すると、一呼吸して、学校を後にした。
808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:19:31.51 ID:0y5G+Nqj0
パート云々はわからんけどVIPでパート化は申し訳ない。
とりあえずちょっとPC変わります。あと飯
809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:21:10.78 ID:HfcKBGF60
>>808
トリップつけようぜ
810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:22:34.79 ID:0y5G+Nqj0
必要ない。ややこしいのもいないし。また遅くなるかもしれんがすまんね
811 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:46:36.65 ID:bx90IXpN0
保守し太朗
812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:52:56.14 ID:cGnM99UI0
捕手
813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:55:32.55 ID:5POy3aGj0
HO~
814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:12:37.57 ID:uzZzEZdyO
た
815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:22:26.31 ID:I1wT/uDb0
ら
816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:22:49.16 ID:F3+A/TzV0
を
817 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:24:08.91 ID:VdjayGhq0
し
818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:24:20.01 ID:A8itFC240
ね
819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:28:02.79 ID:Jbco69000
で
820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:28:39.17 ID:A8itFC240
す
821 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:31:06.25 ID:A8itFC240
げ
┃
む
822 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:36:05.35 ID:KOhmZfCC0
ただでさえ足りないって言ってるんだから、無駄にレスしなければいいのに・・・
823 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:37:12.24 ID:A8itFC240
オマエモナー
オレモナー
824 :1:2010/02/25(木) 21:40:52.39 ID:N9FM6GvS0
pc変わった
レスに関してはどっか移るのも別にかまわないから、もう気にしないでくれ。
やるなら最後までしっかりやりたいし。
ただ問題なのは土曜日からちょっと居なくなるからそれまでに終わるかどうか
825 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 21:58:17.62 ID:0oka4V/90
土日まで続けるつもりなのか・・・
・・・いいぜ、お前がそのつもりなら俺はどこまでもついて行ってやる。この身が朽ちるまでな!
826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:10:02.67 ID:QIOUVfZ80
俺らはずっとこのスレでつながっている
そう・・・永遠にな!
827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:22:34.68 ID:vjA6Zzoy0
ほ
828 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:36:19.34 ID:YaWMZ+Rw0
す
829 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:40:22.00 ID:pI9c17SG0
と
830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:42:02.39 ID:0oka4V/90
部
831 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:50:46.08 ID:XoV+f8+U0
ほしゅしゅ
832 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:50:52.73 ID:vjA6Zzoy0
リ
833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 22:53:27.26 ID:Jbco69000
ん
834 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:01:02.39 ID:XvCQ5jKH0
こ
835 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:16:56.76 ID:Xp0bRTan0
ち
836 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:20:22.33 ID:WkWK+1Y5O
俺の大好物、妹は出ないのか?、若しくは妹同等の従姉、それでお兄ちゃんが初恋の人的な要素も頼む
(>人<)
837 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:28:44.25 ID:A8itFC240
>>836
ヒロイン増やせないぞ
別スレ逝け
838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:35:33.88 ID:XNKUKxWf0
>>1も言ってるけど、ゆとり共いい加減駄レス控えろ
鬱陶しいし、>>1が好きなように書けねーだろ
あとsageろ
839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:48:50.77 ID:WkWK+1Y5O
>>838
仕切り屋ウザっ
>>>1が好きなように書けねーだろ
って安価のレス反映させてるSSなのに、お前ピ~~~なの?
840 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:51:14.30 ID:QIOUVfZ80
おまえ等落ち着けよ
ほっこりした気持ちで待て
ほっこりした気持ちで
841 :めんどくさいから荒れないで特に携帯:2010/02/25(木) 23:58:42.69 ID:N9FM6GvS0
吹きつける風に、まだ春の香りは感じられない。
俺は自分の影を追うように歩く。
―――何もいらねーよ
あのとぼけた先生の言葉が、妙に耳に残っていた。
俺がサナミに想いを告げてから、まだ一日しか経っていないなんて信じられない。
気の遠くなるほどの長い時間、俺は悩み続けているように感じる。
男
「何もいらない……ったってなぁ……」
たぶん、彼の言う何もいらないというのは、”気にするな”という事であって、
やはりお見舞いというからには、何か持って行った方がいい気もしていた。
もうすっかり日も暮れて、街は藍色に染まっている。
幸い、帰り道には商店街を通るから買うものには困らない。
果物、花、ケーキなんかもいいかな。
手ぶらで行っても構わないだろうが……。
信号を待つ間、俺は悩みながら我先にと空に輝く星を見上げていた。
>>847
842 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 23:59:16.04 ID:fyP3NZav0
>>838
死ねよ
無くなったらまた新しく建てれば良いだろ。
レスつけるなとかそういうんならここでやるなって話。
843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:00:54.48 ID:KT9weUU00
菊の花を買っていく
844 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:01:08.92 ID:/Jn+Vta20
kskst
845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:01:56.76 ID:3kBZxIN2O
リンゴ
846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:01:57.45 ID:Zv5UrSXP0
指輪
847 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:01:58.63 ID:isrdshQW0
りんご
848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:08:34.03 ID:sQCs3cuM0
りんこ
849 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:10:48.15 ID:VJ13Y5M4O
こりん
850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:11:12.55 ID:tvm6cBnE0
なんというリンゴ好きの集まるスレ
851 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:16:38.84 ID:VJ13Y5M4O
ゆうこリン好きだから
852 :900くらいから次何処にするか考えます:2010/02/26(金) 00:19:03.86 ID:lw1DFTdj0
夕飯の買い出しだろう、商店街は随分賑やかだ。
ここには今でもお使いがてら、よく買い物に来る。
最近ではシャッター通りなんて商店街がそこかしこにあるらしいが、
我が町は安心なようだ。
男
「……さて」
俺はきょろきょろと辺りを見回しながら、商店街を歩く。
そういえば、サナミの好物は……リンゴだ。
お見舞いにリンゴとは何ともベタで無難な選択だが、
好物なんだから仕方がない。
俺は通りの中でも一際ファンシーな果物屋に入る事にした。
―――カラン…
店員
「いらっしゃいませ~」
この店には初めて入るが、新しく出来た店舗なのか、随分綺麗だ。
並べられている果物も、リンゴやバナナ等の一般的なものから、
ドリアンやスターフルーツなんて比較的珍し物も置いてある。
果物に関していまいち知識のない俺は、暫く色々なリンゴを手にとってみたが、
やはり諦めて店員さんに声をかけた。
男
「あの、すいません。この中だとどれが一番おいしいですか?」
853 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:23:21.74 ID:isrdshQW0
きたっ!
854 :創作行ってもそこまで長くない気もする:2010/02/26(金) 00:34:29.54 ID:lw1DFTdj0
俺の声に大学生くらいだろうか、物腰の柔らかそうな店員が振り向いた。
店員
「んー…うちのはどれも味自慢ですよ?」
乱れた果物の列を直しながら、明るい笑顔だ。
こういうフレンドリーな接客が出来る店は、気分がいい。
男
「お見舞いに持って行きたいんで、お勧めのやつをいくつか包んでもらえますか」
店員
「喜んで!なら、栄養があってあまーいやつ、選びますね」
男
「どうも」
手際良くリンゴの香りやつやなんかを見ながら、丁寧な手つきで籠に入れられていく。
喜んでくれるといいんだが……。
店員
「お見舞いでしたら、ラッピングも出来ますけど、どうしますか?」
そう言うと彼女はカウンターの下から三つの籠を取り出した。
小さくて可愛らしいもの、大きさは普通だが、より豪華なもの、とても大きくて、立派なもの。
リンゴの量も変わるので、値段はもちろん段々高くなるわけだが……。
>>858
855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:35:47.71 ID:isrdshQW0
小さくてかわいいやつ
856 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:36:07.82 ID:4A8pTkjC0
店員のパンツ
857 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:36:41.88 ID:ue9GFrVN0
無難に小さくてかわいいやつ
858 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:36:47.87 ID:KT9weUU00
とても大きくて、立派なもの…ゴクリ
859 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:36:56.06 ID:wddqX/S60
やっぱいらね
860 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:38:59.12 ID:isrdshQW0
>>858
ゴクリってなんだよwww
861 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:40:42.54 ID:GkrgYhob0
ガンガレ
862 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:44:28.63 ID:lw1DFTdj0
ふふん、俺も男だ。こういう時に頑張らなければ、どこで頑張るというのだ。
俺は少し胸を張りながら、一番大きな籠を指差した。
ただの籠だ、いっても3000円程度だろう。
男
「これにしてください」
店員
「これですか?リンゴだけ詰めるとなると……全部で9000円くらいになります」
―――!
……高い…。
俺の財布には今一万円程度しか入ってないが……。
これも大切な幼馴染のためだ。
俺は想像を超えた値段に少しばかり、いやかなり驚きながら、
あくまでも問題なといった様子で包んでもらうことにした。
―――カラン…
店員
「ありがとうございましたー!」
両腕にずしりとかかるリンゴの重み。
荘厳な飾りがつけられた籠には甘い香りを放つ果実がひしめき合っている。
幾度となく小さな子供に指差され、俺は顔をリンゴのように赤くしながら急いで帰った。
863 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:49:57.20 ID:elptgVZtQ
どっちのフラグも安定してるな
ハーレムルート期待
864 :>>862 問題ないといった、ね:2010/02/26(金) 00:50:54.57 ID:lw1DFTdj0
自宅までの最後の坂を死に物狂いで上がりきる頃には、
俺の両腕の疲労はピークになり、少し震えていた。
男
「つ……疲れた……!」
リンゴの山を一旦置いて、ベランダを覘いてみる。
サナミの部屋には電気が点いているから、部屋にいるようだ。
ここまできて”居ませんでした”ではきっと立ち直れない。
震える腕を騙し騙しインターホンを押す。
―――ピンポーン
軽快な音の後、すぐにサナミの母の声が聞こえてきた。
サナミ母
「はーい」
男
「あ、おばさん、俺です。サナミのお見舞いに来ました」
サナミ母
「あら!悪いわねぇ、今あけるからね」
最近のインターホンはカメラが付いているから、なんだか恥ずかしい。
俺はすぐに現れたサナミの母に招かれて、久しぶりに幼馴染の家へ入った。
865 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 00:53:57.00 ID:cDaO3Hcs0
トミーかわいいよトミー
866 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:06:21.94 ID:lw1DFTdj0
サナミ母
「ね、ねえ本当に大丈夫?置いていったら?」
男
「いえ、だいじょ……うぶ…です!せっかくです……から!」
俺はこの巨大なリンゴ山について散々驚かれた後、サナミにも見せたくて、
階段を渾身の力を籠めて上った。踏み外せばきっとリンゴの雪崩が起きるだろう。
やっとの思いでサナミの部屋の前までたどり着く。
『Sanami's Room』
と書かれたネームプレートは、
小学生の頃からずっと変わらないままだ。
俺は荒くなった呼吸を整えようとするが、妙な緊張で速い鼓動は一向に収まらない。
喉が渇く。
片足で上手く籠を抑えながら、空いた手で二度、ノックをした。
―――コン、コン
サナミ
『はーい。どーぞー』
ドアの向こうから聞こえる声は、少し鼻声だ。
冷たい感触のドアノブに触れると、いよいよ俺の心臓は大きく高鳴った。
867 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:12:15.90 ID:EJJs+yAhO
しえ
868 :脳から吸いだして絵にしてほしい 疲れる:2010/02/26(金) 01:21:03.83 ID:lw1DFTdj0
ゆっくりと開くドアの隙間から、暖かい空気と、
言い表せないようなくすぐったい香りが溢れてくる。
久しぶりに入る部屋と、その香りに、俺は猛烈な照れくささを感じる。
行儀が悪いが、後ろ足で静かにドアを閉めると、やっとリンゴ山を床に降ろせた。
男
「よっ!ほい、お見舞い……具合どーだ」
リンゴ越しに寝ころがっているサナミに声をかける。
きっとこの凄さに驚き、声も出ないのだろう。
サナミ
「ねえ……、リンゴ農園でも始めたの?」
咳き込みながら起き上がるサナミの目は、
今朝玄関の前で俺と出会った時とほぼ同じだった。
おかしい。俺の予想ではもっと驚いて、俺の懐の深さに感動するはずだったのに。
男
「い、いや……お前リンゴ好きだろ?だから……」
サナミ
「それでこんなに?」
男
「う、うん……」
しまった。完全に外してしまった。
こんな反応をされるなら、初めから一番小さな籠にしておけばよかった。
869 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:23:04.30 ID:SESQclfP0
願くは朝まで残ってらおらんことを
頑張れ
870 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:26:36.18 ID:5q3HN26K0
読んでるぞ!応援してるぞ!頑張れ!
871 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:34:39.24 ID:AAOpl9hb0
ようやくサナミきたー
872 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:38:27.00 ID:k/dz1zCM0
追いついちまった
873 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:58:43.72 ID:m/AgiyPt0
ここまで読んだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー俺専用しおりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
874 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 01:59:42.55 ID:lw1DFTdj0
ピンク色の絨毯をいじりながら、うな垂れる。
こんなに手痛い出費をしてまで、俺は完全に引かれ……
―――ポフッ
男
「いてっ……!」
意気消沈している俺の頭に、縦長で目つきの悪い、
猫だかなんだかわからないぬいぐるみが直撃した。
飛んできた方向、サナミのベッドを見て、俺の胸は痛いほど脈打った。
サナミ
「……ほんと…ばかなんだから…!」
前髪を触りながら、顔を真っ赤にしているサナミ。
少しはだけたパジャマから覘く素肌が、幼馴染に女の色気を感じさせた。
……可愛い。いや、綺麗だ。
俺は今まで、こんな女の子と一緒に育ってきたのか。
改めて感じるサナミの姿に、俺は自分でも赤くなっていくのがわかる。
恥ずかしいのか、また俺に背を向けてベッドにもぐりこんでしまった。
男
「リンゴ……食わないの?」
サナミ
「…食べるよ。食べたい」
男
「じゃあ、おばさんに剥いてもらってくるな」
875 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:11:09.26 ID:UTEGpTZY0
はじまた
876 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:12:07.65 ID:lw1DFTdj0
勝手の知った幼馴染の家なのに。
何故こんなにも胸が苦しいのだろうか。
たぶん、無駄に重すぎるリンゴのせいではない。
あの、本当に嬉しそうなサナミの顔が、彼女を幼馴染から女に変えたからだ。
男
「……はぁ」
俺はサナミの母に剥いてもらった大量のリンゴを持って、
再びサナミの部屋の前に立った。
気付かないうちについた傷は、見つけるまで痛みを感じない。
幼馴染への恋心は……それに似ている気がする。
―――コンコン
男
「入るぞー」
サナミ
『あー待ってー!入っちゃだめー!』
扉の向こうからは焦るようなサナミの声が聞こえてきた。
……入るなと言われたら、入ってはいけないだろう。それは幼馴染だとしてもだ。
……うん。
>>882
877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:14:17.01 ID:FbN9lREm0
ksk
878 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:14:35.28 ID:08sD0L7T0
ksk
879 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:15:02.63 ID:FbN9lREm0
ksk
880 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:15:29.87 ID:TCuhrbaG0
ksk
881 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:15:40.26 ID:ue9GFrVN0
んなもん知らん!ドアをぶち破って入る
882 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:15:49.91 ID:WCsW0jDf0
しかし、入るなと言われると入りたくなるのが人間というものである
883 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:15:51.68 ID:FbN9lREm0
入る
884 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:15:54.00 ID:SESQclfP0
ロングパスか
入る安価なら
885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:15:56.31 ID:LAxS/Gzr0
失礼しまーす
886 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:16:44.82 ID:GiG6N67TP
入る
887 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:23:17.31 ID:m/AgiyPt0
c4でクリア
888 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:24:06.10 ID:lw1DFTdj0
……。
違う、これはアマネ部長のマムシケーキのせいで、思考が乱れているんだ。
俺は扉の向こうから聞こえる制止の声を、右から左へ受け流す事にした。
はだけたパジャマ姿のサナミが脳裏にフラッシュバックする。
―――ガチャ
怒られたり、引かれたりしたらどうするのかという不安はあったが、
その時は聞こえなかったとでも言えばいい。
俺は右の上で震えるリンゴ達に気をつけながら、
秘密の園への扉に手をかけた……。
サナミ
「あっ……!」
扉が開く事に気付いたサナミが、驚きの声をあげている。
俺は激しく鳴る心臓を抑える事も忘れて、一気に扉を開けた。
男
「リンゴもってきたぞー!!」
889 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:26:29.47 ID:fgJZmj+O0
期待
890 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:33:02.94 ID:lw1DFTdj0
部屋に入るとそこには……。
男
「あれ……?」
想像していたようなものは、なにもなかった。
それどころか、さっきまで寝ていたはずのサナミの居ない。
俺はリンゴを机に置いて、そう広くない部屋の中を見渡した。
―――ゴソゴソ…
男
「ん……?」
シンプルな白いカバーがかけられた布団が、動いている。
どうやらサナミは布団に潜り込んだようだった。
男
「お前……何やってんの?」
暫くの沈黙の後、サナミが鼻のあたりまで布団から出てきた。
サナミ
「……入るなって言ったのに」
男
「あ……悪い、聞えなかった」
用意しておいた言い訳を早速使う。まぁ、もちろん嘘だとバレているだろうが。
891 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:34:26.23 ID:89LS7WTv0
サナギ
892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:35:56.19 ID:sQCs3cuM0
CG差分回収のためにセーブっとw
893 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:41:45.16 ID:lw1DFTdj0
サナミは恨めしそうな顔でこちらを睨んだままだ。
まずい、これは怒らせてしまったかもしれない。
男
「悪かったって、ほら、リンゴ食おうぜ」
サナミ
「……無理」
男
「なんで、寒いのか?」
サナミ
「………服」
布団に隠れたまま話すサナミの声は、怒っているようにも、
なんだか恥ずかしがっているようにも聞こえる。
男
「服……?」
睨みっぱなしのサナミの目が、ちらりと床に移動した。
その視線の先で、俺は彼女が何故布団に隠れているのかを全て理解した。
男
「……これ……」
背筋に冷たいものが流れると同時に、俺の脈拍は急上昇した。
ピンクの絨毯の上に見つけたのは、シンプルなデザインのブラと、新しいパジャマの上着だった。
894 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:45:30.84 ID:kQjiVblt0
早く悪魔の実食おうぜ
895 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:52:25.09 ID:lw1DFTdj0
サナミ
「…………」
男
「…………」
フリーズ。完璧な静止。
俺は文字通り思考も動きも完全に止まってしまった。
次に何をすればいいか、全くわからない。
サナミ
「……もー……だから入るなって言ったのに…」
サナミはため息交じりに言うと、頭まですっぽり布団を被ってしまった。
あの下には、恐らく上半身裸のサナミが居る。
そして、この下に落ちている下着は、間違いなくサナミのものだ。
俺はこのよくわからない状況に、力が抜けて座りこんだ。
変な興奮を起こさないように、なるべく下着を視界に入れないようにする。
―――スッ
すると布団の中からサナミの白く細い腕が伸びてきた。
サナミ
『……あんまり見ないで、とって』
896 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 02:53:24.81 ID:QiLK97EIP
いい・・・非常にいい・・・
897 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:04:05.30 ID:lw1DFTdj0
男
「う、うん……」
俺は生唾を飲み込んで、恐る恐るサナミの下着達に手を伸ばす。
こんなにドキドキするのは、中学生の頃友達といかがわしい本を拾った時以来かもしれない。
想像以上に”うぶ”な自分に気付いて、なんだか恥ずかしい。
サナミ
『……へ、変な事しないでよ?』
男
「わ、わかってるよ!」
それにしても、変な事って、どんな事だろうか。
これを嗅いでみるとか、そういう事か。
しかしこれはあくまでも新しい衣類であって、
嗅いだところで香るのはせいぜい柔軟剤の香りぐらいだろう。
サナミ
『…さ、寒いんだから早くとってよー!』
俺は指先でブラとパジャマを掴むと、そっとサナミの手の上に置いた。
触れると同時に掴んで、布団の中に引っ張り込まれるブラとパジャマ。
その動きはなんだか食虫植物を連想させた。
898 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:09:57.59 ID:GkrgYhob0
寝たいんだけど次スレの情報が・・・
899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:21:55.93 ID:lw1DFTdj0
―――ゴソゴソ…
サナミが布団の中で着替えている間、
俺は恐らく人生の中でも三本の指に入るほどの妄想力を働かせた。
全く、無駄な精力をつけてくれたアマネ先輩を恨む。
暫くすると、サナミが布団から赤い顔で現れた。
サナミ
「ぷはぁ……あっつい……」
額にほんのりかいた汗で、前髪が少し貼り付いている。
片手でその髪をざっと掻き上げると、立ちあがって俺の方へ向かってきた。
そして……
―――ゴンッ!
男
「いってええええ!!」
俺の脳天に強烈な雷が落ちた。
女の子の骨ばった手は、こういう時に十分破壊力があると思う。
サナミ
「ほんっとにばかなんだから。もう」
腕組みをして俺を見下ろすサナミだが、可愛いパジャマのせいでいまいち迫力がなかった。
900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:27:35.74 ID:FbN9lREm0
やばいかわいい
901 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:29:30.37 ID:WCsW0jDf0
もうずっとサナミ√でいいよ、うん
902 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:32:31.02 ID:hqIpXOv60
おとうさんのぬいぐるみ
903 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:38:27.07 ID:GkrgYhob0
むぉえええええ
904 :>>902 御名答:2010/02/26(金) 03:41:50.26 ID:lw1DFTdj0
―――シャリシャリ
男
「熱は?」
サナミ
「ん、今は下がってるよ」
二人で並んでリンゴを食べながら、他愛もない話を交わす。
肩が触れる距離に座る事なんて、今まで何とも思わなかったが、
今では俺の身体を緊張させるのに十分な破壊力があった。
男
「甘いなー、これ」
サナミ
「甘い!でも、量多すぎるよ、ばーか」
二人して笑いあう。何度も繰り返してきた光景。
だから俺は、努めて自然に振舞うようにした。
きっと彼女は、それを望んでいるように思えたから。
サナミ
「……お腹いっぱい」
男
「……俺も。でもまだいっぱいあるからな!」
学校の事なんかを話しながら、恐らく二人で5~6個は食べた。
もちろん、その程度の消費はリンゴ山を陥落させるにはあまりにも少なかったが。
905 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 03:53:50.19 ID:lw1DFTdj0
サナミ
「あのねぇ、いくらなんでもあんなに買うばかが何処に居るのよ」
男
「……」
ここに居る。俺は黙って手を上げた。
サナミ
「…………ぷっ……!」
それを見てツボに入ったのか、床に突っ伏してまで笑われた。
つられて俺まで笑ってしまった。
ひとしきり二人で笑った後、パジャマの袖で涙を拭きながらサナミは起き上がった。
サナミ
「はぁー…もう、お腹痛いよ。半分くらい持って帰りなよ。食べきれないし」
男
「うん、そうする。あ、部活に持っていってもいいな」
サナミ
「あー!それもいいね。アマネちゃん喜びそー……」
自分で振っておいて、アマネ部長の名前が出た途端、昼休みのアクシデントを思い出してしまった。
そういえば、まだトミーの誤解も解いていない……。怒っていないといいけど。
そして、この辺りで俺達の会話は途絶えてしまった。
906 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 04:02:55.99 ID:AAOpl9hb0
支援
907 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 04:15:07.96 ID:dSh6aKMN0
し
908 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 04:18:14.67 ID:lw1DFTdj0
ここまでは、言わば予定調和的な会話。
俺の足りない頭でも十分予想出来た範囲だった。
そして、意味ありげな沈黙が、果実の香りが満ちる部屋に訪れた。
男
「……」
サナミ
「……」
―――カチ、カチ、カチ…
アナログの古い壁掛け時計が、時を刻む音。
二人の呼吸と、その音だけが部屋にある。
肩から伝わるサナミの体温は、熱のせいか、すこし熱かった。
サナミ
「……昨日」
完全に均衡の保たれていた部屋、バランスを壊したのはサナミだった。
”昨日”という言葉に、俺は胸の辺りがどくんと一度跳ねるのを感じる。
男
「うん……」
サナミ
「………」
身構えていても、それから言葉が続いてこない。
909 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 04:26:12.70 ID:ZcvFjblo0
追いついた
910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 04:37:26.78 ID:lw1DFTdj0
―――カチ、カチ、カチ…
沈黙の時がまた流れていく。
お互い同じ壁を見つめたまま、何も言わない。
俺はサナミが話してくれるのを、待った。
―――カチ、カチ、カチ……
何十回、何百回も、古ぼけた秒針は、時を刻んでいく。
もう、どれほど時間が経ったのかもわからなくなった頃、
隣で、小さな小さな、本当に小さな音が聞こえてきた。
いや、聞えてきたのではなくて、”感じた”のかもしれない。
俺はサナミを方に向き直る。
男
「………お前……」
サナミの頬には、一筋の濡れた線が描かれていた。
細い顎を伝って、光る雫が、淡い色のパジャマに染みを作っていた。
911 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 04:46:05.58 ID:7uAA5Gb9P
せめてサナミ√だけでもこのスレで終わらせようか
912 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 04:47:30.61 ID:lw1DFTdj0
サナミ
「……ごめん…ごめんね」
何に謝っているのか、わからない。
俺は、沈黙の末に見るサナミの涙に、胸が苦しくなる。
男
「……大丈夫か?」
涙の理由も分からない、俺はありきたりな言葉を投げかける。
サナミは俺の言葉に数度頷くと、そのまま下を向いてしまった。
サナミ
「……昨日…ね…。嬉しかったの……」
震える声で、絞り出すように話しだす。
その間も、髪で隠れた瞳からは、幾粒もの滴が流れ落ちている。
サナミ
「……好き……って…言ってくれて……」
俺の想いを、嬉しいと言ってくれた。
ただそれだけで、俺の胸は更に脈動を増す。
サナミ
「でも……あたし、困っちゃって……何も言えなかった……」
913 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:04:17.83 ID:lw1DFTdj0
サナミ
「あたしね……わかんないんだ……自分の、気持ち……」
気持ち。それは……俺にだってわからない。
話せば話すほど、吐き出せば吐き出すほど、
サナミの声は水っぽさを増していく。
サナミ
「嬉しいけど……わかんないの……どうしたいのか……。あんたの顔みたら…余計に……っ」
―――トンッ…
胸に感じる重み。
サナミは、俺の胸にもたれかかって、声を上げて泣いた。
”想いは、伝わる” 彼の言葉の意味が、今少しだけわかりかけた気がした。
男
「……サナミ……。いいよ、わかんなくて、当たり前だって……」
俺達は、まるで不器用な子供のままだ。
俺は泣きじゃくるサナミの艶やかな髪を、何度も、何度も撫でてやった。
時を刻む音は、もう聞えなかった。
914 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:10:24.50 ID:AAOpl9hb0
サナミかわいいよサナミ
915 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:14:58.89 ID:lw1DFTdj0
男
「それじゃあ、ゆっくり寝ろよ」
サナミ
「……ん」
瞳と鼻先を赤くしたサナミは、照れくさそうに玄関にもたれている。
サナミ
「……あのさ」
男
「……どした?」
前髪を触りながら、小さな声。
サナミ
「……今日は、ありがと」
明るい、明るい月が、全てを青白く染めている。
小さく手を振る彼女は、とても幻想的に見えた。
男
「……いいよ、ほら、寒いから早く入れ」
サナミ
「……うんっ、おやすみ……」
男
「……おやすみ」
916 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:20:17.92 ID:7uAA5Gb9P
なんだろうこの気持ち
死にたくなってきた
917 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:28:47.85 ID:lw1DFTdj0
―――ドサッ
男
「……はぁ……」
風呂上がり、髪も乾かさぬままベッドに倒れ込む。
家に帰った時、大量のリンゴについて母から少し小言を言われたが、
さっき台所に降りると、ちゃっかりパイシートなんかが用意されていた。
明日はおいしいアップルパイにありつけそうだ。
男
「…………」
こんな夜は、カーテンを閉めない。
月の光が照らす部屋が、好きだから。
ずっと同じ距離で、回り続ける月は、どこか寂しい。
もしこの星が、月を愛していたなら、
近づかず、遠ざからないこの距離は、幸福か不幸か、どちらなのだろう。
―――わかんないんだ
サナミの言葉が、耳に残る。彼女の温もりが、まだ胸に残っている。
答えなんて……何処にあるんだろう。
男
「……おやすみ」
月と、サナミが眠る部屋に向かって、言う。
不思議と疲れはない。俺はゆっくりと、瞳を閉じた。
918 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:35:21.07 ID:lw1DFTdj0
キリがいいので、とりあえず「前編」という形でこのスレはここまでにしたいと思います。
創作系の板に移っても、恐らく次ぐらいで終わると思うので、同じスレタイでまたvipに立てるよ。
アンチパートスレの人はどうか怒らないでくだはい。
後は雑談でもして埋めてください。保守ってくれた人、読んでた人、ありがとう。
もしかしたら次に立てるのは遅くて火曜日になりそうです。
~馴染みのサナミと安価の行方!~
次回もお楽しみにねっ☆
919 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:36:40.23 ID:AAOpl9hb0
おつ
920 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:42:57.66 ID:qGwU74QMO
お疲れー
おまえのせいで寝れなかったぞww
921 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:43:06.88 ID:QiLK97EIP
期待して待ってる!
おつでした
922 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:47:40.09 ID:m0n/FPdn0
>>918
お疲れ
残りもがんばれ
923 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:48:36.89 ID:lw1DFTdj0
寒いタイトルは深夜だから勢いでつけた。反省はした。
いやーどうなっちゃうのか楽しみ。トミーかわいいよトミー
924 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:53:10.74 ID:KGAn1YlrO
主乙
久しぶりに人恋しくなったわ。
925 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:56:05.77 ID:ERT2IwlnO
乙
>>1はトミー派かwwwww
926 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 05:59:40.83 ID:cUzcTtOn0
乙
>>1の職業はなんなんだ?なんか深夜に出現する比率が高いけど
927 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:01:12.47 ID:lw1DFTdj0
主(笑)
実はアマネちゃんも好きになてきた。でも安価次第だから全く予想つかないから楽しい。
職業は……まあ自営的なものです
928 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:04:50.40 ID:cUzcTtOn0
自営・・・あぁ、自宅警備ですね
まぁ俺も似たようなもんだが
929 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:06:12.41 ID:lw1DFTdj0
家業手伝いはニートとほぼ同義だと気付いた
おやすみなさい
930 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:08:12.94 ID:7uAA5Gb9P
いちおっつん
来週が楽しみだ
931 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:09:53.69 ID:sW2E4MTsO
いちもつ
932 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:18:03.49 ID:8jmSwI+D0
乙
やっぱり>>1はトミー派かwwww
俺はサナミ派だから安価でどうにかサナミ√に持っていくぜ
933 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:25:52.24 ID:7F165DnR0
>>1乙
最初から読んでるけどサナミもトミーもかわいい
どっち派になろうかずっと揺れてるわwww
後編楽しみにしてるぞ
934 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:44:51.17 ID:Oi3LjEiF0
で、制作速報板にはいつ移るんだ?
935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 06:51:06.90 ID:kRU8s6qm0
アホの子はいい加減ジャンルとして確立されてもいいと思うんだ
まぁ何が言いたいのかっていうとトミー可愛いよトミー
936 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 07:03:14.63 ID:OMkBbsMb0
>>1乙!
面白かったよー。
トミー可愛すぎるだろ!
937 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 07:04:11.60 ID:aGlIldui0
深夜にトミー出なくてちょっと寂しいw
遅くて火曜ってことだけど、早かったらいつぐらいになりそう?
938 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 07:07:45.46 ID:OH3+ICnJ0
やべえええwwwwwwwwww
>>1
おつ!
939 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 07:14:49.69 ID:A6s9cqzL0
なにこのエロゲどこでうってるの?
940 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 07:25:22.41 ID:+PtajLsZ0
>>1乙
俺も安価を取って先生とのアッーに持っていけるよう頑張るぜ
941 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 07:36:34.62 ID:I3wIOOdxO
ヤリダって君に届けのピンみたいだな
942 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 08:29:08.72 ID:3kBZxIN2O
>>1乙
943 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 08:35:50.76 ID:1kGWBQC/O
スレタイは「馴染みのサナミと安価の行方」でいいのか?
今のこのスレタイか?
944 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 09:00:02.28 ID:4cThQyBc0
保守
945 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 09:01:56.54 ID:cDaO3Hcs0
>>944
もうこのスレを保守する意味ないだろ
946 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 09:07:57.05 ID:cUzcTtOn0
深夜組以外にも「次は火曜」って事を伝えるって意味ではあるかもな
947 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 09:28:04.47 ID:iJp26r6J0
あああああ
もう終わってるじゃん
死にたい
まだ全部読んでないからスレ落ちないで…
>>1気が向いたらまたこんなの書いてね
948 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 09:53:04.75 ID:HNr1WrF3O
携帯からでスマンが今読み終わった
終わってから文句垂れるのも何だが
所々で名前欄でえらそーな態度を取る>>1が勿体ないな…
スレ消費されたくないならその旨を最初に「長編なので」とか書いとけよ
書いててグヂグチ言うならまだ分かるがいきなり文句言うとか
>>1が建てたスレは>>1しか書き込んじゃだめなの?
子供が買って貰ったおもちゃを「ぼくがかってもらったやつだからかさない」
って言ってるのと同じじゃないか
読ませてやってんのか読んで貰ってるのか
あんな名前欄でグチグチ文句垂れる>>1は前者なんじゃないの?
文章とかは素晴らしく面白いのに勿体ないよ
949 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 09:55:56.13 ID:cDaO3Hcs0
>>948
なんでお前が偉そうな態度とってんだよks
950 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 09:56:45.65 ID:pgGvlAdQ0
>>1乙 楽しみに待ってるからな
951 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:01:15.82 ID:/FjX+Eps0
こ こ は V I P だ ぜ
みんなで楽しもうよヒッハーッ
>>1気が向いたら続き書いてね~、最大火曜日まで楽しみに待ってます
952 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:03:24.13 ID:HNr1WrF3O
>>949
俺のドコがエラそうなのかkwsk
俺はいちいち文句言わない方がいいんじゃないのって言ってるだけだろwww
第一おまえに言ってねーよ自意識過剰なんじゃねーのwいちいち噛み付いてんじゃねーよks
953 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:14:04.08 ID:tLq7AVPYO
>>948
どこを縦読み?
954 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:14:29.83 ID:cUzcTtOn0
文章がいいと思うなら文句言うのは火曜の方がいいだろう
正直俺もどうかと思っていたけど文句言ってやる気無くして打ち切りにされても困るし
955 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:19:22.55 ID:2B7sYBvC0
>>952
はいはいワロスワロス
ぼくはえらいから、でていきましょうねー^^
956 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:20:50.86 ID:DWHUwOuK0
これだからもしもしは・・・
957 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:21:31.86 ID:y8lEvqGJ0
>>1乙
958 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:24:17.12 ID:lw1DFTdj0
うわぁ……想像以上に香ばしくて泣ける
延々と長い間書いてると疲弊するもんで……、気を悪くしてた人たちが居たなら悪かったね
早ければって話があったけど、最低で火曜になりそうです。
気をつけるから皆も仲良くしてくれたら幸いですよ、と
959 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:25:30.17 ID:2B7sYBvC0
>>1は気にすんな
次期待してんぞー
960 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:26:07.45 ID:uLXFhL3E0
自分の気持ちにわからんということは他に想い人がいる
→
男性キャラは先生のみ
→
・・・
乙 来週楽しみにしてる
961 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:32:30.83 ID:wKVp2K0d0
、と
、と
、と
962 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:39:33.15 ID:HNr1WrF3O
おまえらなんか皆ヤリダにケツ掘られてしまえ
俺だってすごい期待してんだよ結末が気になるんだよ
面白ければ何言ってもいいの?
煽りとか無しに純粋な気持ちを教えて欲しい
その上で俺が間違ってるならそれは素直に謝罪するし
963 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:39:43.73 ID:zk8YX0GZ0
なるほど。もしもしは嫌われるわけd(y
964 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:46:28.96 ID:74nVlYJP0
続きはVIPでやんの?別?
出来ることなら情弱な俺に教えて
965 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:48:14.98 ID:zk8YX0GZ0
>>964
>>918
読めれ
966 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:52:18.73 ID:AkgILEn8O
むしろバカどもにむかってはっきり言う態度は好感が持てるんだが
967 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:53:40.29 ID:+tFKPGI80
こういうのって大体携帯だよな
968 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 10:55:28.27 ID:awAn8nd00
面白ければ何言ってもいいわけではないが、正しければ何言っていいというわけでもない
つまり空気嫁
969 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:07:10.63 ID:U9MlvCQPO
おっつー
後編期待してる
970 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:23:18.14 ID:T1yKJljD0
>>962
謝らなくていいから
とりあえず空気を保守してくれ
このレスにレスしなくていいからな
971 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:28:19.76 ID:pmc9+72G0
埋め
972 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:29:01.44 ID:pmc9+72G0
埋め
973 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:29:43.51 ID:pmc9+72G0
埋め
974 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:30:25.43 ID:pmc9+72G0
埋め
975 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:31:13.90 ID:pmc9+72G0
埋め
976 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:31:58.74 ID:pmc9+72G0
埋め
977 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:32:35.73 ID:kRU8s6qm0
>>962
俺は優しいから特別に答えてやるよ
お前のそれはただ自分ルールを押し付けてるだけ
お前が嫌ってる>>1の姿勢と何ら変わりない。つーか>>1より酷い。
わかったら半世紀ROMってて下さいお客様
978 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:32:55.62 ID:pmc9+72G0
埋め
979 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:34:15.27 ID:pmc9+72G0
埋め
980 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:35:11.04 ID:pmc9+72G0
埋め
981 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:36:18.14 ID:HNr1WrF3O
>>968
>>970
>>970レス返す形になってスマン
次スレでは空気読むわごめん
空気とか関係無しに嫌なものは嫌、ダメなものはダメってハッキリ言いたいタチなんだ
まぁなんつーか空気ブチ壊してすまんかった
982 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:39:19.81 ID:1zJDmfa10
これまとめてhtmlでくれ
983 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:41:33.88 ID:ERT2IwlnO
1000ならトミーは俺の嫁
984 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:47:24.86 ID:cDaO3Hcs0
埋め
985 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:48:10.67 ID:AAOpl9hb0
ume
986 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:49:20.70 ID:ERT2IwlnO
産め
987 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:50:06.85 ID:cDaO3Hcs0
つーか次スレではsageしろ
変なやつわいてくるから
埋め
988 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:53:18.85 ID:Zv5UrSXP0
サナミ派の俺としてはなんとしても安価で誘導する所存
989 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:55:17.56 ID:ERT2IwlnO
サナミはいらない娘
990 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:56:16.32 ID:cDaO3Hcs0
990ならトミーEND
991 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:56:53.19 ID:1KLJaHgM0
おいササミさんディスってんじゃねえぞ
992 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 11:57:26.50 ID:AAOpl9hb0
サナミEND希望
993 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:02:29.28 ID:1KLJaHgM0
うめ
994 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:06:00.06 ID:cDaO3Hcs0
>>991
お前こそサシミさんディスってんだろ
995 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:07:41.58 ID:juyE37S6P
どうでもいいけど>>1の文章ってところどころゆとり臭ただよってるよね。
そこも含めて全部好きだけど!
996 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:09:36.15 ID:9s7hSppH0
せんならやすむ
997 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:09:56.40 ID:RiowzG310
せんなら鳥になる
998 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:10:36.15 ID:m9lRwBRd0
1000ならトミーはオレの嫁
999 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:10:43.71 ID:1KLJaHgM0
1000なら俺のハーレムエンド
1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/26(金) 12:10:44.35 ID:ERT2IwlnO
1000ならトミーは俺の嫁
1001 :1001:Over 1000 Thread
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>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩ >>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ / >>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼 >>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉 >>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O >>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
| | | / /| / レ \`ー ' | | / サーセンwwwwwwwwwwwwwww フ |
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