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勇者「メラ」 魔王「ぬわーーーっ!!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 22:30:00.67 ID:SgtEhk2C0
魔王「ククク…勇者よ、よくぞここまで辿り着いたな」

勇者「魔王! ここが貴様の墓場だ!」

魔王「ふん、それは私の台詞だ。さぁ勇者よ、かかって来いッ!」

勇者「望むところだッ! うおぉぉぉぉぉぉ!!!」

勇者「メラッ!」

魔王「!? …クク、何をするかと思えば、メラか。
    そんな下級呪文で私を倒せるとでも思っているのかッ!!」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 23:03:38.84 ID:808OiQki0
続き無いのかよ

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 23:05:12.40 ID:vy5Kn7zp0
まだ勇者がどうしたとかやってんのか

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 23:08:57.38 ID:p7C764da0
スレタイでクスリときた

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 23:13:36.83 ID:SofXDHY7O
勇者「今のはメラではない。メラゾーマだ。」

魔王パパス「ぬわーーーっ!」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 23:17:40.21 ID:MgndcK4c0
RPGツクール2000の魔王のハイレグはヤバい

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/21(日) 23:50:13.05 ID:BlqUynBzO
>>6
あれヤバイよな
もっとましな魔王にしてほしかった

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:01:51.65 ID:fnP2tEJZ0
魔王「よく来たな、勇者」

勇者「……」

魔王「しかも一人で私の城に来るとは…本当によく来た、褒めてやろう」

勇者「……」

魔王「だがいくら勇敢で強くとも…この私を倒すことは…」

勇者「メラ」

魔王「!」

魔王に1のダメージ!

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:05:40.64 ID:fnP2tEJZ0
魔王「何のつもりだ?そんな物で私を倒そうとでも?」

勇者「メラ」

魔王に1のダメージ!

魔王「なんだ?私をからかっているのか?」

勇者「メラメラ」

魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!

魔王「……」

勇者「……」

魔王「(これは…馬鹿にされてるのか?)」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:12:03.27 ID:fnP2tEJZ0
魔王「…勇者よ、私はお前の遊びに付き合う気は…」

勇者「メラメラメラメラ」

魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!

魔王「!?」

勇者「メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ…」

魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!

魔王「な、何だと!」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:14:24.81 ID:fnP2tEJZ0
勇者「メラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ
ラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ…」

魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
魔王に1のダメージ!
………

……



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:15:25.46 ID:ZRj+j87b0
魔王攻撃しろよ

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:15:51.87 ID:u8DupCuB0
ずっと勇者のターン

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:20:10.05 ID:fnP2tEJZ0
魔王「(な、なんて連射力だ…回復が追いつかん!)」

勇者「メェメェメェメェメェメェメェェェエエエェェェ…」

魔王「あまりの速さに勇者の詠唱すら聞き取れん!」

勇者「チェックメイトだ…」

勇者「メラ」

魔王に1のダメージ!

魔王「ぬ…」

魔王「ぬわーーーっ!!」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:22:31.39 ID:dN9YemEW0
隣で親寝てるのに声だして笑っちまったじゃねえかwww

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:24:22.14 ID:xm0vC5PC0
どんなRPGだよ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:26:04.50 ID:fnP2tEJZ0
魔王を倒した!10000の経験値を手に入れた!10000Gを手に入れた!

魔王「な、何故だ…私がメラごときで…何故…っ!」

勇者「俺は…勇者だ」

魔王「……」

勇者「……」

魔王「…えっ?それだけの理由?」

勇者「でも…使える魔法がメラしかないんだ…」

魔王に1のダメージ!

魔王「何?勇者のくせに…か?」

魔王「(と言うかドサクサに紛れてダメージ食らった…)」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:26:26.99 ID:powXP4260
wwwwwww

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:27:49.26 ID:PHVyFzReO
この勇者メラ系無効の大魔王だったら大惨事だろうな…

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:39:41.81 ID:fnP2tEJZ0
勇者「あぁ、そのせいで出会った仲間達にことごとく馬鹿にされた…」

魔王「それは大変だったな…」

勇者「当たり前だよな…メラしか使えない勇者に…誰も付いて来てくれないよな…」

魔王「(だからここまで一人で来たのか…)」

勇者「そして俺は誓った…必ずや戦士達に復讐すると…!」

魔王「そうか(…いや、復讐はしなくてもいいのでは?)」

勇者「俺は必死に修行し…そして!メラの新たな上位魔法、『メラ連撃』を習得した!」

勇者「魔王よ!お前の敗北は非力な魔法を甘く見た結果だ!」

魔王「くっ…『メラ連撃』なんて魔法は知らんが…メラにこれほどまで力があったとは…」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:39:43.58 ID:kNLQf9w10
メラも積もればメラゾーマ

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:42:24.99 ID:3Q1biw8N0
リアルタイムバトルでそれだけ高速に攻撃できたら面白そうと思った

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:42:26.80 ID:dN9YemEW0
>>16
キーボード連打RPG
キーをどれか一つ押すごとにメラを一発放てる

なんだか出来そうな気がしてきた。プログラミング勉強してくる

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:43:32.80 ID:fnP2tEJZ0
うおおおおお勇者がメラって言ったら必ずダメージ食らう予定だったのにいいいいい
うおおおおおメラ!メラ!

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:45:05.17 ID:5rOrdMyy0
なにこれおもしろい

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:46:32.69 ID:vRZ5sqnoO
>>21おまえ好きだわ

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:47:41.20 ID:powXP4260
>>24 訂正するんだ!

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 00:54:10.86 ID:fnP2tEJZ0
魔王「…ふはは、冥土の土産にいい物が見れた」

魔王「さぁ勇者よ、私を殺せ」

勇者「…魔王、俺について来い」

魔王「…なんだと?」

勇者「俺がお前に勝ったからだ」

魔王「…私が人間にした事…許してくれるのか?」

勇者「俺は…俺は仲間が欲しいんだ…」

魔王「……」

勇者「一緒に冒険してくれる仲間が…一緒に戦士達に復讐してくれる仲間が…」

魔王「…(メラ云々以前に、こいつの性格が駄目だから仲間出来なかったんじゃ…)」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 01:05:19.69 ID:fnP2tEJZ0
勇者「魔王、俺と一緒に復讐してくれないか?」

魔王「(ここで「嫌だ」って言ったら勇者可哀想だよな…)」

勇者「俺じゃ…駄目か?」

魔王「い、いや…お前と冒険できるなら…喜んで仲間になるよ…」

勇者「…っ!本当かっ!本当に俺でいいのかっ?」

魔王「あ、あぁ…うん、嬉しいぞ…ははっ…」

勇者「そうか…!よっしゃぁ…!よろしくな、魔王!」

魔王「あぁ…」

魔王「(世界勢力のバランス調整と言い…復讐の手伝いと言い…)」

魔王「(なんで私だけ損な役回りなんだろう…)」

勇者「(やったぁ!ついに仲間が出来た…っ!)」


こうして出会った不幸体質の二人
二人は一体どこへ向かうのやら…

おわり

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 01:15:07.26 ID:EEHSX5JQ0
えっおわり?

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 01:18:49.40 ID:jqnbCUfLO
あ終わった

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:09:10.59 ID:UErCvJGIO
勇者「じゃあ、まずは仲間になった記念に歓迎会でもしようか」

魔王「歓迎会?」

勇者「あぁ」

魔王「しかし…(別に『魔王が仲間になった』のテロップだけで十分じゃ…)」

勇者「夢だったんだ…こういうの」しんみり

魔王「(…仲間どころか友達もいないのか?)」

勇者「だから…ありがとう…魔王…」

魔王「あ、あぁ…(目潤んでるし…)」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:14:31.77 ID:UErCvJGIO
勇者「ふんふふん…」

魔王「…何か手伝おうか?」

勇者「いや、魔王は主賓なんだから玉座にでも座って待ってて」

魔王「しかし…」

勇者「いいからいいから…」

魔王「あ、あぁ…すまない」

勇者「…ふんふんふふん」

魔王「(人付き合いが苦手とかそういうのではなさそうだが…)」

勇者「うし!後はメインディッシュだな…」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:15:40.23 ID:jqnbCUfLO
あ始まった

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:23:03.06 ID:UErCvJGIO
勇者「…メラ」

ボッ…

魔王「ところでこれはなんの肉だ?」

勇者「んー…その辺は魔王の方が詳しいんじゃない?」

魔王「私?」

勇者「2階の階段守ってた奴。あれってトカゲかな?」

魔王「…え?」

勇者「ほら、なんかでかいトカゲみたいなのいなかった?」

魔王「サ、サマンサァアア!?な、なんという姿に…!」

勇者「サマンサ?サマンサっていうの?この肉」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:27:16.65 ID:UErCvJGIO
魔王「違う!サマンサは…サマンサは私の愛ドラゴンだ!」

勇者「え…」

魔王「っ…こんな姿に…うっ…」

勇者「…あ、その…」

魔王「…サマンサぁ…あ…」

勇者「…ご、ごめん、俺そういうの知らなくて…」

魔王「ふぐっ…えぐっ…」

勇者「ま、魔王?ほんとごめん…」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:31:17.98 ID:fnP2tEJZ0
サマンサ…

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:35:57.20 ID:UErCvJGIO
勇者「…魔王、ほんとに…」

魔王「…もういい…考えてみればつい先程まで敵だったのだ…」

勇者「で、でも今は…」

魔王「…わかっている…だからこの件はもう話すのはやめよう…どちらも辛いだけだ」

勇者「すまない…」

魔王「サマンサ…後で立派な墓を立ててやるからな…」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 02:50:39.10 ID:UErCvJGIO
勇者「しかし、トカ…サマンサがダメとなると肉は何があったかな…」

魔王「…この空気でまだ歓迎会とやらをやるつもりか」

勇者「ん?あぁ、もちろん」

魔王「せめてお別れ会とか告別式くらいに…」

勇者「え?」

魔王「とてもじゃないが楽しい気分にはなれそうもない…」

勇者「わかった…(トカゲの奴め…死んでからも俺の邪魔をするのか…)」

魔王「(…唇を噛んでる…そんなに歓迎会をやりたかったのか?)」

勇者「(後50発くらいトカゲにメラ叩き込んどけばよかったな…)」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 03:08:25.88 ID:UErCvJGIO
魔王「うむ…なかなかうまいな…」

勇者「だろ?伊達に一人旅してるわけじゃ…おっと、今は二人だな…へへ」

魔王「ところでこれはなんの肉だ?牛のような鳥のような不思議な味だ」

勇者「あ、それはあばれうしどりの肉だな。うまいだろ?」

魔王「…な…に…?」

勇者「俺のオススメの…魔王?」

魔王「…ちょっと席を外す…うぷっ…」

勇者「?あぁ…」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 03:15:07.69 ID:UErCvJGIO
魔王「…ふー」

勇者「どうした?顔色が悪いけど…」

魔王「平気だ…それより勇者、ひとつ聞くが…」

勇者「ん?何?」

魔王「普段から魔物を食べているわけではないだろう?」

勇者「?」

魔王「て、手持ちの食料が無くなってやむを得ず…だろう?」

勇者「いや、食える魔物は全部食うけど…それがどうかした?」

魔王「いや…私は魔物の王なのだが…」

勇者「知ってるって。あ、ほらお代わりはどうだ?」

魔王「(知っているなら何故そうなる…)…遠慮する」

勇者「そうか?まだたくさんあるんだけどな…」

魔王「(悪い奴ではないのだろうが…これではな…)」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 03:38:32.72 ID:ZRj+j87b0
魔王は何が好きなんだろうか

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 04:20:15.66 ID:8Rj91xQ40
俺のフレア(キラースコップ)食ってやしないだろうなコイツ・・・

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 04:23:58.40 ID:5s3OEbt/0
なにこれ楽しい!!!

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 06:01:06.65 ID:5z59oCgQ0


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 06:07:55.44 ID:E5O82YQvO
あばれうしどりは食い物だろ……

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 06:09:40.80 ID:Um+2lOU00
>>29と>>32でID違うけど同じ人でPC→携帯ってことかな?

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 06:53:44.86 ID:8DQHzZyu0
ホス

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 08:40:44.39 ID:WR7ub1Sv0
h

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 09:08:03.30 ID:5z59oCgQ0
o

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 10:14:00.02 ID:BLv2HfOR0
s

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 10:29:20.82 ID:ETAQc6mMO


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 10:31:09.15 ID:Xl7xgF1q0
連打ゲーより、タイピングゲーにすればいいんじゃね

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 12:39:43.78 ID:W+7RAPBj0
ぬふ

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 13:35:36.20 ID:UErCvJGIO
魔王「勇者、ひとつ約束してくれ」

勇者「なんだ?」

魔王「今後、魔物を食すのはやめてくれないか?」

勇者「え…じゃあ何を食えと!?」

魔王「何って牛とか豚とか肉はたくさんあるだろう?」

勇者「持ち運ぶのが面倒じゃない?」

魔王「それくらい私が持つ。…それで共食いが避けられるなら安いものだ」

勇者「わかった。だけどさ…」

魔王「うん?」

勇者「良いな二人って…荷物の分担とかすごく仲間っぽい…うふふ」

魔王「(…やむを得ずだがな)」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 13:38:06.77 ID:jqnbCUfLO
期待

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 13:43:06.14 ID:UErCvJGIO
魔王「ではそろそろ行こうか」

勇者「あぁ!待ってろよ、戦士ども…!」

魔王「(同族を殺すことに抵抗は無いのか?相変わらず人間とは恐ろしい生き物だ…)」

勇者「まずは近くの村へ行こう。食料が足りないし、消耗品の補充もしないとな」

魔王「あぁ…しかし村か」

勇者「どうかした?」

魔王「この格好ではな…まぁ、姿形など…」

勇者「大丈夫だ。文句言う奴はみんなメラで焼き付くしてやる」

魔王「(ほんとにメラしかないんだな…)…いや、手はある」

勇者「?」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 13:55:03.79 ID:UErCvJGIO
魔王「どうだ?」

勇者「すげえ…まるで人間だ…」

魔王「私は複数の姿をとれるのだ。2段階目の変身とかあるだろう?(…そんなことも出来ずにメラで押し切られたが…)」

勇者「ってことは王とかにも姿は似せられるのか…」

魔王「王…人間のか?何を考えている?」

勇者「その姿でおふれをだせば今まで俺を笑って来た奴ら全部集められると思って」

魔王「…やらん。私は魔物の王だ」

勇者「あぁ、いいのいいの。冗談。ゆっくり探すから」

魔王「(敵対のする勢力の中枢に乗り込めるわけが…いや、こいつは来たな。…一人で)」

勇者「そんじゃ、行きますかー!」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:10:04.05 ID:UErCvJGIO
‐最果ての村‐

勇者「ここだ。寂れた村だけど一通りの物は揃う」

魔王「…まぁ、我々がそうしたのだがな」

勇者「寂れさせて面白いの?」

魔王「そうではない。力を見せ付けて人間を追い出そうとしたのだ。…ここは元々我らの地だからな」

勇者「お前らの?」

魔王「うむ。話せば長くなるが…人間と魔物のいさかいは治める土地に機縁しているのだ」

勇者「へー、考えたこともなかったよ」

魔王「ふむ。勇者も末端の部分の人間ということか」

勇者「…つまり…」

魔王「言い方は悪いが下っ端…ということか。大方、世界の平和がどうとか丸め込まれたのだろうが…」

勇者「………」

魔王「あ、いや!勇者が悪いとかそういうのではなくてな?」

勇者「(王と大臣も粛清リスト入りだな…)」メモメモ…

魔王「ゆ、勇者?(なんだその赤黒い羊皮紙は!?何を書いているッ!?)」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:38:24.55 ID:UErCvJGIO
勇者「じゃ、まずは道具屋だな」

魔王「(何書いてたんだ?尋常ではない顔つきだったが…)」

‐道具屋‐

勇者「こんにちは…」

店主「いらっしゃ…生きていたのか…!」

魔王「邪魔をする」

店主「…?」

勇者「魔王はその辺見ててくれ、必要なのは俺が選んどくから…」

魔王「あぁ…(これが人間の店か…ふむ…麻痺治し、解毒…我々には関係のないものばかりだな)」

店主「ちょいとあんた」ボソッ…

魔王「ん…私か?」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 14:50:25.03 ID:WR7ub1Sv0
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ




| ミ  ピャッ!
|    ④

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 15:09:41.38 ID:xm0vC5PC0
しえんのずつき

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 16:16:39.24 ID:Xl7xgF1q0
落とさない

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/22(月) 17:21:58.56 ID:AxiRgTNk0
しえーん

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