1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 13:29:11.06 ID:
OG+suAMc0 とある休日。昼前の事だった。
例によって補習を終わらせた上条当麻は第七学区の通りを歩いていた。
「さーて、お腹をすかしているシスターさんもいることだし、さっさと帰って昼飯でも作りますか」
「やめなさい、って言っているでしょ」
「おいおい、連れねーな。少しぐらいいいだろ?」
「アレは……」
常盤台の制服を着た少女が不良に絡まれていた。
上条にとって、不良に絡まれる女子を見ること自体は珍しくない。
そして、そんな場面に遭遇すると彼は決まって同じ行動をとっている。
「見捨てる訳にはいかない、よな」
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