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サンタ娘「えっ１ヶ月前？」
1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:25:35.62 ID:FlV04GDy0
男「」Zzz
ﾐｼ…
男（……？ なんだ？）
ﾐｼ… ﾐｼ…
男（なんだ久々の怪現象か。無視無視おやすみ）
ﾐｼ… ﾐｼ… ﾐｼ…
男（クソ目ぇ覚めてきたわ。こういうときはビビッたら負け）
男「いきなり起き上がって電気点ける！」パチッ
ｻﾝﾀ娘「きゃっ！」
男「ぅゎ本物」
ｻﾝﾀ娘「ま、まぶしぃっ」ダッ
男「――ま、待てドロ野郎！」ガッ
ｻﾝﾀ娘「やっ」ｸﾞｲｯ
ドシンッ
2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:27:42.65 ID:BosKlJ1G0
パチッ
ダッ
ガッ
ｸﾞｲｯ
ドシンッ
3 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:27:57.26 ID:FlV04GDy0
男「捕まえたー。あれ？ 柔らかい」ﾑﾆﾑﾆ
ｻﾝﾀ娘「や、やめてくださひっ」
男「あ、女の子だ」ﾑﾆﾑﾆ
ｻﾝﾀ娘「ううっ……」
男「おいおいおい女の子だろうがっ！」ガバッ
ｻﾝﾀ娘「う……あれ？」
男「なな、なんだお前ぇ！ どういう了見だ！！」
ｻﾝﾀ娘「え、えと……その……」
男「この泥棒め！ 女泥棒め！ 泥棒猫め！！」
男（う、生まれて初めて女の子に抱きついた！ やーらかかった！）
ｻﾝﾀ娘「わ、私、そ、その……」
男（な、なんだしかもよくみればコスプレ……なんで今の時期にサンタ……）
ｻﾝﾀ娘「あ、あの……簡潔に一言で説明しますとですね――」
ｻﾝﾀ娘「Ho，Ho，メリークリスマス♪」ﾆｺｯ
男「なんでだよ！！」
4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:28:29.03 ID:d/vU+SBDO
>>1
乙！
楽しかった！
5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:30:50.75 ID:FlV04GDy0
ｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟ……――
男「ふぅ……熱いコーヒーはいい。どんな状況にあっても落ち着きを我が身に還らせる」
ｻﾝﾀ娘「……」ｿﾜｿﾜ
男「……」ｽﾞｽﾞ……ﾁﾗｯ
ｻﾝﾀ娘「――あっ」ﾆｺｯ
男「ぶっ」ｹﾎｯ ｹﾎｯ
男（お、落ち着け。まずは相手の観察だ。サンタのコスプレした女の子。歳は二十歳前後？）
男（白ポンポン付き赤帽子に細い金髪ロング。赤い衣装を着たスマート体型。ムネに控えめな膨らみ。）
男（ミニスカ。挑発するような赤いミニスカ。に、腿まで上げた白いニーソックス）
男（顔は――）ﾁﾗｯ
ｻﾝﾀ娘「……」ｿﾜｿﾜ
男（すこぶる可愛いだがオレは騙されん。だがオレは騙されん！）
ｻﾝﾀ娘「……あ、あのう」
男「……オッケー。落ち着いたところで話を聞かせてもらおうか」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」
6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:33:05.60 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「あの私、見てお分かり頂けるように、正真正銘のサンタクロースです」（正座
男「つまり怪しい者と」ﾊﾟﾁﾝ ﾋﾟｯﾎﾟｯｐ
ｻﾝﾀ娘「ちっ、違います！」ﾊﾟﾀﾝ
男「うお」（指細い白い）
ｻﾝﾀ娘「あ、あの私、貴方にクリスマスプレゼントを持ってきたんです！」
男「プレゼント？」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ｶﾞｻｺﾞｿ
男「ちょ、ちょっと待っち」
ｻﾝﾀ娘「はい？」
男「まず順番に１コずつ納得させてくれ。１コずつ」
ｻﾝﾀ娘「できるだけ早めにお願いしますね。次の人も待ってますからっ」
男「わ、分かった。次の人って？」
ｻﾝﾀ娘「ですから私、順番に家々を回ってプレゼントを配達している真っ最中なんです！」
男（大丈夫かコイツ……）
7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:41:07.19 ID:FlV04GDy0
男「……じゃあまず、お前は本当に泥棒の類じゃないのか？」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースですっ」
男「コスプレ……サンタのコスチュームプレイをした頭が可哀想な女の子でもないのか？」
ｻﾝﾀ娘「あっ、しっ、失礼ですね！ 私は協会公認のれっきとしたサンタです！！」
男「は？ 協会？ じゃあそこまで言い張るなら何か証拠になるようなもんは？」
ｻﾝﾀ娘「え？ えーっと……これです！ 本物のサンタ手帳です！ 金糸刺繍の紋章付きです！」
男「何それ」
ｻﾝﾀ娘「協会からサンタ全員に配布される、様々な情報が秘められた必携品です！」
男「ちょっとみして」
ｻﾝﾀ娘「だ、ダメです！ 絶対に一般人には見せてはいけない規則になってるんです！」
男「じゃあ証拠にならないじゃんか」
ｻﾝﾀ娘「なりませんね」
男「悪いけど警察の人に」ﾊﾟﾁﾝ ﾋﾟｯｐ
ｻﾝﾀ娘「ダ、ダメ！ ダメです！ 近所迷惑になります！ やめてください！！」ﾊﾟﾀﾝ
男（この嫌がりようまさか前科持ち……あっ思ったよりムネある）
8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:43:50.94 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「すみません、実は私、まだ駆け出しなんです。これ以上のサンタの証は……」
男「いっぱしになるとどうなるの？」
ｻﾝﾀ娘「ソリが与えられます。乗り物が手に入るまでは移動は全部スケートです」
男「スケート？ スケートで何をするの？」
ｻﾝﾀ娘「空を滑ります。ソリには劣りますが、なかなか速いですよ」
男「空ぁ？ じゃあ今すぐ飛んで見せてよ」
ｻﾝﾀ娘「すみません、今は飛べません」
男「なんでよ」
ｻﾝﾀ娘「一度脱いでしまったら、プレゼントを指定の配達先へお届けしないと飛べない仕組みになっているんです」
男「途中で寄り道したり勤務放棄しないように？」
ｻﾝﾀ娘「そうなんです！」
男「そうなんでしたかー」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ﾆｺｯ
男「おまわりさーん」ﾊﾟﾁﾝ
ｻﾝﾀ娘「だ、だめ！ やめてください！」
9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:47:37.55 ID:FlV04GDy0
男「サンタといえばトナカイでしょ。みしてよ」
ｻﾝﾀ娘「トナカイはサンタ各員が一から育てます。私のトナカイはまだ子供です」
男「へ？ 育て……」
ｻﾝﾀ娘「どの道、トナカイはソリがないと仕事のお手伝いはできませんし。だから駆け出しサンタは皆スケートです」
男「はぁ。トナカイのペット」
ｻﾝﾀ娘「必要なものは全て協会から貸し出されます。トナカイもそう。日本では簡単に手に入りませんし」
男「君は日本人だよね」
ｻﾝﾀ娘「それは内緒です」ﾆｺｯ
男「外見は日本人には見えないけど完璧な日本語だから日本人なんだろ」
ｻﾝﾀ娘「ｸｽｯ。どうでしょうね。サンタはたいてい何でもアリなんですよ？」
男「じゃあ……アーユーファーザークリスマス？」
ｻﾝﾀ娘「Yes, but I am Mather Christmas if anything.」
男「うわっ胸がドキッとするほど綺麗な英語だった」
ｻﾝﾀ娘「ふふ、納得していただけましたか？ それでは私は早く次の人のところに行かないと――」
男「してないから、全然納得できてないから」
10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:56:46.22 ID:oox6l63H0
なんとなく支援してやんよ
11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:04:59.77 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「ううう、早く行かないとノルマが――」
男「ああ分かった。じゃあ先にそっちから片付けよう」
ｻﾝﾀ娘「そっち……？」
男「お前がサンタであることに疑問を持つ最大級の原因だよ」
ｻﾝﾀ娘「は、はいっ、何でしょう」
男「その前に尋ねることがある。勿体ぶらずにさくっと訊くぞ」
ｻﾝﾀ娘「は、はい……」ｺｸ…
男「今日は何月何日ですか」
ｻﾝﾀ娘「１２月２５日です」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「１２月２５日です。サンタですよ？ クリスマスの日に決まってるじゃないですか」
男「…………あれ？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「えっ？」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ﾆｺｯ
12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:07:40.33 ID:FzlD26zK0
えっ？
13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:16:13.39 ID:N492Acqj0
支援
14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:21:33.61 ID:FlV04GDy0
男「そこにカレンダーがあります。何月になってますか」
ｻﾝﾀ娘「あっ、１月ですね。ちょっとめくるの早いんじゃないですか？」
男「１２月を終えた普通のカレンダーは普通片付けます」
ｻﾝﾀ娘「ああ失礼、そうでした。それで、これが何か？」
男「まどろっこしいからもう言う。１２月２５日は１ヶ月前に終わってるぞ」
ｻﾝﾀ娘「えっ１ヶ月前？」
男「もしくはあと１１ヶ月先」
ｻﾝﾀ娘「えっ１１ヶ月先？」
男「今日は１月２５日」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「きょうはいちがつにじゅうごにち」
ｻﾝﾀ娘「えっ？？」
男「確かめてみろよ」
ｻﾝﾀ娘「ま、まさかぁ……サンタ手帳にはちゃんと……。……。……。…………」
男「メリーご愁傷様」
15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:30:58.12 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「嘘……そんな……１ヶ月遅れ……」
男「１ヶ月遅れ。３１日遅れ」
ｻﾝﾀ娘「そんな……全部準備してきたのに……そんな……」
男「晴れてコスプレ変人女の誕生だな」
ｻﾝﾀ娘「サ……サンタ……っです……」ﾎﾟﾛ…
男「おおう！？」
ｻﾝﾀ娘「そ……な……私……」ﾋｯｸ ﾋｯｸ
男「は――はっ、泣いて誤魔化そうたってそうはいかねー」ﾊﾟﾁﾝ
「きちんと警察に通報して不法家宅侵入の罪を償って……」ﾋﾟｯﾋﾟｯ…
ｻﾝﾀ娘「……ひっく……ふ……うぅん……くすん……」ﾋｯｸ ﾋｯｸ
男「お、おいー。ホントに警察に電話するぞーいいのかー」
ｻﾝﾀ娘「……」ｸｽﾝ ｸｽﾝ
男「あーなんだよこれクソ、おいとりあえずコーヒー飲むか？」
ｻﾝﾀ娘「……ひっく……ひっく……頂きます……ミルクにお砂糖たっぷりで……」ｸﾞｽｯ
男「ちゃっかりってレベルじゃねーぞ！」
16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:35:08.64 ID:FlV04GDy0
男（サンタのコスプレした可愛い女の子が）
男（クリスマスから１ヶ月経った１月２５日の深夜に）
男（オレんちの一人暮らし用のコタツで）
男（ミルクにお砂糖たっぷりのコーヒーを飲んでる）
男（↑これ何？）
ｻﾝﾀ娘「ああ……あったか～い……」ﾎｩ…
男「おい、次の人の家行くとか何とか言ってなかったか」
ｻﾝﾀ娘「もう行っても意味ないです。もうクリスマス終わっちゃいましたもん……」ﾎｩ…
男「オレん家で朝までくつろぐ気か」
ｻﾝﾀ娘「今晩だけお願いします」
男「一人暮らしの男の家でいい度胸だな」
ｻﾝﾀ娘「男さんはきっとそんなことしません」
男「信用するのはいいけど、そんなことになっても責任はお前にもあること忘れんなよ」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ﾆｺｯ ……ﾎｩ
男「……あれ？」
17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:37:51.28 ID:FlV04GDy0
男「そもそもなんで一ヶ月も間違えたんだよ」
ｻﾝﾀ娘「え？ ええっと……」ﾓﾆｮﾓﾆｮ
男「実はお前ロボットで生産時期がズレたとか」
ｻﾝﾀ娘「私は人間です！」
男「どうだか。今なら『実は超高性能ロボットでした』ってオチで納得してやる」
ｻﾝﾀ娘「私は人間です！ なんなら確かめてみますか？」
男「えっ？」
ｻﾝﾀ娘「私の身体の好きなところ触ってみますか？」
男「はっ？ えっ？」
ｻﾝﾀ娘「はい、それじゃあ目つぶってますから、どーぞ」ｽｯ
男「……うぇ？ ……お……う……」
ｻﾝﾀ娘「……」ｸｽｯ
男「！？」
ｻﾝﾀ娘「ふふ、本気にしちゃいました？ うそ。冗談ですよ」ﾆｺｯ
男「魔性の女だ。お前が人間であることを認めよう」
18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:40:05.68 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「実はずっと寝てたんです」
男「寝てた？」
ｻﾝﾀ娘「はい。サンタが活動するのは冬ですから」
男「冬眠？ とは逆か。冬になるまで寝てる」
ｻﾝﾀ娘「その通りですっ」
男「じゃねーだろ変温動物かよ」
ｻﾝﾀ娘「いえ、そのぅ……私達サンタは体感時間もろもろが常人とは違うんです」
男「社会人じゃないのか」
ｻﾝﾀ娘「そういうサンタもいます」
男「お前は？」
ｻﾝﾀ娘「私は本業の時期がくるまで大体寝てるタイプのサンタです」
男「ぐうたらサンタめ」
ｻﾝﾀ娘「あ、あのですねぇ、私みたいなタイプのサンタは多数派なんですよ！」
男「少数派だろ、しかもお前は特に抜きん出てるんだろ」
ｻﾝﾀ娘「別に抜きん出てません！」
男「やっぱ少数派か！」
19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:43:06.10 ID:FlV04GDy0
男「だいたい冬になるまで寝てるってのがうそ臭い」
ｻﾝﾀ娘「サンタは常人とは違うんです」
男「いくらなんでも生体機能までは違わないだろ。そんな長期間寝てられるか」
ｻﾝﾀ娘「でも本当なんですっ。冬眠に近い状態で聖夜までにパワーを溜め込むんですっ」
男「とても溜め込んだパワーを放出してる風にはみえないけど」
ｻﾝﾀ娘「だってクリスマス終わっちゃいましたから……」
男「理屈ふめい意味ふめい」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……また充填しないと……」
男「こんなところで寝るなよ。夜が明けたら帰ってくれ」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……また半年以上寝て今度のクリスマスに備えないと……」
男「おい、ちゃんと帰ってくれるんだろうな」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……」ｳﾄｳﾄ…
男「おぉい！」
20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:46:06.26 ID:FlV04GDy0
男「なんかオレも寒くなってきた。コタツ入っていい？」
ｻﾝﾀ娘「あ、どうぞどうぞ」
男「オレのコタツだ！」ﾓｿﾓｿ
ｻﾝﾀ娘「コタツの中でえっちなことしないでくださいね」
男「だ。するか。バカ」
ｻﾝﾀ娘「冗談ですよー」ｸｽｯ
男「足伸ばすな。オレが伸ばせない」
ｻﾝﾀ娘「伸ばせばいいじゃないですか」
男「恥じらいはないのか」
ｻﾝﾀ娘「そういうこと意識する方がイヤらしいと思います」
男「あっそ。じゃ伸ばそう」ﾓｿ
ｻﾝﾀ娘「……」ﾓｿ
男「……」ﾓｿ
ｻﾝﾀ娘「や、やっぱり遠慮した方がよさそうですね……」ﾓｿﾓｿ
男「ほらみろお前も意識してんじゃねーか」（ミニスカ……）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:50:17.48 ID:FlV04GDy0
男「だいたいなんで女がサンタなんだよ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「サンタクロースってのは普通、白ヒゲ毛むくじゃらのおじいちゃんだろ」
ｻﾝﾀ娘「私は見習いですから」
男「いや、見習いも何もサンタはおじいちゃんだろ。もしかしてお前男なの？」
ｻﾝﾀ娘「どうみえます？」
男「えっ！？」
ｻﾝﾀ娘「……」ﾆｺﾆｺ
男「お。男なの？」
ｻﾝﾀ娘「私女ですよ？」
男「男かもしれないだろ！」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ 私本当に女ですって」
男「もしかしたら男だったらどうするんだ！」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ えっ？」
22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:53:23.23 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「サンタ業界はここ最近では人手不足なんですよ」
男「そうくると思ったがそれはおかしい。少子高齢化の風潮に反してる」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「おじいちゃん増える。サンタ増える。子供少ない。配達先も少ない」
ｻﾝﾀ娘「そういえばそうですねぇ。なんで人手不足なんでしょう？」
男「お前みたいなドジっ娘を使わにゃならんほど人手不足。極めて深刻な問題じゃないのか」
ｻﾝﾀ娘「あっあっひどい！ そんな言い方あんまりです！」
男「しかもそーんな破廉恥な格好をした女とくればもう深刻な問題だろ」
ｻﾝﾀ娘「この服装はサンタ協会の趣味です」
男「ミニスカが？」
ｻﾝﾀ娘「はじめは恥ずかしかったんですけど、女の子は皆はいてますから」
男「…………」
ｻﾝﾀ娘「男さんえっちですね」ｷｬｯ
男「いやいやなんでそうなる」
23 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:54:04.02 ID:hsdCt8PN0
④
24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:56:07.87 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「私のおじいちゃんがサンタクロースなんです」
男「そりゃそうだろ」
ｻﾝﾀ娘「私だけじゃありません、お父さんもお母さんも姉も弟もサンタです」
男「なんだそれサンタファミリーだな」
ｻﾝﾀ娘「みんな協会公認です。一家総出でサンタです」
男「へぇ。みんな今はどこに行ってるの？」
ｻﾝﾀ娘「クジで派遣先が決まるんです！ えーとお父さんがｼﾞｬﾏｲｶ、お母さんがﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ、姉がﾄﾙｸﾒﾆｽﾀﾝ、弟が北朝ｓ――」
男「『今は』って聞いただろ？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ あっ！ も、もうずるいです！ 今はみんな家で寝てます（はずです）！」
男「家ってどこにあるの？」
ｻﾝﾀ娘「それは秘密ですっ」
男「ふーん。ところでさっき弟が北朝ｓ」
ｻﾝﾀ娘「あっ男さんごめんなさい、コーヒーお代わりお願いします」
男「ああ？ しょうがないなぁ」
25 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:59:25.67 ID:FlV04GDy0
男「その、家の人に起こしてもらわなかったの？」
ｻﾝﾀ娘「時刻が予定より過ぎちゃってて……起きてすぐ飛び立ちましたから」
男「素直に寝坊したって言えよ。で、何も確認しないで出発したわけだ」
ｻﾝﾀ娘「とんでもないです！ プレゼント袋と配達先だけはしっかり点検確認しました！」
男「他には？」
ｻﾝﾀ娘「トナカイの――日本語のニュアンスだとトナちゃんですね、に、ご飯をあげました！」
男「他には？」
ｻﾝﾀ娘「えっとえっと……」
男「肝心なこと確認してないじゃん」
ｻﾝﾀ娘「そうなんです……」
男「ダメじゃん……」
ｻﾝﾀ娘「はい……」
男「ダメじゃん……」
ｻﾝﾀ娘「にっ二回も言わなくていいです！」
26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:02:48.93 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「ところで男さんって恋人さんとかいるんですか？」
男「お前それ遠まわしに相手に脈ありアピールしてるのと一緒だぞ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ えっ、そ、と、そんなつもりはなかったですけど」
男「いねーよ彼女なんて。お前はどうせいるんだろ。しっしっ」
ｻﾝﾀ娘「いませんよ？」
男「ほらまたそんな言い方して」
ｻﾝﾀ娘「私、ずっと家でゴロゴｒ……ｺﾎﾝ、休んでばかりであんまり外に出ませんから」
男「いまゴロゴロって休んでばかりのぐうたらめ」
ｻﾝﾀ娘「仕事中もアクシデントを除いて誰とも関わりませんし」
男「アクシデントの発音のアクセントがコンセント１セントだろ」
ｻﾝﾀ娘「男さん、さっきから言葉がおかしいですよ？ 動きもそわそわしてますし」
男「言動にも限度ってもんがあるだろゲンドウさん」
ｻﾝﾀ娘「そんな露骨に動揺しなくていいですよ」
男「してない動揺してない」
ｻﾝﾀ娘「ええっと…………ふふっ」
27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:05:11.11 ID:FlV04GDy0
男「ずいぶんのんびりしてるけどさ」
ｻﾝﾀ娘「はい？」
男「その、なんかの組織に所属してるんでしょ？ 罰則とかないの？」
ｻﾝﾀ娘「もちろんあります……サンタの掟は厳しいです……」
男「いま開き直ってるわけか」
ｻﾝﾀ娘「あんまり帰りたくないです……」
男「なんなら来年まで泊まってていいぞ」
ｻﾝﾀ娘「本当ですか！」
男「飛びつくように。ダメに決まってるだろしっかり罰を受けて反省すべき」
ｻﾝﾀ娘「だって……あんなお仕置き……」
男「ど、どんな目に合うんだよ？」
ｻﾝﾀ娘「黒サンタが……ああもうこれ以上は恐ろしくて言えません……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
男「そ、そんなにか」
ｻﾝﾀ娘「いえ実はそうでもないんですけど」
男「なんなんですか！」
28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:07:47.04 ID:FlV04GDy0
男「そういえばさ、オレんちに普通に忍び込んでたよな。あれどうやった？」
ｻﾝﾀ娘「それは――秘密です」
男「ちょっと待て窓とかカギとか壊してないだろうな」
ｻﾝﾀ娘「壊していません」
男「じゃあどうやって入ってきたんだよ」
ｻﾝﾀ娘「秘密です」
男「おいおい不法侵入だろうが」
ｻﾝﾀ娘「極秘です」
男「どうやって入ってきたんだよっ」
ｻﾝﾀ娘「これだけは話すことはできません。サンタの歴史に関わる機密事項なんです……」ｽﾞ…
男「ちょ、おい、そんなマジな顔に」
ｻﾝﾀ娘「大丈夫です……サンタは一切建物を損壊しませんから……」ｽﾞｽﾞ…
男「怖ぇてちょ、やめろ、やめろよそれ怖い」
ｻﾝﾀ娘「プレゼントを届けるためなら手段は選ばないとか……そんな次元じゃないんです……」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ
男「もういい、もういい分かったから！」
29 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:10:49.60 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「ふぁ……もうすぐ夜明けですね」
男「うん、さぁ帰った帰った」
ｻﾝﾀ娘「そうですね……それではそろそろオイトマしましょうか……」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「よい……しょ……」ﾓｿﾓｿ
男「コタツムリの脱皮……」
ｻﾝﾀ娘「うう……名残惜しいコタツさん……」ﾓｿﾓｿ ピラン
男「脱皮！？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ きゃっ！」バッ！
男「……………………………………………………」
ｻﾝﾀ娘「み、見ました？」ｶｱｧ
男「バ、バッチリと」
ｻﾝﾀ娘「わ、忘れてください！！」
男（純白フルホワイト白無垢セイントトライアングル白磁ホワイティルスノー）
ｻﾝﾀ娘「も、もうっ！！」
30 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:15:47.55 ID:FlV04GDy0
書き溜め尽きた。そしてバイトいてくる
とても需要ないぽいんでこのまま落ちても悔い無いです。では
31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:31:37.79 ID:eOFVrQR10
黒サンタに変わってお仕置きしたい
32 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:32:23.98 ID:4tgQEiiC0
まぁ台詞ばっかで全然面白くなかったな
33 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 19:25:51.32 ID:hsdCt8PN0
ほ
34 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 20:24:16.72 ID:xF0Fxx040
し
35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 20:53:08.07 ID:sFbVO48Y0
落ちるぞ
36 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 21:02:56.01 ID:p1E41K0N0
需要あるぞー
37 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 21:04:59.58 ID:+KWlra0g0
ドジっ子なのに毒の多い冗談吐いたりキャラが掴めない
38 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 21:38:45.42 ID:Zpp4NlSvO
かわいいじゃないか
39 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 22:38:12.13 ID:surSdn1O0
ほ
40 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 23:13:14.11 ID:hsdCt8PN0
し
41 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 23:44:31.42 ID:EiNIMapx0
ほ
42 ：1：2010/01/26(火) 00:15:31.52 ID:ATG9483nO
まだあったありがとう
携帯からしか打てないから遅い上にバイトで疲れてるけど一人でも見てる限り書く
だらだらまったり進行だからあんまり期待しないでね。とりあえず風呂飯いかして
43 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 00:21:40.78 ID:SbTAyLmX0
きたい
44 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 00:26:24.09 ID:sauKtwCg0
地味に面白いっていうか言い回しが面白いと思いましたまる
45 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 00:39:25.16 ID:1+KSjCNI0
ho
46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 01:02:37.10 ID:ub3s4CjJ0
ほ
47 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 01:29:57.07 ID:ATG9483nO
ｻﾝﾀ娘「コ、コホン。ではそろそろホントに帰ろうと思います」
男「はぁ……」↓
ｻﾝﾀ娘「ちょっ、ちょっとどこ見てるんですか！？」
男「ど、どこも見てないから！ 自意識過剰はやめろこの白！」
ｻﾝﾀ娘「し、白って！ 男さんついに本性を表しましたね！」
男「そんな格好は挑発と取られても仕方ないから！」
ｻﾝﾀ娘「好きでこんな格好してる訳じゃありません！」
男「お前ドジだから好きで着てるんだろ！？」
ｻﾝﾀ娘「好きで着てません！ こんなの恥ずかしいだけです！」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「……」
男「露出狂」
ｻﾝﾀ娘「すけべさん」
男「帰れ帰れ」
ｻﾝﾀ娘「すけべさんのえっち」
48 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 02:24:14.27 ID:fe3ors5L0
おい続き
49 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 03:34:52.39 ID:P3t9PZ1o0
ほ
50 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 04:01:31.64 ID:jMS2dGjB0
しゅ
51 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 04:51:07.49 ID:gF1PYhEhP
今日のしろくまベルスターズスレはここですか？
52 ：1：2010/01/26(火) 06:42:35.71 ID:ATG9483nO
寝落ちしてた。本当にごめん
↑このレスの書き込み画面で寝てた。急に消えてしまってすまんかった
53 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 06:58:52.67 ID:ATG9483nO
ｻﾝﾀ娘「では短い間でしたがお世話になりました」
男「普通に玄関から帰るんかい」
ｻﾝﾀ娘「ご縁があればまた会いましょう」
男「うん」
ｻﾝﾀ娘「ではごきげんよう……」ﾊﾞﾀﾝ
男「……」
男「どうせすぐまた会えるに１メリクリ」
バタンッ
ｻﾝﾀ娘「わっ、忘れてました！ プレゼントですプレゼント！」
男「そらみろ１メリクリ」
ｻﾝﾀ娘「ちょ、ちょっと奥失礼します」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
男「コーヒーいれよっかぁ？」
ｻﾝﾀ娘「あ、お願いします」
男「皮肉ったつもりが本気で居座るつもりだったらしい」
ｻﾝﾀ娘「こたつー」
54 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:10:48.33 ID:fe3ors5L0
おはよう
55 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:22:18.02 ID:ATG9483nO
ｻﾝﾀ娘「こたつあったかいです」
男「帰るって話だったのに５分前の光景と何も変わってないな」
ｻﾝﾀ娘「コーヒーおいしいです」…ﾎｩ
男「ところでプレゼントがどうとか」
ｻﾝﾀ娘「ああそうでした。よい、しょ。よい、しょ」ｽﾞﾘｽﾞﾘ
男「コタツから出ずして遠くのものを取る日本の文化をこいつ」（えろいポーズだ）
ｻﾝﾀ娘「ええっと男さんのプレゼントは……」ｺﾞｿｺﾞｿ
男「あんまり期待してないけど」
ｻﾝﾀ娘「ありました！ これです」ﾄﾞﾝ
男「白い立方体の箱に赤いリボンの包装。なんとまぁイメージ一直線な」
ｻﾝﾀ娘「はい、確かにお届けしましたよ」…ﾎｩ
男「不思議とお届けされた気になれない」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……あったかいなぁ……」ﾎﾜｰﾝ
男「そしてどさくさ紛れにもなってないのにまたくつろぎ始める」
ｻﾝﾀ娘「もうちょっとだけお願いします」…ﾎｩ
56 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:40:09.94 ID:W6gP36xHO
続きを所望する
57 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:42:25.77 ID:ATG9483nO
男「ところで最初の方から疑問だったんだけど」
ｻﾝﾀ娘「ふぁい？」
男「なんでその、配達先にオレんとこが選ばれたの？」
ｻﾝﾀ娘「それは……あなたがよい子な人であるにも関わらず、幸せ偏差値が低かったからです」
男「うわぁなにそれぇ」
ｻﾝﾀ娘「協会が全世界の人々に幸せ偏差値というものを割り当ててるんです」
男「そりゃまた傲慢だな」
ｻﾝﾀ娘「プレゼントを配る大切な基準です。サンタは何でもお見通しなんです」
男「世界規模の事業だろ？ オレなんかよりもっと不幸な人いるだろ」
ｻﾝﾀ娘「確かに貧しい国、戦争中の国などが絡んできますと、かなりややこしくなるんですけど」
男「ややこしくなっていいからその辺詳しく」
ｻﾝﾀ娘「……ほんと、ややこしいですよ？ 倫理とか宗教とか心理学とか」
男「むしろ興味ある。教えて」
ｻﾝﾀ娘「……説明に時間かかっちゃうのでやっぱりやめておきますね」
男「ボロが出たなダメサンタ」
58 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:44:17.25 ID:KlwmL3so0
いいなこれ
59 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:53:05.25 ID:fSZ8wU/+0
才能あると思う
60 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:01:50.80 ID:hOHw1tWB0
追いついた！
とてもいいと思います
61 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:04:13.18 ID:NrxrjKVwO
こんなこが家で冬まで寝ちゃったら何するかわからん
62 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:12:32.35 ID:QrXOpAiwO
今日は下半身が冷えるね
63 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:12:41.01 ID:ATG9483nO
男「その、プレゼントをもらえる対象者は何人くらい選ばれるんだ」
ｻﾝﾀ娘「一定の条件を満たす人は全員です。サンタ手帳によると、日本では約５００万人とあります」
男「おい多いな！ そんな人数どうやって一日で配り回るってんだよ」
ｻﾝﾀ娘「そうですね、私のような駆け出しサンタはだいたい３０人前後しか配れません」
男「ベテランサンタは？」
ｻﾝﾀ娘「８０万人ぐらいでしょうか」
男「おかしいだろ！」
ｻﾝﾀ娘「ちょっと配り方が違うんですよね。トナカイもいますし」
男「そんなのがいるんだったら駆け出しサンタとか要らないじゃん！」
ｻﾝﾀ娘「とんでもないです、私達は局地担当要員として重要な役目があります」
男「どゆことよ」
ｻﾝﾀ娘「いわば掃除機の吸い込み口が届かない細部の担当、といえばしっくりきませんか」
男「変な例え」
ｻﾝﾀ娘「私はしっくりきました」
男「やっぱり受け売りかい」
64 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:15:18.48 ID:37TjuvWtP
④
65 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:19:32.59 ID:S32Y0IO2Q
>>62
まだ早い
服着とけ
66 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:20:24.86 ID:qprcczxIO
支援
67 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:26:46.77 ID:/bWqPWeA0
田んぼの端はいつも手作業
68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:30:42.23 ID:PBKZbL+a0
>>67
植える時勿体無いからって手で植えて刈るときもやっぱり手刈りなのでめんどくさいあの端植えか
69 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:49:29.23 ID:ATG9483nO
男「でもさ。そうなるとこのプレゼントボックス」ﾂﾝﾂﾝ
ｻﾝﾀ娘「はい」
男「そんな５００万も、しかも世界規模だとそれ以上配られるなんて大騒動になるだろ」
ｻﾝﾀ娘「それは大丈夫です。２３～２５日に限り、本物のサンタのことは誰の記憶にも残りません」
男「残るも何もこんなプレゼントが堂々と枕元に置かれたら……」
ｻﾝﾀ娘「ええっと、まず配られた人がクリスマスの翌朝、その箱を見つけますよね」
「そして中身を開けます。中には警戒する人もいますが、結局は必ず開けます」
「それでその人はプレゼントの中身を楽しみます。サンタの徒労が結実するクリスマスの瞬間です」
「その後……一瞬でもプレゼントのことが意識から離れたとき。その思い出は無かったことになるのです」
男「えっ。だってプレゼントは」
ｻﾝﾀ娘「消えます。いつの間にか消えるんです。それにまつわる痕跡も一切残りません」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースはいます」
男「……」
男「最後のどや顔さえなければ……」
70 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 09:16:48.82 ID:ATG9483nO
男「しかしまぁ常識的に考えてありえない話だ」
ｻﾝﾀ娘「サンタの常識を一般世間に持ち込んだら、科学技術が今より二段階発展するとか」
男「突拍子もない話だ」
ｻﾝﾀ娘「では、試してみてはいかがですか」
男「えっ。これ今すぐ開けろって？」ﾂﾝﾂﾝ
ｻﾝﾀ娘「開けてみればいいじゃないですか」
男「配達した矢先に開封をほのめかすサンタとか」
ｻﾝﾀ娘「私もみてみたいですし」
男「えっ中身が分からんもの配ってたの？」
ｻﾝﾀ娘「いえ、知ってます。サンタ手帳に全部載ってますし」
男「見たいのはオレの反応か」
ｻﾝﾀ娘「観たいです♪」ｳｷｳｷ
男「自分は知らんで相手だけ知ってる状況ってのはたいてい面白くない」
ｻﾝﾀ娘「……あれっ？ 中身なんでしたっけ？ ド忘れしちゃいました？」？
男「うわっ、わざとらしい。しかしお前の場合だけは本当にありえそうです」
71 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 09:43:18.71 ID:fSZ8wU/+0
きたな
72 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 11:05:47.15 ID:RGrbLIe+0
ほ
73 ：1（誤爆した）：2010/01/26(火) 11:48:40.02 ID:tS8ziw5S0
男「じゃあとっととプレゼント開けてみるか」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」
ｼｭﾙﾙﾙ……
パサッ カパァ
ｻﾝﾀ娘「中に……なにが入ってました……？」
男「なんかえろい」
ｻﾝﾀ娘「えっ！？」
男「いやこっちの話。箱の中には――ケーキが入ってる」
ｻﾝﾀ娘「わぁ、素敵なスポンジケーキですね！」
男「どこが。形崩れてるじゃん」
ｻﾝﾀ娘「この箱の中のものは、外部からの物理的な影響を受けません」
男「じゃあ何でこんなボロボロになってんだよ」
ｻﾝﾀ娘「この状態のケーキこそが、男さんへのクリスマスプレゼントということです」
男「…………」
ｻﾝﾀ娘「あっ、な、なんですかその目！ ほっ、本当ですから！！」
74 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 11:57:14.97 ID:PBKZbL+a0
支援。
75 ：1：2010/01/26(火) 12:48:25.58 ID:tS8ziw5S0
男「ケーキ……ケーキねぇ。特に心当たりないんだけど」
ｻﾝﾀ娘「甘いものは嫌いですか？」
男「嫌いって訳じゃないけど今はケーキって気分でもない」
ｻﾝﾀ娘「しかしクリスマスプレゼントはケーキでした。必ず意味はあります」
男「この不細工なケーキがねぇ」
ｻﾝﾀ娘「美味しそうじゃないですかっ」
男「まぁ夜食代わりに食べてみるか。フォークと皿……」のそのそ
ｻﾝﾀ娘「お願いしますっ」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「♪」
男「なんだよ」
ｻﾝﾀ娘「大丈夫です！」
男「何が。まさかサンタさんが仕事で配る他人のプレゼントに手を出したりはしないよな」
ｻﾝﾀ娘「 。 はい」
男「おわっなんだその顔！」
76 ：1：2010/01/26(火) 12:57:31.23 ID:tS8ziw5S0
男「まぁこんなまるまる食べきれないからな」ｺﾄﾝ ｺﾄﾝ
ｻﾝﾀ娘「わぁい♪」
男「ケーキが好きなのか」
ｻﾝﾀ娘「大好きですっ」
男「ガキっぽいやつ」
ｻﾝﾀ娘「私まだ１７ですもん」
男「はっ？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「もっと上かと思った」
ｻﾝﾀ娘「あ、失礼ですね！ 今のは女の子に対して失言ですよ！」
男「いやー外国人の女の子って妙に大人びてんだなー」
ｻﾝﾀ娘「え？ えへへ、そうですか？」ﾃﾚﾃﾚ
男「老けてるとも言い換えられる」
ｻﾝﾀ娘「あ、失礼ですね！ 今のも女の子に対して失言ですよ！」
男「失礼、老けてるは訂正する。さっきから目がケーキに釘付けだもんな」
77 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 13:31:00.04 ID:xcraewFP0
ほ
78 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 14:02:42.68 ID:wyJCvBdO0
ho
79 ：1：2010/01/26(火) 14:37:11.98 ID:tS8ziw5S0
男「いただきます」
ｻﾝﾀ娘「えーといただきますっ」
男「あーむ」
ｻﾝﾀ娘「」ﾊﾟｸｯ ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「……」
ｻﾝﾀ娘「おいっしい！ とても真心がこもってるケーキですね！」
男「そうかそれなら頂きます」ﾋｮｲ ﾊﾟｸ
ｻﾝﾀ娘「あっ、ひ、ひどいです、別に何も入ってません！」
男「いま真心がこもってるって言ったばっかじゃん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「あ……この味……」
ｻﾝﾀ娘「どうですか？」ﾆﾖﾆﾖ
男「この味は……昔味わったことある……」
ｻﾝﾀ娘「どうですかどうですか？」ﾆﾖﾆﾖ
男「そうだ……オレがまだちっちゃい頃……お袋が奮発するとか言って慣れないのに作った……」
ｻﾝﾀ娘「おいしいですか？」ﾆﾖﾆﾖ
男「さっきからうるさい」ﾁｮｯﾌﾟ
80 ：1：2010/01/26(火) 14:47:02.14 ID:tS8ziw5S0
男「あぁそうだ。これを食べたのはオレの誕生日だった。何才のときか忘れたけど」
男「あのとき偶然見たテレビに、手作りケーキが美味しいみたいなことやってて」
男「まだ料理の苦手だったお袋に、わがままいってせがんだんだ」
男「二つ返事で作るって言ってくれて。メチャクチャ嬉しくて」
男「でも出されたのはこの不恰好なスポンジケーキで。オレは文句ばっかり言って」
男「お袋が食べてみろっていうから食べてみたら――」
ｻﾝﾀ娘「予想に反して美味しかったわけですね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「いや、壊滅的に不味かった。これも見事に再現されてる。お前の味覚がおかしい」
ｻﾝﾀ娘「えっ」
男「でも……あの頃は良かったなぁ……懐かしいセピア色の思い出……」
ｻﾝﾀ娘「男さん……」
男「……久々に帰ってみるかな……家に……」
ｻﾝﾀ娘「はい……それがいいです。お母様もきっと喜びます」
男「って正月に帰って毒吐き合ったばかりだわ！！」ﾋﾞｼｯ
ｻﾝﾀ娘「お正月っ！！」ｱｲﾀｯ
81 ：1：2010/01/26(火) 14:59:24.67 ID:tS8ziw5S0
男「ぱくぱくぱくぱく食ってんじゃねぇよ」
ｻﾝﾀ娘「だって美味しいですよ？ これが不味いだなんて罰当たりです」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「一ヶ月遅れのタイミングでこんなもん出すなよ。もう台無しだ」
ｻﾝﾀ娘「だって仕方ないじゃないですかークリスマス用のプレゼントなんですからー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「年明けに帰ったばっかなのにこんなん出されても。感慨も半減だわ」
ｻﾝﾀ娘「えーっとごちそうさまでしたー。あっ、男さんの分、食べていいですか？」
男「こんな夜にそんなもんそんだけ食ったら太るぞ」
ｻﾝﾀ娘「育ち盛りだからいいんです。ね、どうせ食べないなら食べてもいいですよね？」
男「いや。まぁ。その。そのケーキオレの」
ｻﾝﾀ娘「？」
男「勝手にしろよもう知らねー」
ｻﾝﾀ娘「？ はいっ！ いただきまーす」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
男「……」
ｻﾝﾀ娘「んーおいしー♪」
男「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
82 ：1：2010/01/26(火) 15:08:05.50 ID:tS8ziw5S0
ｻﾝﾀ娘「ごちそうさまでしたー」
男「おい。もうスズメ鳴いてるぞ」（ﾁｭﾝ ﾁｭﾝﾁｭﾝ）
ｻﾝﾀ娘「男さん、コーヒーお願いします。ミルク砂糖なしでいいです」ｷﾘｯ
男「おい。もう朝になったぞ」
ｻﾝﾀ娘「コタツあったかむにゃむにゃ」くてっ
男「帰らなくていいのか」
ｻﾝﾀ娘「……」
男「おーい」
ｻﾝﾀ娘「……」
男「約束の朝だぞ。帰った帰ったっつーか帰れ」
ｻﾝﾀ娘「…………帰りたくないです」
男「！？」
ｻﾝﾀ娘「帰ってもペナルティ受けるだけですもん……それだったら……」
ｻﾝﾀ娘「ここで来年まで隠れてごまかし通す可能性に一縷の望ｍ」
男「帰れよ！！」
83 ：1：2010/01/26(火) 15:15:52.68 ID:tS8ziw5S0
男「おいこら起きろ！」
ｻﾝﾀ娘「うー」
男「ほ、ほら。起きろって」ﾕｻﾕｻ
ｻﾝﾀ娘「……そうですね。私が間違っていました」ﾑｸｯ
男「おおう？」
ｻﾝﾀ娘「さっき来年までここに隠れるなんて言いましたがそれは間違いでした」
男「そ、そーだよ帰れ帰れ」
ｻﾝﾀ娘「今年のクリスマスまで、の言い間違えでした」
男「警察呼ぶぞ！」
ｻﾝﾀ娘「冗談ですよ」ｸｽｯ
男「なんなんだお前は」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースです。サンタクロースはクリスマスを終えたら帰らなければなりません」
男「お、おおう？」
ｻﾝﾀ娘「そろそろ……お別れの時間ですねっ」
男「だからそりゃさっきから言ってんだろが！」
84 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:20:10.01 ID:peGmN/Zv0
④
85 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:26:05.85 ID:7MPR07uM0
支援
86 ：1：2010/01/26(火) 15:28:12.17 ID:tS8ziw5S0
ｻﾝﾀ娘「今日は本当にありがとうございました。私――楽しかったです！」
男「Hah？」
ｻﾝﾀ娘「知らない男の人とこんなに楽しくおしゃべりしたことありませんでしたから！」
男「そ。そうか」
ｻﾝﾀ娘「でも。男さんは全部忘れちゃう」
男「えっ」
ｻﾝﾀ娘「私と会ったこと。おしゃべりしたこと。私が扉の向こうに消えたとき、その記憶は消えます」
男「まっ。ふ。ふうん」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースは誰にも正体を知られてはいけない。大原則の一つです」
男「そ。全部忘れちまうのか。オレ」
ｻﾝﾀ娘「コーヒー、とても美味しかったです。ケーキも分けて下さってありがとうございました」ﾍﾟｺﾘ
男「あ。まあ」
ｻﾝﾀ娘「それでは。よい。しょ」ｺﾞｿｿ
男「…………ん。玄関まで持ってってやる」ﾋｮｲ
ｻﾝﾀ娘「えっ？ ……ふふっ。それではお願いします」ﾆｺｯ
87 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:35:16.38 ID:JP2QRtf60
ま、まさかコーヒーとケーキと雑談だけで帰しちゃうなんてことは・・・
88 ：1：2010/01/26(火) 15:37:14.44 ID:tS8ziw5S0
男「帰ったら寝るのか」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」
男「嬉々としてんじゃねーよ」ﾋｮｲ
ｻﾝﾀ娘「Thank you! 男さん、優しいですよねっ」ｺﾞﾄ…
男「どこがよ」
ｻﾝﾀ娘「不器用ぶっても、心の根元が優しい人は好きですっ」
男「オレは腐りきってるけどな」
ｻﾝﾀ娘「そんなことないです！ でしたら、ね、男さん」
男「あ？」
ｻﾝﾀ娘「えーっと」
男「な。なんだよ」
ｻﾝﾀ娘「わ、私をカノジョにしてくれませんか？」ﾆｺｯ
男「はああ？ 寝言は寝て言え？ だろ帰れよ」
ｻﾝﾀ娘「――。……。――ふふっ」ﾎﾟﾛ…
男「は？」
89 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:46:45.66 ID:xlxEdZlr0
追いついた支援
90 ：1：2010/01/26(火) 15:48:20.45 ID:tS8ziw5S0
ｻﾝﾀ娘「あっ。ダッ、ダメですね。私」ﾌｷﾌｷ
男「なんだおい」
ｻﾝﾀ娘「ふふっ……私、本当に本当に楽しかったから……」
男「お、おい」
ｻﾝﾀ娘「だから。全部忘れられるのが。その。……ふふっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
男「……」
ｻﾝﾀ娘「あ、はは。ダメですね。本当にダメでドジなサンタ……」ﾌｷﾌｷ
男「今年も来いよ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「また、オレのとこに、マズいコーヒーでも飲みにくりゃいいだろ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ そんな。無理ですよ。そんな勝手なことしたらサンタ失格になってしまいます」
男「……そか。お前はサンタだからお前なんだもんな」
ｻﾝﾀ娘「ふふっ。そうなんです。私はサンタクロース。でも。男さん」
ｻﾝﾀ娘「ありがとう」ｸｽﾝ…
91 ：1：2010/01/26(火) 15:52:58.94 ID:tS8ziw5S0
ガチャッ
ｻﾝﾀ娘「いい天気ですね。朝日の下をスケートで駆けるのも悪くありません」
男「そんな目立つカッコだったら一発でバレ……ないのか」
ｻﾝﾀ娘「そんなことでバレたらサンタ業が成り立ちませんもの」ｸｽｯ
男「そか。じゃあ」
ｻﾝﾀ娘「はい」
男「またな――じゃなくて」
ｻﾝﾀ娘「はい」
男「頑張れよ」
ｻﾝﾀ娘「はいっ。――では、男さん」
男「ん」
チュッ
ｻﾝﾀ娘「さよならっ♪」///
バタンッ
92 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:53:15.37 ID:DvlFXGSN0
さっき家の外に出てドア閉めても忘れなかったから平気に１メリクリ
93 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:56:55.61 ID:vm1btfw60
エロイベント無しとか俺キレていいレベル
94 ：1：2010/01/26(火) 15:57:04.05 ID:tS8ziw5S0
男「…………」
男「…………」
男「……………………」
男「ケーキが消えてる」
男「しかしケーキが消えてることをオレは知っている」
男「やっぱ、ドジなサンタだ」
男「『２３～２５日に限り、本物のサンタのことは誰の記憶にも残りません』」
男「やっぱりクリスマス限定じゃねーか」
男「くそ」
男「『来年』もきやがれ」
END
95 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:58:16.61 ID:DvlFXGSN0
よし、そのまま後日談を書くんだ
96 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:05:03.26 ID:i6kroBtxP
>>1乙
97 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:06:58.28 ID:N+xTCTYH0
ん？これ2008年の出来事だろ？
今年のも見せてくれよ
98 ：1：2010/01/26(火) 16:07:05.72 ID:tS8ziw5S0
最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました
過度な期待した人ごめんなさい。元々エロに走る予定なかったです
モチベダウンしてます。後日談はどうなんでしょ
とりあえずバイト行ってきます。終わったとき落ちてたらこれが最後のレスですね
それではまた皆さんごきげんよう
99 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:08:11.41 ID:xlxEdZlr0
保守なら任せろ
100 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:09:44.56 ID:N+xTCTYH0
保守だって？
喜んで
101 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:09:48.43 ID:PBKZbL+a0
乙。
いいオチだった
102 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:14:24.62 ID:cw13vQ4c0
話が長すぎず短すぎず、久しぶりに楽しく読めるSSだった
103 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:47:13.66 ID:et2/X7jV0
乙
安易にエロに走るよりこういうのって好きだ
104 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:58:37.46 ID:JP2QRtf60
サンタ娘さんはなんで泣いたんだ？
105 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:06:28.39 ID:ChFLhp0X0
コーヒーとコタツが名残惜しくて
106 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:29:36.24 ID:HNsWPZrbO
よかった！
保守
107 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:38:04.13 ID:N+xTCTYH0
ほーすー
108 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:59:13.20 ID:hQy2oZIO0
ho
109 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:13:53.89 ID:xlxEdZlr0
全力でほしゅ
110 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:37:10.84 ID:Tne3NttK0
良いな、最高だ
111 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:39:39.71 ID:DcNMIj9OP
http://up2.pandoravote.net/img/pan2ji00010435.jpg
112 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:44:42.38 ID:PJTgCfuB0
ho
113 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:48:02.09 ID:sauKtwCg0
安易なエロ展開とかとってつけたような萌え要素よりよっぽど良いと思いましたまる
114 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:54:13.19 ID:uayN8FKC0
>>111
これ探してたヤツだ
タイトル教えて
115 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:55:11.87 ID:Xxv4hi4BO
☆
116 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:56:00.53 ID:zERNsMJm0
素敵なSSを見た
117 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:59:25.03 ID:DcNMIj9OP
http://up2.pandoravote.net/img/pan2ji00010438.jpg
118 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 19:41:01.12 ID:N+xTCTYH0
ほ
119 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 20:02:21.44 ID:lP7m2ugb0
ほしゅ
120 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 20:25:49.65 ID:p009/Nsr0
120
121 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 20:46:04.38 ID:JP2QRtf60
>>117 ___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ＿__,. -､
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ｀''''フく ＿,. -ゝ┴-r-､
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ,.-''"´ ／￣,.／´ ゝ＿'ヲ
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ / _,. く ／ ゝ_／￣|
￣｀ー─--─‐''"￣ / にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ
/ / .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
/ / ／ ￣ ） ﾉ__'-ﾉ
/ / ゝﾆ--‐､‐ |
122 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:23:07.16 ID:b+2hTHtQO
ほ
123 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:35:17.14 ID:N+xTCTYH0
し
124 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:37:14.22 ID:fl/Ktpha0
>>117
jpgで。無理ならｚ…
___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ＿__,. -､
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ｀''''フく ＿,. -ゝ┴-r-､
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ,.-''"´ ／￣,.／´ ゝ＿'ヲ
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ / _,. く ／ ゝ_／￣|
￣｀ー─--─‐''"￣ / にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ
/ / .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
/ / ／ ￣ ） ﾉ__'-ﾉ
/ / ゝﾆ--‐､‐ |
125 ：1（携帯）：2010/01/26(火) 21:37:40.30 ID:ATG9483nO
ゅ
126 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:41:05.74 ID:xlxEdZlr0
おかえり
127 ：1：2010/01/26(火) 21:44:40.39 ID:ATG9483nO
まだあった。ただいま。保守ありがとう
それじゃあちょっと軽い後日談考えてみる。携帯だから遅いのは勘弁
128 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:45:41.26 ID:N+xTCTYH0
おかえり
期待しとくぜ
129 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:56:31.52 ID:DcNMIj9OP
H 98323
130 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:56:43.63 ID:3Bri7G340
hos
131 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:58:46.03 ID:aF1PreDt0
>>129
サンクス
132 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 22:33:39.62 ID:4snvWKyvP
結構面白かった。乙
133 ：1：2010/01/26(火) 22:40:48.38 ID:ATG9483nO
すまんもうちょっと待ってくれ
ちょい立て込んでる…
134 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 22:47:42.96 ID:kkMgAW1JO
最後にスケートで飛んでって。男が空を見上げてミニスカの中が見えて
「白………」
で終わって欲しかった
135 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:02:22.45 ID:N+xTCTYH0
おk
136 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:05:20.76 ID:Kxjx9I7j0
あんたもしかしてｸﾁｰﾄ書いてなかった？
支援
137 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:06:05.17 ID:YEwxKax60
>>129
gj
138 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:29:40.03 ID:hOHw1tWB0
ほｓｈ
139 ：1：2010/01/26(火) 23:54:03.38 ID:ATG9483nO
～後日談～
――１ヶ月後 深夜
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
男（は？ なんんだこんな時間に。新手の怪現象か？）
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
男（あーくそせっかく寝ようと思ってたのにぃ、さん）
男「よっ」ﾄｯﾄｯ
男（覗き穴の向こうは？）
男「 」ﾋﾟｼｯ
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ……
ガチャ
ｻﾝﾀ娘「あっ、男さん！ お久しぶりです！！」
男「……」
ガチャ
ｻﾝﾀ娘「ええっ！？」
140 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:03:22.50 ID:2eh72zZP0
ｋｔｋｒ
141 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:10:33.29 ID:DJ7fkJTSO
やっときたー！
待ち焦がれたぜ！
142 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:10:48.32 ID:X0WGz08f0
てす
143 ：1：2010/01/27(水) 00:22:22.53 ID:7t5OQfLqO
――
男「砂糖とミルクは」
ｻﾝﾀ娘「あ、お願いしますっ！」
男「まぁもう入れたけどな」
ｻﾝﾀ娘「わぁ♪」
男「ほい……」ｺﾄ…
ｻﾝﾀ娘「ありがとうございますっ。いただきます♪」…ﾎｩ
男「――というより真っ先に確認しておきたいんだけど」
ｻﾝﾀ娘「はぁい？」
男「今回はドジじゃないよな。１２月の１を勝手に脳内補完したなんてドジじゃないよな」
ｻﾝﾀ娘「ド、ドジじゃありませんヨ」
男「じゃあなんで。サンタクロース（ミニスカ）の格好してんの？」
ｻﾝﾀ娘「こ、これは私服です。仕事着とは別の服なんですっ」
男「まるで違いが分からん」
ｻﾝﾀ娘「も、もー変なところ見ないで下さいっ」///
144 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:27:54.96 ID:hy2mf3Zp0
も、もー///
145 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:28:50.91 ID:wt4II/bw0
ホンマディモー///
146 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:48:47.20 ID:52memjCm0
1さんったら…///
147 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:57:43.79 ID:+FIt8pWVP
ｋｔｋｒ
148 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:04:27.49 ID:7t5OQfLqO
保守支援感謝。オールアドリブで書いてる遅筆すまない
>>134
そらのおとしものは二話までしか見てない
>>136
いんや別人だよ
149 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:08:58.63 ID:7t5OQfLqO
男「てことは今のお前はサンタクロースじゃないってことか？」
ｻﾝﾀ娘「そうなりますね」
男「それでもスケートで来たのか？」
ｻﾝﾀ娘「いいえ、仕事道具の無断使用は協会規則で禁じられています」
男「じゃあ」
ｻﾝﾀ娘「はい、飛行機に乗ってここまできましたっ。きちゃいましたっ」ｴﾍﾍ
男「わ本当かよ」
ｻﾝﾀ娘「普通の人の当たり前が私には大変でした。もう迷って迷って」
男「お前それはお前の性分によるところが大きいと思うぞ」
ｻﾝﾀ娘「純正のサンタは皆そうなんです！ この前だって弟が北朝ｓ」
男「まぁ、それはそうと。お前、まさかその格好で外うろついてたのか？」
ｻﾝﾀ娘「まさか。私がこの普通のダッフルコート着てたの覚えてないんですか？」ﾓｿ
男「や。だったらいいんだけどな」
ｻﾝﾀ娘「わ、私がこの格好で外をうろついたら何か困るんですか？」
男「んでもねーから別に」
150 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:13:35.58 ID:uRQv0Mvm0
キター！
支援です！
151 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:29:55.33 ID:OeEUsEq10
マダー？
152 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:31:08.44 ID:7t5OQfLqO
男「で、罰則はどうだった？」
ｻﾝﾀ娘「！ あああペナルティーですかー」ﾌﾙﾌﾙ…
男「な、なんだよ」
ｻﾝﾀ娘「いえ、ちょっともう思い出したくないかな……て」ｶﾀｶﾀ…
男「大丈夫かよ何をやらされたんだ。それとも何かされたのか？」
ｻﾝﾀ娘「あー……うー……それは……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
男「何か変なこととか乱暴なこととかされたのか？」
ｻﾝﾀ娘「い、いいえ、そんな訳じゃないんですけど……ちょっと……黒サンタに……」
男「黒サンタ？ にっ！？」
ｻﾝﾀ娘「いえ、ほんと、大したことじゃないんです……ですけど……」
男「その黒サンタに何をされたんだよっ」
ｻﾝﾀ娘「あ、あの、たぶん、男さんが想像してるようなことじゃないです。大丈夫です」
男「ん。あ。そ。そう」
ｻﾝﾀ娘「私はきちんと罰則は受けました。もう、全部済んだことですからっ」ﾆｺ…
男（くそ……めちゃくちゃ気になる）
153 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:39:20.28 ID:7t5OQfLqO
男「じゃ。そろそろ一番の本題に入ろ。か」
ｻﾝﾀ娘「はい……」
男「……。なんでこんなトコまで来たんだ。わざわざ。そんな遠そうなトコから」
ｻﾝﾀ娘「え、ええっと……」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「それはぁ……あの……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
男「何だよ。言ってみろ。よ」
ｻﾝﾀ娘「……あの……最後の……その……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ｻﾝﾀ娘「キス……が……」///
男「 」
ｻﾝﾀ娘「か、帰ってから知ったんです……」///
ｻﾝﾀ娘「ま、まさか記憶が残ることになるなんて……思いませんでしたカラ……」
男「ドジだよな」
ｻﾝﾀ娘「は、はい……本当に……」ｼｭ～
男（……）ﾊﾞｯｸﾝ ﾊﾞｯｸﾝ ﾊﾞｯｸﾝ…
154 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:44:23.21 ID:iggU7w5H0
支援
155 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:56:42.70 ID:7t5OQfLqO
ｻﾝﾀ娘「今の時期は……例年だと寝てるんですけど……」
ｻﾝﾀ娘「その……ちょっと……気になっちゃいまして……それであの……」
ｻﾝﾀ娘「き、きちゃいましたっ……」ｴﾍﾍ///
男「……」
ｻﾝﾀ娘「……」ｼｭ～
男（……）ﾄﾞｸﾝ ﾄﾞｸﾝ ﾄﾞｸﾝ…
ｻﾝﾀ娘「男さんもっ、何かしゃべって下さいよっ」
男「えっ？ と。とりあえず」
ｻﾝﾀ娘「は、はい……」
男「コーヒー入れる」
ｻﾝﾀ娘「は、はいっ」
男「まずは落ち着かせないと。ね」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ あ、は、はい、そうですね、お願いします……」
男「え、お前も飲むの？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」 男「えっ？」
156 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:57:38.80 ID:abRs0lYcP
支援
157 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:04:59.92 ID:Z3nfA9P+0
夜にコーヒー飲むな
158 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:07:56.89 ID:7NOckITX0
え、今煎れてきたばっかなのに…ごめん
159 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:09:42.62 ID:inlo2tyc0
何故に夜コーヒーを飲んではいけないのか
160 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:14:21.15 ID:hy2mf3Zp0
いいよいいよサンタ息子かわいいよ
161 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:14:29.45 ID:WoIo9s06P
>>159
寝れなくなる
162 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:21:46.30 ID:7t5OQfLqO
ｻﾝﾀ娘「あぁ……あったかいです……」ﾎｩ…
男「あぁ。あったけーな」ﾎｩ…
ｻﾝﾀ娘「……」
男「……」
ｻﾝﾀ娘・男「「あの」」 「「！！」」
ｻﾝﾀ娘「男さんからどうぞ」
男「お前からってこれ多分キリないだろうがこれオレから言う気づいたら好きだった以上」ﾀﾝｯ ｺﾞｸｺﾞｸ
ｻﾝﾀ娘「……えっ？ すみません、早くて聞き取れませんでした、もう一度」
男「オレは言った次はお前の番」ｺﾞｸｺﾞｸ…ﾀﾝｯ
ｻﾝﾀ娘「えっ？ えっと」///
ｻﾝﾀ娘「……その……男さんと……ｷ、ｷｽした瞬間から……」
ｻﾝﾀ娘「恋しちゃったみたいﾃﾞｼﾀ」///
男「……………………」
ｻﾝﾀ娘「あ、あはは」///
男「は。はは」
163 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:30:56.44 ID:9BnX2kju0
しえｎ
164 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:33:32.82 ID:7t5OQfLqO
ｻﾝﾀ娘「ん……」
男「ん」
チュッ
ｻﾝﾀ娘「ふふっ、何だか恥ずかしいですね」///
男「マジで恥ずかしいなこれ」
ｻﾝﾀ娘「じゃ、じゃあいっそもっと恥ずかしくなっちゃいましょうっ」
男「えっ。おわっ」ｸﾝｯ ﾋｼｯ
ｻﾝﾀ娘「ふふっ。男さんの胸あったかいです」
男「おいこら離れろ」
ｻﾝﾀ娘「ダ、ダメですか？」
男「ダメ。お前は所詮ダメサンタだ」ｽｯ…
ｻﾝﾀ娘「もう男さんたらいつもﾝむっ！？」
ﾁｭｯ…
男「ん」
ｻﾝﾀ娘「ふ……んん……」
165 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:46:55.09 ID:NMAVlo/x0
え？エロ展開？？
166 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:52:42.01 ID:inlo2tyc0
>>161
寝れなくなるからなんなんだ？
167 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:54:56.14 ID:7t5OQfLqO
男「いつまでここにいるつもりだよ」
ｻﾝﾀ娘「明日の夕方には出なければなりません。すでに便を取ってあるんです」
男「もっとゆっくりしてけばいいのに」
ｻﾝﾀ娘「ありがとうございます。でも、また向こうでサンタの眠りに就かなければならないので」ﾆｺｯ
男「そか。頑張れよ」
ｻﾝﾀ娘「はいっ♪」
男「あ。そういえばまだ名前聞いてなかったか」
ｻﾝﾀ娘「え？ ふふ、そうでしたね。まだ名乗っていませんでしたね」
男「最後まで抜けてるやつ」
ｻﾝﾀ娘「ｺﾎﾝ。私の名前は――――――」
→ 名前を入力してください▼
ＥＮＤ
168 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:55:47.29 ID:7NOckITX0
というか、コーヒー飲むと眠れなくなるってマジなのか？
毎晩寝る前にブラックで飲みまくってるがぐっする快眠なんだが…
169 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:57:53.30 ID:9BnX2kju0
乙 おもしろかった
170 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:58:57.78 ID:7NOckITX0
乙
後日談にもエロが無くて良かった。しばらくは夜コーヒー飲む度にこれ思い出すんだろうな…
171 ：1：2010/01/27(水) 02:59:19.23 ID:7t5OQfLqO
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
最後の解釈は完全にお任せします
ではお休みなさい
172 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:00:12.03 ID:uRQv0Mvm0
乙です
エロ無しとは分ってるな作者
>>168
カフェインが興奮剤だから寝れなくなる人が多いみたいよ
でも168の場合はもう体が慣れてるのかも
173 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:03:58.13 ID:DJ7fkJTSO
乙
素敵な話だった
174 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:04:40.58 ID:NMAVlo/x0
とりあえず保存しといた。
乙
175 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:05:59.56 ID:WoIo9s06P
>>171
とってもいいSSだった
乙、良い夢を
>>166
体を休めるべきときに寝れないというのはまずいんではないか
176 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:07:22.08 ID:inlo2tyc0
>>175
いや、だからまずい＝いけないなのか？日本語をだな…
177 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:07:35.82 ID:7NOckITX0
>>172
なんと、マジ話しだったのか…実感が全く無かったからガセかと思っとったよ
知らない内に俺の体はコーヒーに飼い慣らされてたのか…///
178 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:10:08.76 ID:RvxaJG4/0
乙でした
お休みなさい
179 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:11:08.20 ID:PZw5rwyw0
>>177
寝る直前に飲んで寝るのはむしろよくねれるとかどっかで聞いた
180 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:22:29.37 ID:uRQv0Mvm0
仮眠を取る前に飲むと寝起きがすっきりするというのは聞いたことがあるな
だからお昼休みに眠い時は飲んで30分くらい寝るとイイかも
181 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 04:04:22.22 ID:WZCK0/0z0
乙です
182 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 04:11:04.26 ID:osY59cmr0
乙！
183 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 08:29:29.59 ID:7t5OQfLqO
一回だけ自保！ 乙感謝！
ちょっとカフェイン摂取してくる！
184 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 08:39:36.14 ID:MrglWSvH0
こういう物語みたいなスレって敬遠してたんだけど、結構いいもんだな
それとも>>1のがよかったのか
とりあえず乙
185 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 09:34:15.01 ID:zxLVCec3O
乙
186 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 09:42:11.59 ID:jXA0aZwR0
サンタって文字が途中からサタンに見えてきた
男「」Zzz
ﾐｼ…
男（……？ なんだ？）
ﾐｼ… ﾐｼ…
男（なんだ久々の怪現象か。無視無視おやすみ）
ﾐｼ… ﾐｼ… ﾐｼ…
男（クソ目ぇ覚めてきたわ。こういうときはビビッたら負け）
男「いきなり起き上がって電気点ける！」パチッ
ｻﾝﾀ娘「きゃっ！」
男「ぅゎ本物」
ｻﾝﾀ娘「ま、まぶしぃっ」ダッ
男「――ま、待てドロ野郎！」ガッ
ｻﾝﾀ娘「やっ」ｸﾞｲｯ
ドシンッ
2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:27:42.65 ID:BosKlJ1G0
パチッ
ダッ
ガッ
ｸﾞｲｯ
ドシンッ
3 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:27:57.26 ID:FlV04GDy0
男「捕まえたー。あれ？ 柔らかい」ﾑﾆﾑﾆ
ｻﾝﾀ娘「や、やめてくださひっ」
男「あ、女の子だ」ﾑﾆﾑﾆ
ｻﾝﾀ娘「ううっ……」
男「おいおいおい女の子だろうがっ！」ガバッ
ｻﾝﾀ娘「う……あれ？」
男「なな、なんだお前ぇ！ どういう了見だ！！」
ｻﾝﾀ娘「え、えと……その……」
男「この泥棒め！ 女泥棒め！ 泥棒猫め！！」
男（う、生まれて初めて女の子に抱きついた！ やーらかかった！）
ｻﾝﾀ娘「わ、私、そ、その……」
男（な、なんだしかもよくみればコスプレ……なんで今の時期にサンタ……）
ｻﾝﾀ娘「あ、あの……簡潔に一言で説明しますとですね――」
ｻﾝﾀ娘「Ho，Ho，メリークリスマス♪」ﾆｺｯ
男「なんでだよ！！」
4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:28:29.03 ID:d/vU+SBDO
>>1
乙！
楽しかった！
5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:30:50.75 ID:FlV04GDy0
ｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟ……――
男「ふぅ……熱いコーヒーはいい。どんな状況にあっても落ち着きを我が身に還らせる」
ｻﾝﾀ娘「……」ｿﾜｿﾜ
男「……」ｽﾞｽﾞ……ﾁﾗｯ
ｻﾝﾀ娘「――あっ」ﾆｺｯ
男「ぶっ」ｹﾎｯ ｹﾎｯ
男（お、落ち着け。まずは相手の観察だ。サンタのコスプレした女の子。歳は二十歳前後？）
男（白ポンポン付き赤帽子に細い金髪ロング。赤い衣装を着たスマート体型。ムネに控えめな膨らみ。）
男（ミニスカ。挑発するような赤いミニスカ。に、腿まで上げた白いニーソックス）
男（顔は――）ﾁﾗｯ
ｻﾝﾀ娘「……」ｿﾜｿﾜ
男（すこぶる可愛いだがオレは騙されん。だがオレは騙されん！）
ｻﾝﾀ娘「……あ、あのう」
男「……オッケー。落ち着いたところで話を聞かせてもらおうか」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」
6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:33:05.60 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「あの私、見てお分かり頂けるように、正真正銘のサンタクロースです」（正座
男「つまり怪しい者と」ﾊﾟﾁﾝ ﾋﾟｯﾎﾟｯｐ
ｻﾝﾀ娘「ちっ、違います！」ﾊﾟﾀﾝ
男「うお」（指細い白い）
ｻﾝﾀ娘「あ、あの私、貴方にクリスマスプレゼントを持ってきたんです！」
男「プレゼント？」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ｶﾞｻｺﾞｿ
男「ちょ、ちょっと待っち」
ｻﾝﾀ娘「はい？」
男「まず順番に１コずつ納得させてくれ。１コずつ」
ｻﾝﾀ娘「できるだけ早めにお願いしますね。次の人も待ってますからっ」
男「わ、分かった。次の人って？」
ｻﾝﾀ娘「ですから私、順番に家々を回ってプレゼントを配達している真っ最中なんです！」
男（大丈夫かコイツ……）
7 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:41:07.19 ID:FlV04GDy0
男「……じゃあまず、お前は本当に泥棒の類じゃないのか？」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースですっ」
男「コスプレ……サンタのコスチュームプレイをした頭が可哀想な女の子でもないのか？」
ｻﾝﾀ娘「あっ、しっ、失礼ですね！ 私は協会公認のれっきとしたサンタです！！」
男「は？ 協会？ じゃあそこまで言い張るなら何か証拠になるようなもんは？」
ｻﾝﾀ娘「え？ えーっと……これです！ 本物のサンタ手帳です！ 金糸刺繍の紋章付きです！」
男「何それ」
ｻﾝﾀ娘「協会からサンタ全員に配布される、様々な情報が秘められた必携品です！」
男「ちょっとみして」
ｻﾝﾀ娘「だ、ダメです！ 絶対に一般人には見せてはいけない規則になってるんです！」
男「じゃあ証拠にならないじゃんか」
ｻﾝﾀ娘「なりませんね」
男「悪いけど警察の人に」ﾊﾟﾁﾝ ﾋﾟｯｐ
ｻﾝﾀ娘「ダ、ダメ！ ダメです！ 近所迷惑になります！ やめてください！！」ﾊﾟﾀﾝ
男（この嫌がりようまさか前科持ち……あっ思ったよりムネある）
8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:43:50.94 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「すみません、実は私、まだ駆け出しなんです。これ以上のサンタの証は……」
男「いっぱしになるとどうなるの？」
ｻﾝﾀ娘「ソリが与えられます。乗り物が手に入るまでは移動は全部スケートです」
男「スケート？ スケートで何をするの？」
ｻﾝﾀ娘「空を滑ります。ソリには劣りますが、なかなか速いですよ」
男「空ぁ？ じゃあ今すぐ飛んで見せてよ」
ｻﾝﾀ娘「すみません、今は飛べません」
男「なんでよ」
ｻﾝﾀ娘「一度脱いでしまったら、プレゼントを指定の配達先へお届けしないと飛べない仕組みになっているんです」
男「途中で寄り道したり勤務放棄しないように？」
ｻﾝﾀ娘「そうなんです！」
男「そうなんでしたかー」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ﾆｺｯ
男「おまわりさーん」ﾊﾟﾁﾝ
ｻﾝﾀ娘「だ、だめ！ やめてください！」
9 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:47:37.55 ID:FlV04GDy0
男「サンタといえばトナカイでしょ。みしてよ」
ｻﾝﾀ娘「トナカイはサンタ各員が一から育てます。私のトナカイはまだ子供です」
男「へ？ 育て……」
ｻﾝﾀ娘「どの道、トナカイはソリがないと仕事のお手伝いはできませんし。だから駆け出しサンタは皆スケートです」
男「はぁ。トナカイのペット」
ｻﾝﾀ娘「必要なものは全て協会から貸し出されます。トナカイもそう。日本では簡単に手に入りませんし」
男「君は日本人だよね」
ｻﾝﾀ娘「それは内緒です」ﾆｺｯ
男「外見は日本人には見えないけど完璧な日本語だから日本人なんだろ」
ｻﾝﾀ娘「ｸｽｯ。どうでしょうね。サンタはたいてい何でもアリなんですよ？」
男「じゃあ……アーユーファーザークリスマス？」
ｻﾝﾀ娘「Yes, but I am Mather Christmas if anything.」
男「うわっ胸がドキッとするほど綺麗な英語だった」
ｻﾝﾀ娘「ふふ、納得していただけましたか？ それでは私は早く次の人のところに行かないと――」
男「してないから、全然納得できてないから」
10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 16:56:46.22 ID:oox6l63H0
なんとなく支援してやんよ
11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:04:59.77 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「ううう、早く行かないとノルマが――」
男「ああ分かった。じゃあ先にそっちから片付けよう」
ｻﾝﾀ娘「そっち……？」
男「お前がサンタであることに疑問を持つ最大級の原因だよ」
ｻﾝﾀ娘「は、はいっ、何でしょう」
男「その前に尋ねることがある。勿体ぶらずにさくっと訊くぞ」
ｻﾝﾀ娘「は、はい……」ｺｸ…
男「今日は何月何日ですか」
ｻﾝﾀ娘「１２月２５日です」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「１２月２５日です。サンタですよ？ クリスマスの日に決まってるじゃないですか」
男「…………あれ？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「えっ？」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ﾆｺｯ
12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:07:40.33 ID:FzlD26zK0
えっ？
13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:16:13.39 ID:N492Acqj0
支援
14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:21:33.61 ID:FlV04GDy0
男「そこにカレンダーがあります。何月になってますか」
ｻﾝﾀ娘「あっ、１月ですね。ちょっとめくるの早いんじゃないですか？」
男「１２月を終えた普通のカレンダーは普通片付けます」
ｻﾝﾀ娘「ああ失礼、そうでした。それで、これが何か？」
男「まどろっこしいからもう言う。１２月２５日は１ヶ月前に終わってるぞ」
ｻﾝﾀ娘「えっ１ヶ月前？」
男「もしくはあと１１ヶ月先」
ｻﾝﾀ娘「えっ１１ヶ月先？」
男「今日は１月２５日」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「きょうはいちがつにじゅうごにち」
ｻﾝﾀ娘「えっ？？」
男「確かめてみろよ」
ｻﾝﾀ娘「ま、まさかぁ……サンタ手帳にはちゃんと……。……。……。…………」
男「メリーご愁傷様」
15 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:30:58.12 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「嘘……そんな……１ヶ月遅れ……」
男「１ヶ月遅れ。３１日遅れ」
ｻﾝﾀ娘「そんな……全部準備してきたのに……そんな……」
男「晴れてコスプレ変人女の誕生だな」
ｻﾝﾀ娘「サ……サンタ……っです……」ﾎﾟﾛ…
男「おおう！？」
ｻﾝﾀ娘「そ……な……私……」ﾋｯｸ ﾋｯｸ
男「は――はっ、泣いて誤魔化そうたってそうはいかねー」ﾊﾟﾁﾝ
「きちんと警察に通報して不法家宅侵入の罪を償って……」ﾋﾟｯﾋﾟｯ…
ｻﾝﾀ娘「……ひっく……ふ……うぅん……くすん……」ﾋｯｸ ﾋｯｸ
男「お、おいー。ホントに警察に電話するぞーいいのかー」
ｻﾝﾀ娘「……」ｸｽﾝ ｸｽﾝ
男「あーなんだよこれクソ、おいとりあえずコーヒー飲むか？」
ｻﾝﾀ娘「……ひっく……ひっく……頂きます……ミルクにお砂糖たっぷりで……」ｸﾞｽｯ
男「ちゃっかりってレベルじゃねーぞ！」
16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:35:08.64 ID:FlV04GDy0
男（サンタのコスプレした可愛い女の子が）
男（クリスマスから１ヶ月経った１月２５日の深夜に）
男（オレんちの一人暮らし用のコタツで）
男（ミルクにお砂糖たっぷりのコーヒーを飲んでる）
男（↑これ何？）
ｻﾝﾀ娘「ああ……あったか～い……」ﾎｩ…
男「おい、次の人の家行くとか何とか言ってなかったか」
ｻﾝﾀ娘「もう行っても意味ないです。もうクリスマス終わっちゃいましたもん……」ﾎｩ…
男「オレん家で朝までくつろぐ気か」
ｻﾝﾀ娘「今晩だけお願いします」
男「一人暮らしの男の家でいい度胸だな」
ｻﾝﾀ娘「男さんはきっとそんなことしません」
男「信用するのはいいけど、そんなことになっても責任はお前にもあること忘れんなよ」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」ﾆｺｯ ……ﾎｩ
男「……あれ？」
17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:37:51.28 ID:FlV04GDy0
男「そもそもなんで一ヶ月も間違えたんだよ」
ｻﾝﾀ娘「え？ ええっと……」ﾓﾆｮﾓﾆｮ
男「実はお前ロボットで生産時期がズレたとか」
ｻﾝﾀ娘「私は人間です！」
男「どうだか。今なら『実は超高性能ロボットでした』ってオチで納得してやる」
ｻﾝﾀ娘「私は人間です！ なんなら確かめてみますか？」
男「えっ？」
ｻﾝﾀ娘「私の身体の好きなところ触ってみますか？」
男「はっ？ えっ？」
ｻﾝﾀ娘「はい、それじゃあ目つぶってますから、どーぞ」ｽｯ
男「……うぇ？ ……お……う……」
ｻﾝﾀ娘「……」ｸｽｯ
男「！？」
ｻﾝﾀ娘「ふふ、本気にしちゃいました？ うそ。冗談ですよ」ﾆｺｯ
男「魔性の女だ。お前が人間であることを認めよう」
18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:40:05.68 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「実はずっと寝てたんです」
男「寝てた？」
ｻﾝﾀ娘「はい。サンタが活動するのは冬ですから」
男「冬眠？ とは逆か。冬になるまで寝てる」
ｻﾝﾀ娘「その通りですっ」
男「じゃねーだろ変温動物かよ」
ｻﾝﾀ娘「いえ、そのぅ……私達サンタは体感時間もろもろが常人とは違うんです」
男「社会人じゃないのか」
ｻﾝﾀ娘「そういうサンタもいます」
男「お前は？」
ｻﾝﾀ娘「私は本業の時期がくるまで大体寝てるタイプのサンタです」
男「ぐうたらサンタめ」
ｻﾝﾀ娘「あ、あのですねぇ、私みたいなタイプのサンタは多数派なんですよ！」
男「少数派だろ、しかもお前は特に抜きん出てるんだろ」
ｻﾝﾀ娘「別に抜きん出てません！」
男「やっぱ少数派か！」
19 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:43:06.10 ID:FlV04GDy0
男「だいたい冬になるまで寝てるってのがうそ臭い」
ｻﾝﾀ娘「サンタは常人とは違うんです」
男「いくらなんでも生体機能までは違わないだろ。そんな長期間寝てられるか」
ｻﾝﾀ娘「でも本当なんですっ。冬眠に近い状態で聖夜までにパワーを溜め込むんですっ」
男「とても溜め込んだパワーを放出してる風にはみえないけど」
ｻﾝﾀ娘「だってクリスマス終わっちゃいましたから……」
男「理屈ふめい意味ふめい」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……また充填しないと……」
男「こんなところで寝るなよ。夜が明けたら帰ってくれ」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……また半年以上寝て今度のクリスマスに備えないと……」
男「おい、ちゃんと帰ってくれるんだろうな」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……」ｳﾄｳﾄ…
男「おぉい！」
20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:46:06.26 ID:FlV04GDy0
男「なんかオレも寒くなってきた。コタツ入っていい？」
ｻﾝﾀ娘「あ、どうぞどうぞ」
男「オレのコタツだ！」ﾓｿﾓｿ
ｻﾝﾀ娘「コタツの中でえっちなことしないでくださいね」
男「だ。するか。バカ」
ｻﾝﾀ娘「冗談ですよー」ｸｽｯ
男「足伸ばすな。オレが伸ばせない」
ｻﾝﾀ娘「伸ばせばいいじゃないですか」
男「恥じらいはないのか」
ｻﾝﾀ娘「そういうこと意識する方がイヤらしいと思います」
男「あっそ。じゃ伸ばそう」ﾓｿ
ｻﾝﾀ娘「……」ﾓｿ
男「……」ﾓｿ
ｻﾝﾀ娘「や、やっぱり遠慮した方がよさそうですね……」ﾓｿﾓｿ
男「ほらみろお前も意識してんじゃねーか」（ミニスカ……）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:50:17.48 ID:FlV04GDy0
男「だいたいなんで女がサンタなんだよ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「サンタクロースってのは普通、白ヒゲ毛むくじゃらのおじいちゃんだろ」
ｻﾝﾀ娘「私は見習いですから」
男「いや、見習いも何もサンタはおじいちゃんだろ。もしかしてお前男なの？」
ｻﾝﾀ娘「どうみえます？」
男「えっ！？」
ｻﾝﾀ娘「……」ﾆｺﾆｺ
男「お。男なの？」
ｻﾝﾀ娘「私女ですよ？」
男「男かもしれないだろ！」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ 私本当に女ですって」
男「もしかしたら男だったらどうするんだ！」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ えっ？」
22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:53:23.23 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「サンタ業界はここ最近では人手不足なんですよ」
男「そうくると思ったがそれはおかしい。少子高齢化の風潮に反してる」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「おじいちゃん増える。サンタ増える。子供少ない。配達先も少ない」
ｻﾝﾀ娘「そういえばそうですねぇ。なんで人手不足なんでしょう？」
男「お前みたいなドジっ娘を使わにゃならんほど人手不足。極めて深刻な問題じゃないのか」
ｻﾝﾀ娘「あっあっひどい！ そんな言い方あんまりです！」
男「しかもそーんな破廉恥な格好をした女とくればもう深刻な問題だろ」
ｻﾝﾀ娘「この服装はサンタ協会の趣味です」
男「ミニスカが？」
ｻﾝﾀ娘「はじめは恥ずかしかったんですけど、女の子は皆はいてますから」
男「…………」
ｻﾝﾀ娘「男さんえっちですね」ｷｬｯ
男「いやいやなんでそうなる」
23 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:54:04.02 ID:hsdCt8PN0
④
24 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:56:07.87 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「私のおじいちゃんがサンタクロースなんです」
男「そりゃそうだろ」
ｻﾝﾀ娘「私だけじゃありません、お父さんもお母さんも姉も弟もサンタです」
男「なんだそれサンタファミリーだな」
ｻﾝﾀ娘「みんな協会公認です。一家総出でサンタです」
男「へぇ。みんな今はどこに行ってるの？」
ｻﾝﾀ娘「クジで派遣先が決まるんです！ えーとお父さんがｼﾞｬﾏｲｶ、お母さんがﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ、姉がﾄﾙｸﾒﾆｽﾀﾝ、弟が北朝ｓ――」
男「『今は』って聞いただろ？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ あっ！ も、もうずるいです！ 今はみんな家で寝てます（はずです）！」
男「家ってどこにあるの？」
ｻﾝﾀ娘「それは秘密ですっ」
男「ふーん。ところでさっき弟が北朝ｓ」
ｻﾝﾀ娘「あっ男さんごめんなさい、コーヒーお代わりお願いします」
男「ああ？ しょうがないなぁ」
25 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 17:59:25.67 ID:FlV04GDy0
男「その、家の人に起こしてもらわなかったの？」
ｻﾝﾀ娘「時刻が予定より過ぎちゃってて……起きてすぐ飛び立ちましたから」
男「素直に寝坊したって言えよ。で、何も確認しないで出発したわけだ」
ｻﾝﾀ娘「とんでもないです！ プレゼント袋と配達先だけはしっかり点検確認しました！」
男「他には？」
ｻﾝﾀ娘「トナカイの――日本語のニュアンスだとトナちゃんですね、に、ご飯をあげました！」
男「他には？」
ｻﾝﾀ娘「えっとえっと……」
男「肝心なこと確認してないじゃん」
ｻﾝﾀ娘「そうなんです……」
男「ダメじゃん……」
ｻﾝﾀ娘「はい……」
男「ダメじゃん……」
ｻﾝﾀ娘「にっ二回も言わなくていいです！」
26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:02:48.93 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「ところで男さんって恋人さんとかいるんですか？」
男「お前それ遠まわしに相手に脈ありアピールしてるのと一緒だぞ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ えっ、そ、と、そんなつもりはなかったですけど」
男「いねーよ彼女なんて。お前はどうせいるんだろ。しっしっ」
ｻﾝﾀ娘「いませんよ？」
男「ほらまたそんな言い方して」
ｻﾝﾀ娘「私、ずっと家でゴロゴｒ……ｺﾎﾝ、休んでばかりであんまり外に出ませんから」
男「いまゴロゴロって休んでばかりのぐうたらめ」
ｻﾝﾀ娘「仕事中もアクシデントを除いて誰とも関わりませんし」
男「アクシデントの発音のアクセントがコンセント１セントだろ」
ｻﾝﾀ娘「男さん、さっきから言葉がおかしいですよ？ 動きもそわそわしてますし」
男「言動にも限度ってもんがあるだろゲンドウさん」
ｻﾝﾀ娘「そんな露骨に動揺しなくていいですよ」
男「してない動揺してない」
ｻﾝﾀ娘「ええっと…………ふふっ」
27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:05:11.11 ID:FlV04GDy0
男「ずいぶんのんびりしてるけどさ」
ｻﾝﾀ娘「はい？」
男「その、なんかの組織に所属してるんでしょ？ 罰則とかないの？」
ｻﾝﾀ娘「もちろんあります……サンタの掟は厳しいです……」
男「いま開き直ってるわけか」
ｻﾝﾀ娘「あんまり帰りたくないです……」
男「なんなら来年まで泊まってていいぞ」
ｻﾝﾀ娘「本当ですか！」
男「飛びつくように。ダメに決まってるだろしっかり罰を受けて反省すべき」
ｻﾝﾀ娘「だって……あんなお仕置き……」
男「ど、どんな目に合うんだよ？」
ｻﾝﾀ娘「黒サンタが……ああもうこれ以上は恐ろしくて言えません……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
男「そ、そんなにか」
ｻﾝﾀ娘「いえ実はそうでもないんですけど」
男「なんなんですか！」
28 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:07:47.04 ID:FlV04GDy0
男「そういえばさ、オレんちに普通に忍び込んでたよな。あれどうやった？」
ｻﾝﾀ娘「それは――秘密です」
男「ちょっと待て窓とかカギとか壊してないだろうな」
ｻﾝﾀ娘「壊していません」
男「じゃあどうやって入ってきたんだよ」
ｻﾝﾀ娘「秘密です」
男「おいおい不法侵入だろうが」
ｻﾝﾀ娘「極秘です」
男「どうやって入ってきたんだよっ」
ｻﾝﾀ娘「これだけは話すことはできません。サンタの歴史に関わる機密事項なんです……」ｽﾞ…
男「ちょ、おい、そんなマジな顔に」
ｻﾝﾀ娘「大丈夫です……サンタは一切建物を損壊しませんから……」ｽﾞｽﾞ…
男「怖ぇてちょ、やめろ、やめろよそれ怖い」
ｻﾝﾀ娘「プレゼントを届けるためなら手段は選ばないとか……そんな次元じゃないんです……」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ
男「もういい、もういい分かったから！」
29 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:10:49.60 ID:FlV04GDy0
ｻﾝﾀ娘「ふぁ……もうすぐ夜明けですね」
男「うん、さぁ帰った帰った」
ｻﾝﾀ娘「そうですね……それではそろそろオイトマしましょうか……」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「よい……しょ……」ﾓｿﾓｿ
男「コタツムリの脱皮……」
ｻﾝﾀ娘「うう……名残惜しいコタツさん……」ﾓｿﾓｿ ピラン
男「脱皮！？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ きゃっ！」バッ！
男「……………………………………………………」
ｻﾝﾀ娘「み、見ました？」ｶｱｧ
男「バ、バッチリと」
ｻﾝﾀ娘「わ、忘れてください！！」
男（純白フルホワイト白無垢セイントトライアングル白磁ホワイティルスノー）
ｻﾝﾀ娘「も、もうっ！！」
30 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:15:47.55 ID:FlV04GDy0
書き溜め尽きた。そしてバイトいてくる
とても需要ないぽいんでこのまま落ちても悔い無いです。では
31 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:31:37.79 ID:eOFVrQR10
黒サンタに変わってお仕置きしたい
32 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 18:32:23.98 ID:4tgQEiiC0
まぁ台詞ばっかで全然面白くなかったな
33 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 19:25:51.32 ID:hsdCt8PN0
ほ
34 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 20:24:16.72 ID:xF0Fxx040
し
35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 20:53:08.07 ID:sFbVO48Y0
落ちるぞ
36 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 21:02:56.01 ID:p1E41K0N0
需要あるぞー
37 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 21:04:59.58 ID:+KWlra0g0
ドジっ子なのに毒の多い冗談吐いたりキャラが掴めない
38 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 21:38:45.42 ID:Zpp4NlSvO
かわいいじゃないか
39 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 22:38:12.13 ID:surSdn1O0
ほ
40 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 23:13:14.11 ID:hsdCt8PN0
し
41 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/25(月) 23:44:31.42 ID:EiNIMapx0
ほ
42 ：1：2010/01/26(火) 00:15:31.52 ID:ATG9483nO
まだあったありがとう
携帯からしか打てないから遅い上にバイトで疲れてるけど一人でも見てる限り書く
だらだらまったり進行だからあんまり期待しないでね。とりあえず風呂飯いかして
43 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 00:21:40.78 ID:SbTAyLmX0
きたい
44 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 00:26:24.09 ID:sauKtwCg0
地味に面白いっていうか言い回しが面白いと思いましたまる
45 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 00:39:25.16 ID:1+KSjCNI0
ho
46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 01:02:37.10 ID:ub3s4CjJ0
ほ
47 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 01:29:57.07 ID:ATG9483nO
ｻﾝﾀ娘「コ、コホン。ではそろそろホントに帰ろうと思います」
男「はぁ……」↓
ｻﾝﾀ娘「ちょっ、ちょっとどこ見てるんですか！？」
男「ど、どこも見てないから！ 自意識過剰はやめろこの白！」
ｻﾝﾀ娘「し、白って！ 男さんついに本性を表しましたね！」
男「そんな格好は挑発と取られても仕方ないから！」
ｻﾝﾀ娘「好きでこんな格好してる訳じゃありません！」
男「お前ドジだから好きで着てるんだろ！？」
ｻﾝﾀ娘「好きで着てません！ こんなの恥ずかしいだけです！」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「……」
男「露出狂」
ｻﾝﾀ娘「すけべさん」
男「帰れ帰れ」
ｻﾝﾀ娘「すけべさんのえっち」
48 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 02:24:14.27 ID:fe3ors5L0
おい続き
49 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 03:34:52.39 ID:P3t9PZ1o0
ほ
50 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 04:01:31.64 ID:jMS2dGjB0
しゅ
51 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 04:51:07.49 ID:gF1PYhEhP
今日のしろくまベルスターズスレはここですか？
52 ：1：2010/01/26(火) 06:42:35.71 ID:ATG9483nO
寝落ちしてた。本当にごめん
↑このレスの書き込み画面で寝てた。急に消えてしまってすまんかった
53 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 06:58:52.67 ID:ATG9483nO
ｻﾝﾀ娘「では短い間でしたがお世話になりました」
男「普通に玄関から帰るんかい」
ｻﾝﾀ娘「ご縁があればまた会いましょう」
男「うん」
ｻﾝﾀ娘「ではごきげんよう……」ﾊﾞﾀﾝ
男「……」
男「どうせすぐまた会えるに１メリクリ」
バタンッ
ｻﾝﾀ娘「わっ、忘れてました！ プレゼントですプレゼント！」
男「そらみろ１メリクリ」
ｻﾝﾀ娘「ちょ、ちょっと奥失礼します」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
男「コーヒーいれよっかぁ？」
ｻﾝﾀ娘「あ、お願いします」
男「皮肉ったつもりが本気で居座るつもりだったらしい」
ｻﾝﾀ娘「こたつー」
54 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:10:48.33 ID:fe3ors5L0
おはよう
55 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:22:18.02 ID:ATG9483nO
ｻﾝﾀ娘「こたつあったかいです」
男「帰るって話だったのに５分前の光景と何も変わってないな」
ｻﾝﾀ娘「コーヒーおいしいです」…ﾎｩ
男「ところでプレゼントがどうとか」
ｻﾝﾀ娘「ああそうでした。よい、しょ。よい、しょ」ｽﾞﾘｽﾞﾘ
男「コタツから出ずして遠くのものを取る日本の文化をこいつ」（えろいポーズだ）
ｻﾝﾀ娘「ええっと男さんのプレゼントは……」ｺﾞｿｺﾞｿ
男「あんまり期待してないけど」
ｻﾝﾀ娘「ありました！ これです」ﾄﾞﾝ
男「白い立方体の箱に赤いリボンの包装。なんとまぁイメージ一直線な」
ｻﾝﾀ娘「はい、確かにお届けしましたよ」…ﾎｩ
男「不思議とお届けされた気になれない」
ｻﾝﾀ娘「はぁ……あったかいなぁ……」ﾎﾜｰﾝ
男「そしてどさくさ紛れにもなってないのにまたくつろぎ始める」
ｻﾝﾀ娘「もうちょっとだけお願いします」…ﾎｩ
56 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:40:09.94 ID:W6gP36xHO
続きを所望する
57 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:42:25.77 ID:ATG9483nO
男「ところで最初の方から疑問だったんだけど」
ｻﾝﾀ娘「ふぁい？」
男「なんでその、配達先にオレんとこが選ばれたの？」
ｻﾝﾀ娘「それは……あなたがよい子な人であるにも関わらず、幸せ偏差値が低かったからです」
男「うわぁなにそれぇ」
ｻﾝﾀ娘「協会が全世界の人々に幸せ偏差値というものを割り当ててるんです」
男「そりゃまた傲慢だな」
ｻﾝﾀ娘「プレゼントを配る大切な基準です。サンタは何でもお見通しなんです」
男「世界規模の事業だろ？ オレなんかよりもっと不幸な人いるだろ」
ｻﾝﾀ娘「確かに貧しい国、戦争中の国などが絡んできますと、かなりややこしくなるんですけど」
男「ややこしくなっていいからその辺詳しく」
ｻﾝﾀ娘「……ほんと、ややこしいですよ？ 倫理とか宗教とか心理学とか」
男「むしろ興味ある。教えて」
ｻﾝﾀ娘「……説明に時間かかっちゃうのでやっぱりやめておきますね」
男「ボロが出たなダメサンタ」
58 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:44:17.25 ID:KlwmL3so0
いいなこれ
59 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 07:53:05.25 ID:fSZ8wU/+0
才能あると思う
60 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:01:50.80 ID:hOHw1tWB0
追いついた！
とてもいいと思います
61 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:04:13.18 ID:NrxrjKVwO
こんなこが家で冬まで寝ちゃったら何するかわからん
62 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:12:32.35 ID:QrXOpAiwO
今日は下半身が冷えるね
63 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:12:41.01 ID:ATG9483nO
男「その、プレゼントをもらえる対象者は何人くらい選ばれるんだ」
ｻﾝﾀ娘「一定の条件を満たす人は全員です。サンタ手帳によると、日本では約５００万人とあります」
男「おい多いな！ そんな人数どうやって一日で配り回るってんだよ」
ｻﾝﾀ娘「そうですね、私のような駆け出しサンタはだいたい３０人前後しか配れません」
男「ベテランサンタは？」
ｻﾝﾀ娘「８０万人ぐらいでしょうか」
男「おかしいだろ！」
ｻﾝﾀ娘「ちょっと配り方が違うんですよね。トナカイもいますし」
男「そんなのがいるんだったら駆け出しサンタとか要らないじゃん！」
ｻﾝﾀ娘「とんでもないです、私達は局地担当要員として重要な役目があります」
男「どゆことよ」
ｻﾝﾀ娘「いわば掃除機の吸い込み口が届かない細部の担当、といえばしっくりきませんか」
男「変な例え」
ｻﾝﾀ娘「私はしっくりきました」
男「やっぱり受け売りかい」
64 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:15:18.48 ID:37TjuvWtP
④
65 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:19:32.59 ID:S32Y0IO2Q
>>62
まだ早い
服着とけ
66 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:20:24.86 ID:qprcczxIO
支援
67 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:26:46.77 ID:/bWqPWeA0
田んぼの端はいつも手作業
68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:30:42.23 ID:PBKZbL+a0
>>67
植える時勿体無いからって手で植えて刈るときもやっぱり手刈りなのでめんどくさいあの端植えか
69 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 08:49:29.23 ID:ATG9483nO
男「でもさ。そうなるとこのプレゼントボックス」ﾂﾝﾂﾝ
ｻﾝﾀ娘「はい」
男「そんな５００万も、しかも世界規模だとそれ以上配られるなんて大騒動になるだろ」
ｻﾝﾀ娘「それは大丈夫です。２３～２５日に限り、本物のサンタのことは誰の記憶にも残りません」
男「残るも何もこんなプレゼントが堂々と枕元に置かれたら……」
ｻﾝﾀ娘「ええっと、まず配られた人がクリスマスの翌朝、その箱を見つけますよね」
「そして中身を開けます。中には警戒する人もいますが、結局は必ず開けます」
「それでその人はプレゼントの中身を楽しみます。サンタの徒労が結実するクリスマスの瞬間です」
「その後……一瞬でもプレゼントのことが意識から離れたとき。その思い出は無かったことになるのです」
男「えっ。だってプレゼントは」
ｻﾝﾀ娘「消えます。いつの間にか消えるんです。それにまつわる痕跡も一切残りません」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースはいます」
男「……」
男「最後のどや顔さえなければ……」
70 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 09:16:48.82 ID:ATG9483nO
男「しかしまぁ常識的に考えてありえない話だ」
ｻﾝﾀ娘「サンタの常識を一般世間に持ち込んだら、科学技術が今より二段階発展するとか」
男「突拍子もない話だ」
ｻﾝﾀ娘「では、試してみてはいかがですか」
男「えっ。これ今すぐ開けろって？」ﾂﾝﾂﾝ
ｻﾝﾀ娘「開けてみればいいじゃないですか」
男「配達した矢先に開封をほのめかすサンタとか」
ｻﾝﾀ娘「私もみてみたいですし」
男「えっ中身が分からんもの配ってたの？」
ｻﾝﾀ娘「いえ、知ってます。サンタ手帳に全部載ってますし」
男「見たいのはオレの反応か」
ｻﾝﾀ娘「観たいです♪」ｳｷｳｷ
男「自分は知らんで相手だけ知ってる状況ってのはたいてい面白くない」
ｻﾝﾀ娘「……あれっ？ 中身なんでしたっけ？ ド忘れしちゃいました？」？
男「うわっ、わざとらしい。しかしお前の場合だけは本当にありえそうです」
71 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 09:43:18.71 ID:fSZ8wU/+0
きたな
72 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 11:05:47.15 ID:RGrbLIe+0
ほ
73 ：1（誤爆した）：2010/01/26(火) 11:48:40.02 ID:tS8ziw5S0
男「じゃあとっととプレゼント開けてみるか」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」
ｼｭﾙﾙﾙ……
パサッ カパァ
ｻﾝﾀ娘「中に……なにが入ってました……？」
男「なんかえろい」
ｻﾝﾀ娘「えっ！？」
男「いやこっちの話。箱の中には――ケーキが入ってる」
ｻﾝﾀ娘「わぁ、素敵なスポンジケーキですね！」
男「どこが。形崩れてるじゃん」
ｻﾝﾀ娘「この箱の中のものは、外部からの物理的な影響を受けません」
男「じゃあ何でこんなボロボロになってんだよ」
ｻﾝﾀ娘「この状態のケーキこそが、男さんへのクリスマスプレゼントということです」
男「…………」
ｻﾝﾀ娘「あっ、な、なんですかその目！ ほっ、本当ですから！！」
74 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 11:57:14.97 ID:PBKZbL+a0
支援。
75 ：1：2010/01/26(火) 12:48:25.58 ID:tS8ziw5S0
男「ケーキ……ケーキねぇ。特に心当たりないんだけど」
ｻﾝﾀ娘「甘いものは嫌いですか？」
男「嫌いって訳じゃないけど今はケーキって気分でもない」
ｻﾝﾀ娘「しかしクリスマスプレゼントはケーキでした。必ず意味はあります」
男「この不細工なケーキがねぇ」
ｻﾝﾀ娘「美味しそうじゃないですかっ」
男「まぁ夜食代わりに食べてみるか。フォークと皿……」のそのそ
ｻﾝﾀ娘「お願いしますっ」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「♪」
男「なんだよ」
ｻﾝﾀ娘「大丈夫です！」
男「何が。まさかサンタさんが仕事で配る他人のプレゼントに手を出したりはしないよな」
ｻﾝﾀ娘「 。 はい」
男「おわっなんだその顔！」
76 ：1：2010/01/26(火) 12:57:31.23 ID:tS8ziw5S0
男「まぁこんなまるまる食べきれないからな」ｺﾄﾝ ｺﾄﾝ
ｻﾝﾀ娘「わぁい♪」
男「ケーキが好きなのか」
ｻﾝﾀ娘「大好きですっ」
男「ガキっぽいやつ」
ｻﾝﾀ娘「私まだ１７ですもん」
男「はっ？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「もっと上かと思った」
ｻﾝﾀ娘「あ、失礼ですね！ 今のは女の子に対して失言ですよ！」
男「いやー外国人の女の子って妙に大人びてんだなー」
ｻﾝﾀ娘「え？ えへへ、そうですか？」ﾃﾚﾃﾚ
男「老けてるとも言い換えられる」
ｻﾝﾀ娘「あ、失礼ですね！ 今のも女の子に対して失言ですよ！」
男「失礼、老けてるは訂正する。さっきから目がケーキに釘付けだもんな」
77 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 13:31:00.04 ID:xcraewFP0
ほ
78 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 14:02:42.68 ID:wyJCvBdO0
ho
79 ：1：2010/01/26(火) 14:37:11.98 ID:tS8ziw5S0
男「いただきます」
ｻﾝﾀ娘「えーといただきますっ」
男「あーむ」
ｻﾝﾀ娘「」ﾊﾟｸｯ ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「……」
ｻﾝﾀ娘「おいっしい！ とても真心がこもってるケーキですね！」
男「そうかそれなら頂きます」ﾋｮｲ ﾊﾟｸ
ｻﾝﾀ娘「あっ、ひ、ひどいです、別に何も入ってません！」
男「いま真心がこもってるって言ったばっかじゃん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「あ……この味……」
ｻﾝﾀ娘「どうですか？」ﾆﾖﾆﾖ
男「この味は……昔味わったことある……」
ｻﾝﾀ娘「どうですかどうですか？」ﾆﾖﾆﾖ
男「そうだ……オレがまだちっちゃい頃……お袋が奮発するとか言って慣れないのに作った……」
ｻﾝﾀ娘「おいしいですか？」ﾆﾖﾆﾖ
男「さっきからうるさい」ﾁｮｯﾌﾟ
80 ：1：2010/01/26(火) 14:47:02.14 ID:tS8ziw5S0
男「あぁそうだ。これを食べたのはオレの誕生日だった。何才のときか忘れたけど」
男「あのとき偶然見たテレビに、手作りケーキが美味しいみたいなことやってて」
男「まだ料理の苦手だったお袋に、わがままいってせがんだんだ」
男「二つ返事で作るって言ってくれて。メチャクチャ嬉しくて」
男「でも出されたのはこの不恰好なスポンジケーキで。オレは文句ばっかり言って」
男「お袋が食べてみろっていうから食べてみたら――」
ｻﾝﾀ娘「予想に反して美味しかったわけですね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「いや、壊滅的に不味かった。これも見事に再現されてる。お前の味覚がおかしい」
ｻﾝﾀ娘「えっ」
男「でも……あの頃は良かったなぁ……懐かしいセピア色の思い出……」
ｻﾝﾀ娘「男さん……」
男「……久々に帰ってみるかな……家に……」
ｻﾝﾀ娘「はい……それがいいです。お母様もきっと喜びます」
男「って正月に帰って毒吐き合ったばかりだわ！！」ﾋﾞｼｯ
ｻﾝﾀ娘「お正月っ！！」ｱｲﾀｯ
81 ：1：2010/01/26(火) 14:59:24.67 ID:tS8ziw5S0
男「ぱくぱくぱくぱく食ってんじゃねぇよ」
ｻﾝﾀ娘「だって美味しいですよ？ これが不味いだなんて罰当たりです」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「一ヶ月遅れのタイミングでこんなもん出すなよ。もう台無しだ」
ｻﾝﾀ娘「だって仕方ないじゃないですかークリスマス用のプレゼントなんですからー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男「年明けに帰ったばっかなのにこんなん出されても。感慨も半減だわ」
ｻﾝﾀ娘「えーっとごちそうさまでしたー。あっ、男さんの分、食べていいですか？」
男「こんな夜にそんなもんそんだけ食ったら太るぞ」
ｻﾝﾀ娘「育ち盛りだからいいんです。ね、どうせ食べないなら食べてもいいですよね？」
男「いや。まぁ。その。そのケーキオレの」
ｻﾝﾀ娘「？」
男「勝手にしろよもう知らねー」
ｻﾝﾀ娘「？ はいっ！ いただきまーす」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
男「……」
ｻﾝﾀ娘「んーおいしー♪」
男「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
82 ：1：2010/01/26(火) 15:08:05.50 ID:tS8ziw5S0
ｻﾝﾀ娘「ごちそうさまでしたー」
男「おい。もうスズメ鳴いてるぞ」（ﾁｭﾝ ﾁｭﾝﾁｭﾝ）
ｻﾝﾀ娘「男さん、コーヒーお願いします。ミルク砂糖なしでいいです」ｷﾘｯ
男「おい。もう朝になったぞ」
ｻﾝﾀ娘「コタツあったかむにゃむにゃ」くてっ
男「帰らなくていいのか」
ｻﾝﾀ娘「……」
男「おーい」
ｻﾝﾀ娘「……」
男「約束の朝だぞ。帰った帰ったっつーか帰れ」
ｻﾝﾀ娘「…………帰りたくないです」
男「！？」
ｻﾝﾀ娘「帰ってもペナルティ受けるだけですもん……それだったら……」
ｻﾝﾀ娘「ここで来年まで隠れてごまかし通す可能性に一縷の望ｍ」
男「帰れよ！！」
83 ：1：2010/01/26(火) 15:15:52.68 ID:tS8ziw5S0
男「おいこら起きろ！」
ｻﾝﾀ娘「うー」
男「ほ、ほら。起きろって」ﾕｻﾕｻ
ｻﾝﾀ娘「……そうですね。私が間違っていました」ﾑｸｯ
男「おおう？」
ｻﾝﾀ娘「さっき来年までここに隠れるなんて言いましたがそれは間違いでした」
男「そ、そーだよ帰れ帰れ」
ｻﾝﾀ娘「今年のクリスマスまで、の言い間違えでした」
男「警察呼ぶぞ！」
ｻﾝﾀ娘「冗談ですよ」ｸｽｯ
男「なんなんだお前は」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースです。サンタクロースはクリスマスを終えたら帰らなければなりません」
男「お、おおう？」
ｻﾝﾀ娘「そろそろ……お別れの時間ですねっ」
男「だからそりゃさっきから言ってんだろが！」
84 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:20:10.01 ID:peGmN/Zv0
④
85 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:26:05.85 ID:7MPR07uM0
支援
86 ：1：2010/01/26(火) 15:28:12.17 ID:tS8ziw5S0
ｻﾝﾀ娘「今日は本当にありがとうございました。私――楽しかったです！」
男「Hah？」
ｻﾝﾀ娘「知らない男の人とこんなに楽しくおしゃべりしたことありませんでしたから！」
男「そ。そうか」
ｻﾝﾀ娘「でも。男さんは全部忘れちゃう」
男「えっ」
ｻﾝﾀ娘「私と会ったこと。おしゃべりしたこと。私が扉の向こうに消えたとき、その記憶は消えます」
男「まっ。ふ。ふうん」
ｻﾝﾀ娘「サンタクロースは誰にも正体を知られてはいけない。大原則の一つです」
男「そ。全部忘れちまうのか。オレ」
ｻﾝﾀ娘「コーヒー、とても美味しかったです。ケーキも分けて下さってありがとうございました」ﾍﾟｺﾘ
男「あ。まあ」
ｻﾝﾀ娘「それでは。よい。しょ」ｺﾞｿｿ
男「…………ん。玄関まで持ってってやる」ﾋｮｲ
ｻﾝﾀ娘「えっ？ ……ふふっ。それではお願いします」ﾆｺｯ
87 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:35:16.38 ID:JP2QRtf60
ま、まさかコーヒーとケーキと雑談だけで帰しちゃうなんてことは・・・
88 ：1：2010/01/26(火) 15:37:14.44 ID:tS8ziw5S0
男「帰ったら寝るのか」
ｻﾝﾀ娘「はいっ」
男「嬉々としてんじゃねーよ」ﾋｮｲ
ｻﾝﾀ娘「Thank you! 男さん、優しいですよねっ」ｺﾞﾄ…
男「どこがよ」
ｻﾝﾀ娘「不器用ぶっても、心の根元が優しい人は好きですっ」
男「オレは腐りきってるけどな」
ｻﾝﾀ娘「そんなことないです！ でしたら、ね、男さん」
男「あ？」
ｻﾝﾀ娘「えーっと」
男「な。なんだよ」
ｻﾝﾀ娘「わ、私をカノジョにしてくれませんか？」ﾆｺｯ
男「はああ？ 寝言は寝て言え？ だろ帰れよ」
ｻﾝﾀ娘「――。……。――ふふっ」ﾎﾟﾛ…
男「は？」
89 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:46:45.66 ID:xlxEdZlr0
追いついた支援
90 ：1：2010/01/26(火) 15:48:20.45 ID:tS8ziw5S0
ｻﾝﾀ娘「あっ。ダッ、ダメですね。私」ﾌｷﾌｷ
男「なんだおい」
ｻﾝﾀ娘「ふふっ……私、本当に本当に楽しかったから……」
男「お、おい」
ｻﾝﾀ娘「だから。全部忘れられるのが。その。……ふふっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
男「……」
ｻﾝﾀ娘「あ、はは。ダメですね。本当にダメでドジなサンタ……」ﾌｷﾌｷ
男「今年も来いよ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」
男「また、オレのとこに、マズいコーヒーでも飲みにくりゃいいだろ」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ そんな。無理ですよ。そんな勝手なことしたらサンタ失格になってしまいます」
男「……そか。お前はサンタだからお前なんだもんな」
ｻﾝﾀ娘「ふふっ。そうなんです。私はサンタクロース。でも。男さん」
ｻﾝﾀ娘「ありがとう」ｸｽﾝ…
91 ：1：2010/01/26(火) 15:52:58.94 ID:tS8ziw5S0
ガチャッ
ｻﾝﾀ娘「いい天気ですね。朝日の下をスケートで駆けるのも悪くありません」
男「そんな目立つカッコだったら一発でバレ……ないのか」
ｻﾝﾀ娘「そんなことでバレたらサンタ業が成り立ちませんもの」ｸｽｯ
男「そか。じゃあ」
ｻﾝﾀ娘「はい」
男「またな――じゃなくて」
ｻﾝﾀ娘「はい」
男「頑張れよ」
ｻﾝﾀ娘「はいっ。――では、男さん」
男「ん」
チュッ
ｻﾝﾀ娘「さよならっ♪」///
バタンッ
92 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:53:15.37 ID:DvlFXGSN0
さっき家の外に出てドア閉めても忘れなかったから平気に１メリクリ
93 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:56:55.61 ID:vm1btfw60
エロイベント無しとか俺キレていいレベル
94 ：1：2010/01/26(火) 15:57:04.05 ID:tS8ziw5S0
男「…………」
男「…………」
男「……………………」
男「ケーキが消えてる」
男「しかしケーキが消えてることをオレは知っている」
男「やっぱ、ドジなサンタだ」
男「『２３～２５日に限り、本物のサンタのことは誰の記憶にも残りません』」
男「やっぱりクリスマス限定じゃねーか」
男「くそ」
男「『来年』もきやがれ」
END
95 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 15:58:16.61 ID:DvlFXGSN0
よし、そのまま後日談を書くんだ
96 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:05:03.26 ID:i6kroBtxP
>>1乙
97 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:06:58.28 ID:N+xTCTYH0
ん？これ2008年の出来事だろ？
今年のも見せてくれよ
98 ：1：2010/01/26(火) 16:07:05.72 ID:tS8ziw5S0
最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました
過度な期待した人ごめんなさい。元々エロに走る予定なかったです
モチベダウンしてます。後日談はどうなんでしょ
とりあえずバイト行ってきます。終わったとき落ちてたらこれが最後のレスですね
それではまた皆さんごきげんよう
99 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:08:11.41 ID:xlxEdZlr0
保守なら任せろ
100 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:09:44.56 ID:N+xTCTYH0
保守だって？
喜んで
101 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:09:48.43 ID:PBKZbL+a0
乙。
いいオチだった
102 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:14:24.62 ID:cw13vQ4c0
話が長すぎず短すぎず、久しぶりに楽しく読めるSSだった
103 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:47:13.66 ID:et2/X7jV0
乙
安易にエロに走るよりこういうのって好きだ
104 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 16:58:37.46 ID:JP2QRtf60
サンタ娘さんはなんで泣いたんだ？
105 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:06:28.39 ID:ChFLhp0X0
コーヒーとコタツが名残惜しくて
106 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:29:36.24 ID:HNsWPZrbO
よかった！
保守
107 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:38:04.13 ID:N+xTCTYH0
ほーすー
108 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 17:59:13.20 ID:hQy2oZIO0
ho
109 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:13:53.89 ID:xlxEdZlr0
全力でほしゅ
110 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:37:10.84 ID:Tne3NttK0
良いな、最高だ
111 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:39:39.71 ID:DcNMIj9OP
http://up2.pandoravote.net/img/pan2ji00010435.jpg
112 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:44:42.38 ID:PJTgCfuB0
ho
113 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:48:02.09 ID:sauKtwCg0
安易なエロ展開とかとってつけたような萌え要素よりよっぽど良いと思いましたまる
114 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:54:13.19 ID:uayN8FKC0
>>111
これ探してたヤツだ
タイトル教えて
115 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:55:11.87 ID:Xxv4hi4BO
☆
116 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:56:00.53 ID:zERNsMJm0
素敵なSSを見た
117 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 18:59:25.03 ID:DcNMIj9OP
http://up2.pandoravote.net/img/pan2ji00010438.jpg
118 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 19:41:01.12 ID:N+xTCTYH0
ほ
119 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 20:02:21.44 ID:lP7m2ugb0
ほしゅ
120 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 20:25:49.65 ID:p009/Nsr0
120
121 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 20:46:04.38 ID:JP2QRtf60
>>117 ___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ＿__,. -､
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ｀''''フく ＿,. -ゝ┴-r-､
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ,.-''"´ ／￣,.／´ ゝ＿'ヲ
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ / _,. く ／ ゝ_／￣|
￣｀ー─--─‐''"￣ / にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ
/ / .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
/ / ／ ￣ ） ﾉ__'-ﾉ
/ / ゝﾆ--‐､‐ |
122 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:23:07.16 ID:b+2hTHtQO
ほ
123 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:35:17.14 ID:N+xTCTYH0
し
124 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:37:14.22 ID:fl/Ktpha0
>>117
jpgで。無理ならｚ…
___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,'
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,'
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l /
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ＿__,. -､
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ｀''''フく ＿,. -ゝ┴-r-､
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ,.-''"´ ／￣,.／´ ゝ＿'ヲ
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ / _,. く ／ ゝ_／￣|
￣｀ー─--─‐''"￣ / にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ
/ / .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
/ / ／ ￣ ） ﾉ__'-ﾉ
/ / ゝﾆ--‐､‐ |
125 ：1（携帯）：2010/01/26(火) 21:37:40.30 ID:ATG9483nO
ゅ
126 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:41:05.74 ID:xlxEdZlr0
おかえり
127 ：1：2010/01/26(火) 21:44:40.39 ID:ATG9483nO
まだあった。ただいま。保守ありがとう
それじゃあちょっと軽い後日談考えてみる。携帯だから遅いのは勘弁
128 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:45:41.26 ID:N+xTCTYH0
おかえり
期待しとくぜ
129 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:56:31.52 ID:DcNMIj9OP
H 98323
130 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:56:43.63 ID:3Bri7G340
hos
131 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 21:58:46.03 ID:aF1PreDt0
>>129
サンクス
132 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 22:33:39.62 ID:4snvWKyvP
結構面白かった。乙
133 ：1：2010/01/26(火) 22:40:48.38 ID:ATG9483nO
すまんもうちょっと待ってくれ
ちょい立て込んでる…
134 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 22:47:42.96 ID:kkMgAW1JO
最後にスケートで飛んでって。男が空を見上げてミニスカの中が見えて
「白………」
で終わって欲しかった
135 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:02:22.45 ID:N+xTCTYH0
おk
136 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:05:20.76 ID:Kxjx9I7j0
あんたもしかしてｸﾁｰﾄ書いてなかった？
支援
137 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:06:05.17 ID:YEwxKax60
>>129
gj
138 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/26(火) 23:29:40.03 ID:hOHw1tWB0
ほｓｈ
139 ：1：2010/01/26(火) 23:54:03.38 ID:ATG9483nO
～後日談～
――１ヶ月後 深夜
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
男（は？ なんんだこんな時間に。新手の怪現象か？）
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
男（あーくそせっかく寝ようと思ってたのにぃ、さん）
男「よっ」ﾄｯﾄｯ
男（覗き穴の向こうは？）
男「 」ﾋﾟｼｯ
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ……
ガチャ
ｻﾝﾀ娘「あっ、男さん！ お久しぶりです！！」
男「……」
ガチャ
ｻﾝﾀ娘「ええっ！？」
140 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:03:22.50 ID:2eh72zZP0
ｋｔｋｒ
141 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:10:33.29 ID:DJ7fkJTSO
やっときたー！
待ち焦がれたぜ！
142 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:10:48.32 ID:X0WGz08f0
てす
143 ：1：2010/01/27(水) 00:22:22.53 ID:7t5OQfLqO
――
男「砂糖とミルクは」
ｻﾝﾀ娘「あ、お願いしますっ！」
男「まぁもう入れたけどな」
ｻﾝﾀ娘「わぁ♪」
男「ほい……」ｺﾄ…
ｻﾝﾀ娘「ありがとうございますっ。いただきます♪」…ﾎｩ
男「――というより真っ先に確認しておきたいんだけど」
ｻﾝﾀ娘「はぁい？」
男「今回はドジじゃないよな。１２月の１を勝手に脳内補完したなんてドジじゃないよな」
ｻﾝﾀ娘「ド、ドジじゃありませんヨ」
男「じゃあなんで。サンタクロース（ミニスカ）の格好してんの？」
ｻﾝﾀ娘「こ、これは私服です。仕事着とは別の服なんですっ」
男「まるで違いが分からん」
ｻﾝﾀ娘「も、もー変なところ見ないで下さいっ」///
144 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:27:54.96 ID:hy2mf3Zp0
も、もー///
145 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:28:50.91 ID:wt4II/bw0
ホンマディモー///
146 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:48:47.20 ID:52memjCm0
1さんったら…///
147 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 00:57:43.79 ID:+FIt8pWVP
ｋｔｋｒ
148 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:04:27.49 ID:7t5OQfLqO
保守支援感謝。オールアドリブで書いてる遅筆すまない
>>134
そらのおとしものは二話までしか見てない
>>136
いんや別人だよ
149 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:08:58.63 ID:7t5OQfLqO
男「てことは今のお前はサンタクロースじゃないってことか？」
ｻﾝﾀ娘「そうなりますね」
男「それでもスケートで来たのか？」
ｻﾝﾀ娘「いいえ、仕事道具の無断使用は協会規則で禁じられています」
男「じゃあ」
ｻﾝﾀ娘「はい、飛行機に乗ってここまできましたっ。きちゃいましたっ」ｴﾍﾍ
男「わ本当かよ」
ｻﾝﾀ娘「普通の人の当たり前が私には大変でした。もう迷って迷って」
男「お前それはお前の性分によるところが大きいと思うぞ」
ｻﾝﾀ娘「純正のサンタは皆そうなんです！ この前だって弟が北朝ｓ」
男「まぁ、それはそうと。お前、まさかその格好で外うろついてたのか？」
ｻﾝﾀ娘「まさか。私がこの普通のダッフルコート着てたの覚えてないんですか？」ﾓｿ
男「や。だったらいいんだけどな」
ｻﾝﾀ娘「わ、私がこの格好で外をうろついたら何か困るんですか？」
男「んでもねーから別に」
150 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:13:35.58 ID:uRQv0Mvm0
キター！
支援です！
151 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:29:55.33 ID:OeEUsEq10
マダー？
152 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:31:08.44 ID:7t5OQfLqO
男「で、罰則はどうだった？」
ｻﾝﾀ娘「！ あああペナルティーですかー」ﾌﾙﾌﾙ…
男「な、なんだよ」
ｻﾝﾀ娘「いえ、ちょっともう思い出したくないかな……て」ｶﾀｶﾀ…
男「大丈夫かよ何をやらされたんだ。それとも何かされたのか？」
ｻﾝﾀ娘「あー……うー……それは……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
男「何か変なこととか乱暴なこととかされたのか？」
ｻﾝﾀ娘「い、いいえ、そんな訳じゃないんですけど……ちょっと……黒サンタに……」
男「黒サンタ？ にっ！？」
ｻﾝﾀ娘「いえ、ほんと、大したことじゃないんです……ですけど……」
男「その黒サンタに何をされたんだよっ」
ｻﾝﾀ娘「あ、あの、たぶん、男さんが想像してるようなことじゃないです。大丈夫です」
男「ん。あ。そ。そう」
ｻﾝﾀ娘「私はきちんと罰則は受けました。もう、全部済んだことですからっ」ﾆｺ…
男（くそ……めちゃくちゃ気になる）
153 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:39:20.28 ID:7t5OQfLqO
男「じゃ。そろそろ一番の本題に入ろ。か」
ｻﾝﾀ娘「はい……」
男「……。なんでこんなトコまで来たんだ。わざわざ。そんな遠そうなトコから」
ｻﾝﾀ娘「え、ええっと……」
男「……」
ｻﾝﾀ娘「それはぁ……あの……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
男「何だよ。言ってみろ。よ」
ｻﾝﾀ娘「……あの……最後の……その……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ｻﾝﾀ娘「キス……が……」///
男「 」
ｻﾝﾀ娘「か、帰ってから知ったんです……」///
ｻﾝﾀ娘「ま、まさか記憶が残ることになるなんて……思いませんでしたカラ……」
男「ドジだよな」
ｻﾝﾀ娘「は、はい……本当に……」ｼｭ～
男（……）ﾊﾞｯｸﾝ ﾊﾞｯｸﾝ ﾊﾞｯｸﾝ…
154 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:44:23.21 ID:iggU7w5H0
支援
155 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:56:42.70 ID:7t5OQfLqO
ｻﾝﾀ娘「今の時期は……例年だと寝てるんですけど……」
ｻﾝﾀ娘「その……ちょっと……気になっちゃいまして……それであの……」
ｻﾝﾀ娘「き、きちゃいましたっ……」ｴﾍﾍ///
男「……」
ｻﾝﾀ娘「……」ｼｭ～
男（……）ﾄﾞｸﾝ ﾄﾞｸﾝ ﾄﾞｸﾝ…
ｻﾝﾀ娘「男さんもっ、何かしゃべって下さいよっ」
男「えっ？ と。とりあえず」
ｻﾝﾀ娘「は、はい……」
男「コーヒー入れる」
ｻﾝﾀ娘「は、はいっ」
男「まずは落ち着かせないと。ね」
ｻﾝﾀ娘「えっ？ あ、は、はい、そうですね、お願いします……」
男「え、お前も飲むの？」
ｻﾝﾀ娘「えっ？」 男「えっ？」
156 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 01:57:38.80 ID:abRs0lYcP
支援
157 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:04:59.92 ID:Z3nfA9P+0
夜にコーヒー飲むな
158 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:07:56.89 ID:7NOckITX0
え、今煎れてきたばっかなのに…ごめん
159 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:09:42.62 ID:inlo2tyc0
何故に夜コーヒーを飲んではいけないのか
160 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:14:21.15 ID:hy2mf3Zp0
いいよいいよサンタ息子かわいいよ
161 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:14:29.45 ID:WoIo9s06P
>>159
寝れなくなる
162 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:21:46.30 ID:7t5OQfLqO
ｻﾝﾀ娘「あぁ……あったかいです……」ﾎｩ…
男「あぁ。あったけーな」ﾎｩ…
ｻﾝﾀ娘「……」
男「……」
ｻﾝﾀ娘・男「「あの」」 「「！！」」
ｻﾝﾀ娘「男さんからどうぞ」
男「お前からってこれ多分キリないだろうがこれオレから言う気づいたら好きだった以上」ﾀﾝｯ ｺﾞｸｺﾞｸ
ｻﾝﾀ娘「……えっ？ すみません、早くて聞き取れませんでした、もう一度」
男「オレは言った次はお前の番」ｺﾞｸｺﾞｸ…ﾀﾝｯ
ｻﾝﾀ娘「えっ？ えっと」///
ｻﾝﾀ娘「……その……男さんと……ｷ、ｷｽした瞬間から……」
ｻﾝﾀ娘「恋しちゃったみたいﾃﾞｼﾀ」///
男「……………………」
ｻﾝﾀ娘「あ、あはは」///
男「は。はは」
163 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:30:56.44 ID:9BnX2kju0
しえｎ
164 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:33:32.82 ID:7t5OQfLqO
ｻﾝﾀ娘「ん……」
男「ん」
チュッ
ｻﾝﾀ娘「ふふっ、何だか恥ずかしいですね」///
男「マジで恥ずかしいなこれ」
ｻﾝﾀ娘「じゃ、じゃあいっそもっと恥ずかしくなっちゃいましょうっ」
男「えっ。おわっ」ｸﾝｯ ﾋｼｯ
ｻﾝﾀ娘「ふふっ。男さんの胸あったかいです」
男「おいこら離れろ」
ｻﾝﾀ娘「ダ、ダメですか？」
男「ダメ。お前は所詮ダメサンタだ」ｽｯ…
ｻﾝﾀ娘「もう男さんたらいつもﾝむっ！？」
ﾁｭｯ…
男「ん」
ｻﾝﾀ娘「ふ……んん……」
165 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:46:55.09 ID:NMAVlo/x0
え？エロ展開？？
166 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:52:42.01 ID:inlo2tyc0
>>161
寝れなくなるからなんなんだ？
167 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:54:56.14 ID:7t5OQfLqO
男「いつまでここにいるつもりだよ」
ｻﾝﾀ娘「明日の夕方には出なければなりません。すでに便を取ってあるんです」
男「もっとゆっくりしてけばいいのに」
ｻﾝﾀ娘「ありがとうございます。でも、また向こうでサンタの眠りに就かなければならないので」ﾆｺｯ
男「そか。頑張れよ」
ｻﾝﾀ娘「はいっ♪」
男「あ。そういえばまだ名前聞いてなかったか」
ｻﾝﾀ娘「え？ ふふ、そうでしたね。まだ名乗っていませんでしたね」
男「最後まで抜けてるやつ」
ｻﾝﾀ娘「ｺﾎﾝ。私の名前は――――――」
→ 名前を入力してください▼
ＥＮＤ
168 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:55:47.29 ID:7NOckITX0
というか、コーヒー飲むと眠れなくなるってマジなのか？
毎晩寝る前にブラックで飲みまくってるがぐっする快眠なんだが…
169 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:57:53.30 ID:9BnX2kju0
乙 おもしろかった
170 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 02:58:57.78 ID:7NOckITX0
乙
後日談にもエロが無くて良かった。しばらくは夜コーヒー飲む度にこれ思い出すんだろうな…
171 ：1：2010/01/27(水) 02:59:19.23 ID:7t5OQfLqO
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
最後の解釈は完全にお任せします
ではお休みなさい
172 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:00:12.03 ID:uRQv0Mvm0
乙です
エロ無しとは分ってるな作者
>>168
カフェインが興奮剤だから寝れなくなる人が多いみたいよ
でも168の場合はもう体が慣れてるのかも
173 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:03:58.13 ID:DJ7fkJTSO
乙
素敵な話だった
174 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:04:40.58 ID:NMAVlo/x0
とりあえず保存しといた。
乙
175 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:05:59.56 ID:WoIo9s06P
>>171
とってもいいSSだった
乙、良い夢を
>>166
体を休めるべきときに寝れないというのはまずいんではないか
176 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:07:22.08 ID:inlo2tyc0
>>175
いや、だからまずい＝いけないなのか？日本語をだな…
177 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:07:35.82 ID:7NOckITX0
>>172
なんと、マジ話しだったのか…実感が全く無かったからガセかと思っとったよ
知らない内に俺の体はコーヒーに飼い慣らされてたのか…///
178 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:10:08.76 ID:RvxaJG4/0
乙でした
お休みなさい
179 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:11:08.20 ID:PZw5rwyw0
>>177
寝る直前に飲んで寝るのはむしろよくねれるとかどっかで聞いた
180 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 03:22:29.37 ID:uRQv0Mvm0
仮眠を取る前に飲むと寝起きがすっきりするというのは聞いたことがあるな
だからお昼休みに眠い時は飲んで30分くらい寝るとイイかも
181 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 04:04:22.22 ID:WZCK0/0z0
乙です
182 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 04:11:04.26 ID:osY59cmr0
乙！
183 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 08:29:29.59 ID:7t5OQfLqO
一回だけ自保！ 乙感謝！
ちょっとカフェイン摂取してくる！
184 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 08:39:36.14 ID:MrglWSvH0
こういう物語みたいなスレって敬遠してたんだけど、結構いいもんだな
それとも>>1のがよかったのか
とりあえず乙
185 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 09:34:15.01 ID:zxLVCec3O
乙
186 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2010/01/27(水) 09:42:11.59 ID:jXA0aZwR0
サンタって文字が途中からサタンに見えてきた
