1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 18:00:45.83 ID:
cakGDzPu0 物語は二人の出会いから始まった
「……ようこそ勇者。遠いところわざわざご苦労であった」
「遠いところ? ハッ、魔王、お前を倒すためだ。多少の距離なんざ問題じゃねえよ」
彼らの出会いは宿命であり、必然であった
彼らはぶつかり、片方がもう一方を滅することで物語は終わるはずだった
――しかし
「我輩の手下になってくれ」
「我輩と一緒に世界を救ってくれ」
「我輩の名はニギという、お前の名は?」
「……シェロだ」
運命は動き出す
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