1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:38:11.68 ID:
sZ4nIunDP 部屋のドアを勢いよく開けた妹は、俺に抱きついてほっぺたにキスをしてくる
兄「お帰り!楽しかったか?それと、あんまりくっつくなよ……暑苦しいんだが……」
妹「う~……何でぇ……お兄ぃは私がいない間、寂しかったんじゃないの?」ギュッ
兄「ちょっとだけな……ほとんど仕事ばかりだったから、そこまで寂しくはなかったぞ」ナデナデ
4日間の修学旅行を終えて、妹はなおさら甘えん坊将軍になって帰って来た
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:40:41.70 ID:sZ4nIunDP
妹「だって私は寂しかったよ……寝る時だって、お兄ぃが隣にいないんだもん」
兄「そんな事言われても、俺は仕事があるし、何より妹の旅行先まで行くのは無理だろ?」
妹「だってぇ……寂しいのは仕方ないじゃん……」ブツブツ
兄「ブツブツ言うなよ~!今日からまた一緒に寝れるんだから、いいじゃんかよ」ナデナデ
妹のサラサラしたロングヘアーを撫でると妹は、俺の胸元に顔をうずめ、気持ち良さそうに鼻を鳴らす
妹「お兄ぃの匂い……久しぶり……」スンスン
兄「そんなに匂いを嗅ぐなよ。魚臭いだけだろ」
妹「いいの♪だってこの匂い好きなんだもん……お兄ぃ……頑張ってるよね……労働の証だね……」ギュッ
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 11:41:16.71 ID:7p8Ht8TXO
ポテトサラダにコーンは要らない
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 11:42:44.00 ID:Gd6pR5+sO
山崎とバービー
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:42:51.37 ID:4VBK+gsi0
コーンは要る。たまねぎは要らない
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:42:59.75 ID:mCxFx2DUO
なんだ剛田兄妹か
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:43:30.05 ID:UK55X23q0
コーンもたまねぎもいらないな
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:44:52.58 ID:3rH7CEmRO
てす
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 11:46:57.41 ID:sZ4nIunDP
去年、妹の入院をきっかけに高校を辞めた俺は、近所の割烹料理店で板前見習いとして仕事をしている
母「妹~!帰って来たのなら、荷物整理しなさいよ~」
兄「ほら、お袋も呼んでるぞ!怒られる前にやった方が良いんじゃないか?」
妹「ん……もうちょっとだけ……」ギュッ
兄「ほらほら!マジでお袋が怒るぞ」ポンポン
妹「うん……じゃあ、お兄ぃも手伝ってよ!」ニコッ
兄「何で、俺が手伝わなきゃいけないんだ?
妹「ひどいよ……お兄ぃは、こんなにも可愛らしくて非力な妹に、肉体労働をさせるんだね……」シクシク
兄「何だと?可愛らしいはちょっと余計だな、しかも肉体労働って自分で買ってきたお土産だろ?」
妹「う~……お兄ぃ、手伝ってよぅ」
兄「ふぅ……まったく仕方のないヤツだな……」
妹「お兄ぃならそう言ってくれると思ったよ!大好き♪」チュッ
兄「お前はいっつもそうだよなぁ、後先考えないで突っ走ってさ」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 12:08:10.30 ID:sZ4nIunDP
妹「ちゃんとお兄ぃのお土産もあるんだよ~」ニコニコ
兄「わかったから、さっさと片付けしようぜ……」
トットット…
~リビングにて~
母「妹~?早く洗濯物を出しなさいよ~!一緒に洗濯しちゃいたいから」
妹「ママ~、待ってよ~」トットット ドサッ
妹はバックから洗濯物やら学校のしおりやらをぶちまけていた
兄「お前、散らかすなよ!これも洗濯するんじゃないのか?」ヒョイッ
バックの中から取り忘れたであろう下着を妹に手渡す
妹「あ~!!!お兄ぃ!!見ないでよ~!恥ずかしいじゃん……」
兄「……お前の下着なんか見ても、何とも思わんぞ」
妹「もぅ!お兄ぃ、デリカシーなさすぎだよ!」バッ
妹は顔を赤らめて俺の手から下着を引ったくり、洗濯機に投げ込む
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 12:09:49.22 ID:sZ4nIunDP
兄「後は何もないのか?お土産だけか?」
妹「お土産は分けるから、そこに置いといてね~」
テーブルの上には妹が買ったお土産のお菓子や置物やらが置いてある
母「後はもうないの?洗濯機回すわよ」
妹「いいよ~!お願いね~」
兄「妹~!お土産ってどういう割り振りなんだ~?」
妹「ちょっと待ってて~!お兄ぃのもちゃんとあるから~」トットット
妹は足早にテーブルに向かってくる
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 12:12:37.62 ID:sZ4nIunDP
妹「これはおまんじゅう!中に白あんと胡麻あんが入ってるやつね!後はカステラと、おせんべいもあるよ♪これは皆で食べる分ね」
兄「なんだ、食べ物ばっかりじゃんかよ」
妹「お兄ぃはいちいちうるさいなぁ……そんな事言うとあげないよ!」
兄「わかったよ……後は?それだけか?」
妹「ママとパパにはお箸買ってきたの!これ、お茶碗とセットなんだよ~」
母「あら~!ありがとう♪さっそく今夜から使わせてもらうわね!」
妹「お兄ぃにはね~……ゴソゴソ……はい!これ買ってきたの!」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 12:13:59.86 ID:ZMMBgGm0P
※ジャイアンとジャイ子です
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 12:18:10.26 ID:sZ4nIunDP
妹の手には、毛糸で出来た青い人形と赤い人形がペアになっている小さなストラップがぶら下がっていた
兄「これ、ストラップか?妹にしてはなかなかのセンスじゃん!この人形はペアでセットになってるのか?」
妹「そうだよ!可愛いでしょ~!この人形にもちゃんと意味があるんだよ」
兄「ふ~ん……どんな意味があるんだ?」
妹「これはね『絆』って意味があるんだって……私もおんなじの買ったんだよ♪あっ!もう一つお土産があるんだけど……」
兄「まだあるのか?ずいぶんと羽振りが良いな」
妹「これは是非ともお兄ぃの為にって思って……ねぇ!開けてみて」スッ
妹はおもむろに小さなお土産袋を差し出す
兄「そうなんだ、ありがとう」ガサッ
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 12:21:03.84 ID:sZ4nIunDP
中からはピンク色の小さなお守りが出てきた
お守りの真ん中には『縁結び』と刺繍が入っている
妹「ほら、お兄ぃには彼女がいないでしょ?だからこそ……ねっ♪」
兄「だからこそってのは余計なんだがな……でも妹のくれたお守りは本当に効果あるからなぁ……これで今年こそ、独り身から脱出だな!」
妹「大事にしてよね?本当に効果あるんだから!」
兄「そうだな!ありがとうな!」ナデナデ
母「もう少ししたら、晩御飯の準備するけど、二人とも何か食べたいメニューはあるかしら?」
妹「親子丼食べたい!!」
兄「俺はお袋に任せるよ。って言うか、親子丼なら俺が作ろうか?」
妹「ホントに?ってお兄ぃ、料理出来るの?大丈夫~?」
兄「バカにするなよ?これでも、それなりに頑張ってるんだからな!」
母「じゃあ、今日の晩御飯は兄に任せるわね」
俺は台所に向かい、料理の下ごしらえを始める
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 12:27:01.10 ID:sZ4nIunDP
>>6>>13
書いてる俺までジャイアン&ジャイ子でイメージしちゃうだろwww
鍋に昆布・カツヲダシと料理酒、砂糖、みりんを加え、一煮立ちさせ、ボールにあけた鶏肉に料理酒と醤油をまぶし、揉み合わせて味を染み込ませる
その後、鍋を火にかけてから薄切り玉ねぎを入れ、玉ねぎの色が変わる頃合いに鶏肉を入れ、肉に火が通り始めたら最後に溶き卵でとじる
卵でとじた具をホカホカのご飯に乗せれば完成だ
料理の全く出来ない俺に親方が教えてくれた
兄「お~い!!出来たぞ~!」
母「ありがとうね……妹、テーブルに持っていって」
妹「すご~い!!見た目は親子丼じゃん!」
兄「お前の目にはこれが刺身に見えるのかよ……どう見ても親子丼だろ?」
母「すごいわねぇ~、やっぱりプロが作ると違うわね♪」
妹「まぁ、大事なのは味だよね?お兄ぃ!」
兄「そういうセリフは食べてから言えよ」
妹「いただきま~す!」パクッ
母「兄、いただきます」
兄「お袋に食べさせるのはドキドキするな」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 12:29:33.41 ID:sZ4nIunDP
妹「んん~~!!これ、美味しい!!」
母「本当!すごいわねぇ」モグモグ
兄「お袋、大丈夫?」パクッ
母「上出来よ!これならお母さんも楽になるわね」パクッ
妹「お兄ぃの作った料理がこんなに美味しいのはびっくりだよ!」
兄「そっか…それは良かったよ」モグモグ
妹「お兄ぃは明日仕事?」
兄「ん?残念だが仕事だ!」
妹「そっかぁ……でも、いいや」
兄「何だよ…俺が仕事じゃなかったらどうしたんだ?」
妹「ううん……何でもない」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 12:33:41.19 ID:sZ4nIunDP
母「妹は今年は受験でしょう?高校はどうするの?」
妹「ん~…特に考えてないけど、西高にしようと思ってる」
兄「西高かぁ…まぁ、いいんじゃないか?公立だし、家から近いしな!妹も通学が楽だろ?」
妹「そうだね!クラスの子もみんな西高行くと思うしね」
母「食べ終わったら、お母さん片付けしておくから、二人ともお風呂入ってきなさい」
兄「ありがとう!んじゃ、頼むよ」
妹「ねぇ!お兄ぃも一緒に入ろうよ!」
兄「バカ言え…それはちょっと無理だろ…」
妹「いいじゃん……私は平気だよ!」
兄「お前が良くても、俺が気まずい!」
妹「お兄ぃは私の事なんかどうだっていいって思ってるんだね……」
兄「言っている意味が、理解出来ないんだが……」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 12:36:45.59 ID:sZ4nIunDP
妹「だってそうでしょ?私がお風呂で頭洗ってる時に、お化けに襲われたら、お兄ぃに助けを求められないじやん」
兄「ますます意味がわからない、要するに一緒にお風呂に入れって事なんだろ?まったく…」
妹「じゃあ、準備してくるね!待ってて!」トットット
兄「待て!まだ、一緒に入るとは言ってない……はぁ……」
母「たまには良いんじゃないの?でも、変な事はしちゃダメよ!」
兄「するわけないだろ!お袋まで……ったく……」
ちょっと用事が出来たので出掛けます
15時くらいに戻ってくるので、残りの書き溜め分を投下しますね
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 12:37:16.55 ID:lX1CIKN9P
しえん
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 12:40:57.83 ID:yLBqKcVUO
おい早くしろ
全裸で電車待ってたら風邪ひくだろ
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 13:48:55.23 ID:dx4Qr5AtO
保守
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 13:54:45.06 ID:RQSjcokoO
これ血の繋がらない妹が意識不明から復帰した続きだよな?
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 14:16:02.31 ID:sZ4nIunDP
ただいま帰ってまいりました!!
>>23
そうです!あの前回の続きです
読んでもらえたのなら嬉しいですね
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 14:17:04.39 ID:sZ4nIunDP
俺はこの時、妹が入院した時に聞かされた話を思い出した
『妹だけは俺達家族とは血縁関係がない』
俺が小さい時にお袋が子宮筋腫の手術をした。その病院の前で捨てられていた赤ん坊が妹だった
最初は施設に預けられた妹は親父とお袋の判断で家族として向かい入れる事になる
子供を作る事が出来なくなった両親が考えた上での判断だったのだろう
俺はその事をあの日、初めて聞かされた
兄「……知らないのは……あいつだけか……」
何とも言えない気持ちが込み上げてくる
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 14:17:19.72 ID:ktNrGJ2pO
七海愛してる
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 14:18:49.98 ID:llJHVys1O
千秋と遠藤ですね
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 14:20:14.71 ID:PIH1kEFKO
口がクッセェェェェェェ・・・オェ
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 14:21:24.56 ID:sZ4nIunDP
トットット
妹「お兄ぃ~!お風呂沸いたよ!早く入ろうよ!」グイッ
兄「そんなに急いでも風呂は逃げないぞ…」
妹「でも、お湯は冷めちゃうじゃん…ほらっ!早く~」グイッ
兄「わかった!じゃあ、行くぞ!」スッ
妹には内緒にしておこう
妹がもう少し大人になったら、ちゃんと話す方が良いだろう
妹「お兄ぃ!先に入ってて良いよ!タオル持ってくるから」
兄「わかった。ゆっくり来て良いからな~」
先に風呂場に入り、身体を洗って湯舟に浸かる
妹「お兄ぃ~!入るよ~」ガチャッ
妹はタオルで身体を隠し、いきなり湯舟に入ろうとする
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 14:30:40.37 ID:sZ4nIunDP
兄「お前!何でいきなり湯舟に入るんだよ…身体洗ってから入れよ…汚いなぁ…」
妹「だって寒いんだもん……それにエキスがいっぱい出るでしょ?」
兄「お前のはエキスじゃない!!垢だ!汚れだ!汚い!さっさと身体を洗えば寒くないだろ…ったくそんな言葉、どこで覚えたんだよ」
妹「お兄ぃの部屋にあったDVD♪何だっけ?『雌犬調教バイブル』ってヤツでしょ?」
兄「……お前……見たのか……」
妹「ちょっとだけだよ…何か怖かったから、すぐに消しちゃったけど…お兄ぃ…ああいうのが好きなの?」
兄「あれは、俺のじゃない!友達が置いて行ったヤツだ…そんなのはどうでもいいから、身体を洗えよ~」
妹「ふ~ん……じゃあ、お兄ぃに洗ってもらおっと!」
兄「自分で洗えよ!子供じゃないんだから」
妹「あっそう?じゃあ、良いよ!マ~マ~!!お兄ぃがねぇ~!!部屋に変なDVD「わかった!!!わかったから……」
妹「やっぱり、お兄ぃのだったんじゃん…あのDVD…お兄ぃ~早く洗ってよ~」
兄「こんなところで……くそっ…」ザバッ
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 14:39:26.38 ID:sZ4nIunDP
妹の髪の毛にシャンプーを付けて泡立てる
シャカシャカシャカ
妹「ん~…気持ちいい…誰かに頭洗ってもらうのって良いね!」
兄「妹のは髪の毛が長いから大変だな…」シャカシャカ
妹「ちゃんと毛先も丁寧に洗ってね♪トリートメントもだよ~」
兄「こんなの石鹸でも変わんねぇだろ…」シャカシャカ
妹「そんな事したらダメだよ!髪の毛がバサバサになっちゃうよ」
兄「そんなもんか?」ザバーッ
妹「お兄ぃ!いきなりお湯かけないでよ~!目に入っちゃうじゃん…」
兄「ごめん!大丈夫か?」
妹「うん…大丈夫だよ…気をつけてよ~」ゴシゴシ
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 14:47:46.16 ID:sZ4nIunDP
兄「後はトリートメントを付けておしまいだろ?」
妹「うん♪それと背中もお願いね!」
兄「へいへい…わかったよ…」
スポンジにボディソープを付けて妹の背中を流す
白く透き通った柔肌が俺の手に吸い付く
妹「お兄ぃ!ちゃんと洗ってね~」
兄「お前の背中は小さいから洗いやすいな」ゴシゴシ
妹「だって女の子だもん♪良いよね~!お兄ぃは!こんなに可愛い子と一緒にお風呂に入れるんだもんね~」ニコッ
兄「はいはい…こんなに可愛い子の背中を流せて、俺は幸せ者ですねぇ…」ゴシゴシ
妹「お兄ぃ…それ…気持ちがこもってないよ…」ジロッ
兄「ハハッ!冗談だよ!妹が俺に懐いてくれて嬉しいよ」ザバーッ
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 14:55:15.59 ID:gXUqp4EvO
次元
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 14:57:50.85 ID:sZ4nIunDP
妹「ありがとう…お兄ぃ…私もお兄ぃと一緒で幸せだよ……それと…前も…ね……」ニコッ
兄「はぁ~?前は自分で出来るだろ?」
妹「良いの?そんな事言って…ママに言いつけるよ…」
兄「お前…きたねぇぞ…」ドキドキ
妹「…お兄ぃ…早くしてよ…寒いよ…」ドキドキ
俺は妹の背中から手を回し、柔らかいお腹を洗う
ゴシゴシ ゴシゴシ
兄「…大丈夫か…痛くないか?」ドキドキ
妹「うん…大丈夫だよ…お兄ぃ……上も……」
兄「…………」スッ
スポンジを持つ手が微妙に震える
小振りな胸にスポンジが触れると妹の身体が小さく反応する
妹「んっ……お兄ぃ……」ビクッ
兄「……妹……大丈夫か……」ゴシゴシ
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 15:03:45.38 ID:gXUqp4EvO
?
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 15:10:44.26 ID:sZ4nIunDP
妹「……冗談だよ……前は自分で洗うよ……」ドキドキ
兄「…まったく…からかうなよ…」スッ
俺は妹にスポンジを手渡して湯舟に入る
兄「お前、本当にやめろよな…寿命が縮むよ…」チャポ…
妹「お兄ぃさ…本当はドキドキしてたでしょ?」ザバーッ
兄「するわけないだろ!妹なんだぞ?」
妹「お兄ぃ~私も入るから、少しどいてよ~」チャポン
妹は湯舟に入ると背中を向けて俺にもたれ掛かる
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 15:14:12.30 ID:FkjlTwTT0
あれの続きか~
久しぶりだな支援
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 15:15:15.09 ID:sZ4nIunDP
妹「ふぅ~…温かいね~この世の天国だねぇ」チャポ
兄「オッサン臭いセリフだな…妹よ…狭っくるしいんだが…あんまり寄り掛かるな」
湯舟に入浴剤が入っているおかげでお互いの身体は見えない
妹「何で~?くっついたらお兄ぃは都合悪いの~」ピトッ
妹は頭を俺の肩に乗せながら、耳元に話し掛ける
兄「お前…わかっててやってんだろ…」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04 /09(金) 15:20:35.62 ID:sZ4nIunDP
>>38
お久しぶりですw
他の人も支援ありがとうです
妹「何の事かな?たまにはお兄ぃとの絆を深めたいの♪」チュッ
兄「いきなりキスすんな!絆は十分に深まってるだろ?夜だって一緒に寝てるし…」
妹「いいの!ずっと寂しかったんだから、ちょっとくらい甘えさせてよ…」
兄「ちょっとしたら、あがるぞ!のぼせちゃうからな」
妹「じゃあ、100数えたらあがろうよ!」
兄「わかった…い~ち…に~…さ~ん…」
・
・
・
妹「きゅ~じゅうは~ち」
兄「きゅ~じゅうきゅう」
妹「ひゃ~く!!お兄ぃ、あがろうよ」ザバッ
兄「もう、のぼせそうだよ…」ザバッ
母「ずいぶんと長いお風呂だったわね~」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 15:28:21.91 ID:sZ4nIunDP
兄「妹が100数えたらあがろうって言うから…」
妹「だってお兄ぃの部屋にさ…」
兄「お前…それは関係ないだろ!!」
妹「パパは~?まだ仕事なの?」
母「今日はちょっと遅くなるんだって…だから先に寝ちゃいなさい」
兄「そっか…なら、そうさせてもらうよ…お袋、おやすみ~」
妹「じゃあ、私も寝るね…ママ、おやすみなさい」
トットット
兄「じゃあ、もう寝るぞ……俺も明日は早いんだからな」
妹「うん!明日もお仕事頑張ってね!お兄ぃ…」
兄「じゃあ、電気消すからな」パチッ
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 15:38:33.16 ID:gXUqp4EvO
んえし←
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 15:39:17.59 ID:sZ4nIunDP
・
・
・
妹「お兄ぃ……もう寝たの?」ゴソッ
兄「……お前が話し掛けるから、眠れない……」
妹「何それ……私が悪いみたいじゃない」
兄「間違いじゃないけどな」
妹「明日……仕事なんだよね?」
兄「お前、それさっきも聞いたろ?ニワトリじゃないんだから、覚えてろよ……それに、お前も学校だろ?」
妹「うん……そうだけど……」ギュッ
妹はうつむきながら、抱きついてくる
兄「ん?どうした?寂しいのか?」ナデナデ
子供をあやす様に、妹の髪の毛を優しく撫でる
妹「……お兄ぃ、キスしてよ…」
兄「ああ……別に良いよ」チュッ
妹の前髪をかきあげながらおでこにそっとキスをする
43 :し:2010/04/09(金) 15:48:34.69 ID:gXUqp4EvO
ん
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/09(金) 15:48:57.82 ID:sZ4nIunDP
妹「お兄ぃ……違う……こっちに…」チュッ
妹は言い終わらないうちに、その小さな唇を重ねてきた
兄「……んむ……チュッ……お前…」
妹「…チュッ……お兄ぃ……チュッ……んっ…チュッ……」
何度も唇を重ねてくる妹
今まではこんなに求めて来なかった筈なのに、今日の妹は様子が変だった
兄「ぷはぁ……どうしたんだ?今日のお前は変だぞ?」
妹「……わかんない……自分でもわかんないの……」ギュッ
胸元に顔を埋めながら妹は不安げにつぶやく
兄「大丈夫……いつでも一緒にいるからな……」ナデナデ
妹「……うん……お兄ぃ……ごめんね……」ギュッ
兄「今夜はゆっくり寝ろよ……一緒にいるからな……」
妹「うん……お兄ぃ……おやすみ…」ギュッ
兄「ああ…おやすみ……」チュッ