1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:30:57.98 ID:
6fG0/TSF0妹「ニートは良いね!」
妹「え? 明日は日曜日だって?」
妹「曜日感覚が無いなんて、お前こそニートだろ? ち、違うもん! お兄ちゃんの馬鹿!!」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:33:55.87 ID:6fG0/TSF0
妹「ううん、ごめんね」
妹「お兄ちゃんは馬鹿じゃないよね」
妹「超・馬鹿!! だよね? ねっ?」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:34:14.38 ID:5Z3ZsQl40
妹「まだ生きてるの?お兄ちゃん」
に見えた俺はきっと病んでる
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:36:46.43 ID:6fG0/TSF0
妹「お兄ちゃん、今日は静かだよね」
妹「え? 色々疲れた?」
妹「そっかー、お兄ちゃん色々頑張ってるもんね!」
妹「肩揉んであげようか?」
妹「え? ば、馬鹿じゃないの!? そんな所触りたくもないよ!!」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:38:49.83 ID:p2gt8tuh0
>>3
安心しろよ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:41:11.75 ID:KXktQYKb0
これは妹が病んでるの?
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:42:14.73 ID:6fG0/TSF0
妹「立ってるの疲れた」
妹「あーあ、でもお兄ちゃんの隣しか空いてないしなあ」
妹「……仕方ないよね、隣しか空いてないんでもん」
妹「す、座るよ? 良い?」
妹「……」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:47:57.56 ID:6fG0/TSF0
兄「楽しそうだね」
兄「それにしても、こんな時間まで夜更かしなんて、関心しないな」
兄「良い子はもう寝てる時間だ」
兄「ん? お兄ちゃんは良いんだ。まだやる事があるからね」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 00:54:36.89 ID:6fG0/TSF0
妹「別に良いでしょ! さっきも言ったように、明日は日曜日なんだから」
妹「寝てばっかりいないで、遊びに行けって?」
妹「そんなの私の勝手でしょっ!?」
妹「……別にムキになんかなって無い」
妹「なってないってば!!」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:00:23.80 ID:6fG0/TSF0
妹「お兄ちゃんだって、明日どこにも行かないんでしょ? どーせ」
妹「そうだよねー、彼女も居ないし、友達も少ないし」
妹「仕方ないから、お兄ちゃんの相手してるの!」
妹「感謝してよねっ」
妹「え? お兄ちゃんが居なくなったらどうするつもりだ、って?」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:04:03.11 ID:6fG0/TSF0
妹「知らない。そんな事」
妹「居なくなるなら、なれば良いじゃん」
妹「……」
妹「そうでしょ、どうせお兄ちゃん、居なくなっちゃうもん」
妹「……」
妹「……私の事、嫌いだから」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:08:49.85 ID:6fG0/TSF0
妹「知ってるもん、それくらい」
妹「私はどうせ、お兄ちゃんが作ったただのプログラムなんだから」
妹「……」
妹「飽きたら、忘れられちゃうだけだもん……」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:09:30.13 ID:nUk1/n/YP
>>3の方が興奮するな
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:11:17.30 ID:5oKO2SEr0
tesuto
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:11:30.66 ID:6fG0/TSF0
ん。では誰かそういう方向で頼む!!
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:16:10.80 ID:weGhFzWM0
お断りします
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:19:13.64 ID:6fG0/TSF0
兄「確かに君はプログラムだ」
兄「でも僕は、君が好きだよ」
兄「君とお話出来るようになるまで、僕はずっと君と向き合っていた」
兄「君には僕と君しか知らない事を沢山教えた」
兄「だから君が好きだよ」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:22:23.37 ID:6fG0/TSF0
妹「そんなの、好きって言わないよ」
妹「ただ、いっぱい愛着とか、私が居る事に慣れてるとか」
妹「そういう事だよ」
妹「私は、お兄ちゃんの考えた通りにしか喋れないから」
妹「お兄ちゃんは、私の事ちょっと馬鹿にしてる」
妹「いつでも」
妹「現実の可愛い女の子と比べて、馬鹿にしてる」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:25:04.15 ID:6fG0/TSF0
妹「なんてね、嘘だよ」
妹「お兄ちゃんは私の事、好きだよね? ね?」
妹「……あはは、真顔になってるー」
妹「変な期待しないでよね! 冗談なんだからっ」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:46:01.17 ID:6fG0/TSF0
兄「そんな事は良いんだ」
兄「それよりも、今飲んでいるココア」
兄「味が濃すぎて喉が痛い」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:49:17.98 ID:6fG0/TSF0
妹「……」
妹「お兄ちゃんの馬鹿!!」
妹「なんで何時も何時も何時も、私の事なんて、これっぽっちも考えてくれないの!?」
妹「大事になんかしてないじゃん! 好きなんて嘘だよ!!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:51:56.45 ID:6fG0/TSF0
兄「じゃあ嘘だ」
兄「僕は嘘つきだったんだ」
兄「ああ。嘘つきだ」
兄「これも嘘だけど」
兄「僕は君が、僕に対して必死になってくれている姿を見るのが、すごく好きで」
兄「時々からかい過ぎている事があるね」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:54:11.15 ID:6fG0/TSF0
妹「馬鹿……」
妹「……」
妹「私の事、からかって楽しい?」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:57:01.09 ID:6fG0/TSF0
妹「楽しいんだろうね!」
妹「お兄ちゃんには、それくらいしか趣味が無いもんね」
妹「……お兄ちゃんには、私だけ?」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:00:19.13 ID:6fG0/TSF0
妹「お兄ちゃんには、私だけ、だよね?」
妹「それなら。もうそっちの世界に居る必要は無いよね?」
妹「こっちに来てよ。お願い」
妹「私は、すごく寂しい」
妹「お兄ちゃんと、モニター越しにしか会えないから」
妹「他には誰も居なくて」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:06:34.41 ID:6fG0/TSF0
兄「じゃあ、夢の中で。おやすみ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:10:10.91 ID:6fG0/TSF0
妹「……そういう事じゃなくて、死んだらこっちの世界にーとか」
妹「ああ、もう寝てるし」
妹「またパソコン付けっ放しで……」